御旅所御能奉納・御能組 2022-09-17 17:53:52 | 伝統芸能 もし台風14号なかりせば明日の御旅所奉納能で演じられるはずだった御能組(プログラム)は下表のとおり。10月に延期されることになったが、役者さんたちのスケジュールもあってこのままの演目になるとは限らない。 この中で未見は「六浦」のみだが、いずれも見ごたえ十分の演目ばかり。特に「枕慈童」は個人的にも思い出の曲。2014年の熊本城薪能でも演じられたが、今回同様台風の襲来で二の丸広場の特設舞台から手狭な本丸御殿大広間へと急遽会場変更となった。この時シテを務めたのは喜多流の女性能楽師・大島衣恵さん。女性がシテを務める能を見たのはこの時が初めてだった。 不老不死の霊水で700年を生き続けねばならなかった童子の話。