徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

それはさておき…

2019-08-20 22:01:12 | 友人・知人
 昨日、同級生のF君が帰省しているので一緒にメシでも食わないか、と同じく同級生のH君から電話があったので、今日の昼、上通の入口に三人で落ち合い、市内でも割と人気の某店へ出かけた。F君と会うのはたしか5年ぶりくらいだ。会えばいつも高校や大学時代の水球にまつわる昔話に花が咲く。F君は大学を卒業後、ちょうど国体を控えていた和歌山県に招かれ教員となった。水球指導のかたわら、ガラが悪い生徒を抑える先生として勇名を馳せていたらしく、最終的には名物校長として教職を務め上げた。教職を引いた後も、わけあって親から離れて暮らさざるを得ない子供たちの養護学校の指導にも関わったらしい。そんな仕事で痛感したのは、今は親になる資格のない若者から生まれた不幸な子供があまりにも多いという現実だったそうだ。生徒たちにはとにかく幼い頃から自立を促す教育をしていたという。含蓄のある話ばかりでとても有意義なひと時を過ごした。
 それはさておき、店先に大きな看板が出ていた「シーフードパスタ」を注文したが、「これのどこが美味いんだろう?」と首をかしげるような代物。外食でパスタなどもう何年もないが、今はこの程度でも人気店になれるのだろうか。昔、城見町にあったイタリア料理店の美味さを懐かしく思い出した。