徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

さまざまなこと思い出す桜かな

2011-04-06 18:07:55 | 熊本
 週2回は必ず八景水谷公園のそばを通る。今日は水面に舞い落ちる桜の花吹雪の美しさに誘われて車を停めた。ちょうどお昼どき、平日というのに多くの家族連れが弁当を開いて花見を楽しんでいた。この公園に面した道路脇、坪井川にかかる橋のたもとに清水心(ここ)ちゃんの遺体発見現場がある。花見を楽しむ人たちは、すぐ傍で起きたそんな事件のことなどもうすっかり忘れてしまったかのようだ。いや、きっと忘れてはいないのだろう。忘れてはいないが、みんな自分の人生をしっかり生きていくしかないのだ。今日も沢山のお花や果物、お菓子といったお供え物が供えられていた。

   さまざまなこと思い出す桜かな(松尾芭蕉)