徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

「松」 ~ 唄・三味線 本條秀美 ~

2011-04-23 21:41:47 | 音楽芸能
 少女舞踊団「ザ・わらべ」の舞台を見たのがきっかけで、和楽に親しむようになり、最近は踊りとともに唄やお囃子などにも興味が湧いてきた。特に唄の歌詞は現在日常ではあまり使われない言葉が多いのでなかなか聴き取れず、よけい知りたいと思う。またうたい手の皆さんはビックリするほど上手な方(先生方だから当たり前か)ばかりなのだが、中でも僕が個人的に声の音色が好きなのが、本條流の本條秀美先生だ。本條流というのは本條秀太郎氏(備考)を祖とする民謡や三味線音楽の流派で、本條秀美先生は植木町味取の教室で指導をしておられる。この「松」という曲は本條流の流儀曲、つまり流派の手法や様式をモデル化したものだそうだ。ところで、本條秀美先生の唄声を聴いて、どこかで聴いたようなと思われる諸兄もおられるのでは。





 ※歌詞は本條秀美先生のご提供によるもの。
≪備 考≫
■本條秀太郎
1971年、藤本流より独立し「本條流」を創流。日本の民謡・端唄・俚奏楽三味線の演奏者で、かつ三味線音楽の作曲家。テレビ・ラジオ・舞台での演奏に加え、本條流家元として全国各地の門弟への教授活動を行なう。その他、映画音楽、舞台音楽、NHK大河ドラマなどでの邦楽指導、邦楽監修など幅広く手がける。

本條秀太郎氏が邦楽指導したNHK大河ドラマ「篤姫」


※本條秀美先生の唄声を聴いた後、この唄を聴いてみる?
  https://youtu.be/J2JdG2B1Qhk