熊本城宇土櫓の解体・復旧工事がいよいよ来月から始まります。宇土櫓というと通常は五階櫓の部分を指してそう呼んでいますが、熊本地震で倒壊した二階の隅櫓と平櫓からなる続櫓を合わせた総称が宇土櫓です。隅櫓と平櫓は既に解体保存されていますが、熊本地震前の平櫓をご覧になった方は、五階櫓に向かってやや下がって行く構造だったことを憶えておられるでしょうか。
これは何か損壊があったというわけではなく、櫓を支える石垣そのものに傾斜があるためその上に建てられた平櫓も傾斜がついたというわけです。
下の熊本地震前の2枚の写真を見ますと傾斜の度合いがよくわかると思います。まだだいぶ先になりますが、復旧された時はこの傾斜も再現されると思います。

これは何か損壊があったというわけではなく、櫓を支える石垣そのものに傾斜があるためその上に建てられた平櫓も傾斜がついたというわけです。
下の熊本地震前の2枚の写真を見ますと傾斜の度合いがよくわかると思います。まだだいぶ先になりますが、復旧された時はこの傾斜も再現されると思います。

