バイオレットのお絵かき☆ダイアリー

折々に描いた俳画や水彩画を展示して、勉強の励みになれば…
そんな想いで、また新たな出発です。

「風景スケッチ講座」終了

2006-06-28 13:05:42 | Weblog
以前お話したことがあるNHKの「風景スケッチ」の講座が今週で終わりました。
4月から始まったこの講座、3ヶ月間で一応終了です。
皆さんに「良いから是非ご覧下さい」って紹介しましたけど、見て頂けましたか?
ご覧頂いた方、ご感想は如何でしょうか?
私、毎回欠かさず録画して、楽しみに見ておりました。
なかなか良かったですね。生徒のお二人が楽しそうに描かれているのを見ていると、
あれならなんだか私にも描けそう!って思えてきて、
すごく親しみやすく番組が構成されていたように思いました。

生徒役のお二人、斎藤 洋介さんと愛華 みれさんはかなりお上手で、
たぶん日頃から描いておられるのでしょう。
それに何と言っても、講師の野村先生の絵がステキ!
あの淡い色使いがたまりませんわ。
ああいうふうにあっさりと色付けして、訪れた場所のスケッチが残せたら、
本当にいい思い出になりますよね。

私の経験から言っても、その場でその景色をじっと眺めてスケッチすると、
その風景が鮮明に頭の中にいつまでも残っているものです。
写真を撮ってきて、後から描くのでは、どうもそういう思い出にはなりえません。
やはりその場で、そこの空気を感じながら描くのが第一です。

おっと、話が別の方に向いて行きそう!
今日はスケッチ講座の最終回のお話なんです。

最後はそれぞれ自分なりの絵を描いてみようということで、
斎藤さんは2メートルほどもあるパノラマの絵を、
愛華さんはハガキに描いておられましたが、
最後に、愛華さんが自分の描いた絵ハガキに一句添えられていたのが印象的でした。

斎藤さんには、『時かさね 思い出重ねて 趣味悠々』
野村先生には、『やさしさと 笑顔と一緒に 風景画』
という言葉が書かれていて、斎藤さんはメガネを外して涙を拭い、
先生もちょっとウルウル状態で、なかなか感動的な最後となりました。
これも愛華さんの温かい人柄の表れでしょうね。
絵が取り持った人と人との心の触れ合いが感じられて、
なんだか私までもらい泣きしそうになってしまいましたわ。
絵を描く人は、これくらい情感と感受性が豊かでないとダメなのかも・・・。

風景スケッチする時の基本的な考え方みたいなものを色々と指導してもらったので、
それらを今後に生かして、たまにはスケッチに出かけたいと思います。
それからNHKさん、また機会があったら、こんな番組作ってくださいね。
楽しみに待ってますよ!
コメント (4)
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