徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

D-Day

2024-06-06 22:22:53 | 歴史
 今日は日本では令和6年6月6日と「6」が並ぶので、メディアでもいろんな意味付けが話題になっていたようだ。
 一度だけ熊本城城彩苑でお会いしたことのあるフランス人のゲール・フォン(Gaël Fons)さんがご自身のフェイスブックに、ヴェルレーヌの有名な詩の冒頭
 "Les sanglots longs des violons de l’automne
  Blessent mon coeur d’une langueur monotone"
 【和訳】
  秋の日の ヴィオロンのためいきの 身にしみて ひたぶるに うら悲し

とともに、1962年の映画「史上最大の作戦」(The Longest Day)の1場面の動画が貼り付けてあった。
 それを見て思い出した。そうか80年前の今日、「D-Day」つまり「ノルマンディー上陸作戦」が開始された日であったことを。
 動画にはドイツ人俳優のペーター・ファン・アイクがドイツ軍将校の制服を着て登場するので、ドイツ側から見た一場面なのだろう。高校時代に一度きり見た映画なのでディテールは憶えていない。
 そういえば、前述のヴェルレーヌの詩は作戦開始をフランスのレジスタンスに知らせる暗号だったことを思い出した。そのことをゲール・フォンさんのフェイスブックにコメントしたら、次のようなリプライが返ってきた。
「はい、この記念日は私たちにとって非常に重要です。今日はフランスのテレビを見ることをお勧めします。 D-Dayにはたくさんの放送が行われます。」
 そうか、今日はフランスにとってとても重要な日だったのだ。