徒然なか話

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あなたはどっち? ~ 世界文化遺産への推薦 ~

2013-08-28 17:55:49 | 時事
 今年、ユネスコに登録を推薦する「世界文化遺産」の候補が、文化庁が推す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」と内閣官房が選定した「明治日本の産業革命遺産」の二つとなった。原則として同時に2件は申請できないそうなので、今後、どちらかを選ぶことになるという。
 「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」には天草市河浦町の崎津集落が含まれ、もう一方の「明治日本の産業革命遺産」には荒尾市の旧三池炭鉱万田坑や宇城市の三角西港が含まれるなど、いずれの候補にも熊本県は関係している。
 どちらかが先でなければならない絶対的な理由などないと思うが、おそらく観光振興などの面で関係自治体や関係団体の声の大きい者勝ちになりそうな気もするので、僕は一つの考え方として、歴史の古い方を優先させていいのではないかと思う。つまり「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の方が「明治日本の産業革命遺産」よりも300年ほど歴史が古いので、それを優先させたらどうだろうか。いずれにせよ複数の候補が競合することは今後もありうるわけで、今のうちに客観的な基準を作っておいた方がよさそうだ。

▼「明治日本の産業革命遺産」に含まれる旧三池炭鉱万田坑


▼「明治日本の産業革命遺産」に含まれる三角西港


▼「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」に含まれる崎津集落


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