徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

熊本城 二様の石垣に新説!?

2019-08-24 18:01:42 | 歴史
 熊本城の竹の丸から本丸へ登る途中の撮影スポットである「二様の石垣」の築造年代に新説が提示された。(23日付熊日新聞より)提示したのは熊本市・熊本城調査研究センターの鶴嶋俊彦さん。ブラタモリの熊本城編で大仰にコケてみせたあのご仁である。鶴嶋さんによると、これまでいわれてきた、傾斜が緩やかな手前の石垣が加藤時代、奥の急傾斜が細川時代という説には疑問があるという。鶴嶋さんの調査研究によれば石垣の特徴や史料の分析から、どちらも加藤時代に築造されたのではないかという。伝説はしばしば史実になることがあるという肥後考古学会の富田紘一先生のお話を聞いたこともあり、これまで散々聞かされてきた「二様の石垣」の話もひょっとしたら伝説に過ぎなかったのかも。これからの議論が興味深い。


二様の石垣

2012年春、二様の石垣の上、本丸御殿中庭で行われた「桜の宴」で「羽根の禿」を踊るあかね(現はつ喜月乃)とゆりあ

雨の夜、玄宅寺で舞踊を見ながら…

2019-08-24 11:38:15 | 音楽芸能
 半年ほど足が遠のいていた玄宅寺での花童舞踊会を観に行った。先日の出水神社薪能の時、玄宅寺の奥様からお誘いを受けていたこともあったし、中村花誠先生にCD作成のお礼をきちんと言わなければということもあった。雨の金曜日の夕方で車が混んでいて、着いた時にはもう始まっていた。この舞踊会が始まって7年目になるが、久しぶりに行ってみると、かつて前席を占めていた初期のサポーター連が姿を消し、観客の層が随分変わったことに気付いた。花童のメンバーもだいぶ入れ替わったし、こうして時代は変わって行くのだろう。まわるまわるよ時代はまわる…