徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

松本隆の詩世界

2024-09-14 19:44:01 | 音楽芸能
 ポップスやロックのヒットメーカーとして知られる作詞家の松本隆さんが、なんと日本舞踊のための長唄を作詞されるという。小野小町を題材とした「儚小町(はかなこまち)」という曲だそうだ。今秋行われる日本舞踊若柳流の若柳佑輝子さんの公演で披露される。作曲は横笛奏者の藤舎貴生(とうしゃきしょう)さん。
 松本隆さんといえば、1970年頃から、細野晴臣さん、大瀧詠一さん、鈴木茂さんたちとロックグループ「はっぴいえんど」として活動され、中でも「風をあつめて」は当時よく聞いたものだが日本のロック史に残る名曲だと思う。


 その後、ポップスの作詞家として数多の曲に詩を提供しておられるが、その代表的な曲として
  • 太田裕美さんが歌った「木綿のハンカチーフ」
  • 松田聖子さんが歌った「赤いスイートピー」
の2曲を聴いてみた。



 さて、既に出来上がっているという長唄「儚小町」はいったいどんな詩世界になっているのだろうか。松本さんは長唄独特の言い回しにはこだわっていないそうだ。ぜひ一度聴いてみたいものだ。
 参考までに従来の長唄の歌詞の例として「長唄 鏡獅子」を添付してみた。