今日は玉名市の「梅林天満宮例大祭」が行われました。四百年の歴史を持つといわれる「鏑流馬」(熊本県指定重要無形民俗文化財)や、太宰府天満宮の巫女舞や地元の神楽保存会による神楽などが奉納されました。
今年は妹夫婦の住む地区が節頭区と呼ばれる祭の世話役のため準備が大変だったようです。また、甥は鏑流馬の「仲間(ちゅうげん)」役として他の関係者とともにしきたりの「精進小屋」に入ったり、祭本番では四百㍍の馬場を何往復も駆けなければならなかったりと大変だったようです。
五穀豊穣、万民息災を祈念する天長地久の儀
射手が狙う的の向こうには新幹線が走る
太宰府天満宮の巫女舞
今年は妹夫婦の住む地区が節頭区と呼ばれる祭の世話役のため準備が大変だったようです。また、甥は鏑流馬の「仲間(ちゅうげん)」役として他の関係者とともにしきたりの「精進小屋」に入ったり、祭本番では四百㍍の馬場を何往復も駆けなければならなかったりと大変だったようです。
五穀豊穣、万民息災を祈念する天長地久の儀
射手が狙う的の向こうには新幹線が走る
太宰府天満宮の巫女舞
今年は西向きに舞台が設えられ、背景に木葉山に連なる山々が
以前にも確か拝見した気がします。
四百年の歴史に文化を感じます。
あのう~、天満宮のHPを今見ているのですが流鏑馬についてのところに、約900年を経ている行事とありましたよ(汗)
妹さんご夫婦の地区が世話役で、甥っ子さんが仲間役だったとは、その準備には1年掛りくらいあったのではと想像します。
このような祭りこそ価値を感じますね(当方の祭りなんて比較になりませんが。)
「鏑流馬」もかなりの練習を重ねるのでしょうね。
天満宮は姫路から神戸までに三つくらい知ってますが、全国に一万二千もあるのだとか。
梅林天満宮が太宰府天満宮の第一分霊社だということを今知りました。
菅原道真公の左遷のこと、最近の歴史番組でくわしく知り、感心していたところでした。
有難うございました。
梅林天満宮は千年を超える歴史を有していますが、祭事としての流鏑馬は江戸時代前期には行われていたという記録しかないそうです。鏑流馬は武家の有職故実を倣って始めたものでしょうから中世以降であることは間違いないと思います。
地域の少子高齢化で祭の存続は大変厳しい状況にあります。これは他の地域の祭も同じ問題を抱えていると思います。
何か手立てを考えないと日本人の魂の祭が次々に絶滅していくでしょうね。