徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

日本の美の極致

2009-11-23 18:12:31 | その他
 今日は久しぶりの快晴。毎年、紅葉の撮影ポイントにしている熊本城内の、細川刑部邸前の大銀杏を撮影しに出かけた。例年のピーク時期よりも、まだ5~7日早いのだが、こんな撮影チャンスの好天はもう来ないかもしれないと思ったからだ。やっぱりまだ葉っぱには青みが残っているし、邸内のもみじも赤くなり切っていないのは残念だった。それでも休日とあって、カメラをかまえた人が多く訪れていた。城内の一角ではモデルの撮影も行なわれていたが、刑部邸前に和服の女性が現れた時は、周りの風景との鮮やかなコントラストに日本の美の極致を感じた。


一枚の写真

2009-11-23 11:27:52 | その他
 今朝の熊日朝刊に掲載された小さな一枚の写真。恩師の顔が並んでいる。現在、熊本県美術協会会長を務めておられる坂田燦先生が熊日に連載されている自叙伝の中に掲載された写真だ。内容から見て、昭和38年頃の写真だと思われるので、僕が熊大附中を卒業して2年後くらいだ。従って、当の坂田先生とは面識がない。しかし、後のお三方はいずれも親しくご好誼を賜った。いや、今も賜っている。後藤先生は中学3年間、担任をしていただいた先生で、僕はその後の人生に極めて大きな影響を受けた。多久先生は理科を教えていただいたが、僕よりもむしろ、教員をやっていた親父の野球仲間であり、僕の家にも何度も飲みに来られた。そして、規工川先生は僕の卒業と入れ替わりに赴任されたので、中学時代はご指導いただいたことはないが、今まさにご指導をいただいている先生だ。担任の後藤先生は数年前、鬼籍に入られたが、海軍上がりだった先生と並んで泳いだ夏の日の想い出が、今でも鮮明に甦る。