徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

老舗料亭の廃業

2017-02-07 13:30:26 | 熊本
 今朝の熊日紙に、2016年の県内企業の休廃業・解散件数が、集計を始めた2000年以降最多だったという記事が載っていた。後継者難や業績不振に加え、熊本地震の影響で事業の展望が描けなくなり、事業継続を断念する企業が多かったのではと分析している。
 僕にとって象徴的な出来事は、やはり料亭菊本さんの廃業だ。わが家の法事で使わせていただいていたこともあり、熊本地震なかりせばと残念でならない。同じく新町の新茶屋さんも廃業され、花街文化を支えていた老舗料亭が次々と姿を消して行く。
 「おてもやん」「田原坂」「ハイヤ節」「よへほ節」「ポンポコニャ」「キンキラキン」等々、熊本の俚謡・民謡はいずれも花街文化によって生れ、育てられてきた。芸どころ熊本を支えてきた料亭たちにあらためて感謝!

◆料亭菊本の華やかな歴史の1ページ


2015年12月23日 「花童あやの卒業公演」祝宴(舞踊団花童)


2009年11月9日 囃子方中村流家元・中村寿誠「伝統芸術邦楽囃子鑑賞会」祝宴(上七軒の芸舞妓)※くまもと経済誌より

2010年3月28日 「坪井川大園遊会・老舗料亭体験」(福島竹峰社中・中村花誠社中)


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