徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

長崎ぶらぶら節

2015-05-26 19:29:23 | 音楽芸能
 「長崎ぶらぶら節」は昔から知ってはいたが、大好きな民謡の一つになったのは、吉永小百合さん主演の映画を見てからだ。映画に描かれていたように長崎丸山の芸者愛八と郷土史家の古賀十二郎によって発掘された古謡だが、元歌は江戸時代中期に江戸の遊里で流行った「やだ中(ちゅう)節」といい、もともと秋の実りを寿ぐ「豊年唄」だったそうである。この「やだちゅう節」が長崎にも伝わり、様々な歌詞をつけて歌われるようになった。その数50近くにもなるという。
※絵は竹久夢二「長崎十二景」


■愛八の唄う長崎ぶらぶら節(試聴)



栗田弘一氏撮影