徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

いったい何回目? 「ローマの休日」

2009-11-19 22:39:03 | 映画
 昨夜はまたまた「ローマの休日」を楽しんだ。いったいもう何回目だろう。でも何回見ても、やっぱり面白い。僕は、良い映画かどうかの判断基準を、「何回でも見たくなるかどうか」にしているので、この「ローマの休日」は、まさにそれに当てはまる。2003年問題の時、「シェーン」等とともに著作権が無くなったとされるが、こんな名画が500円なんかで売られているのを見ると、なんか悲しい。オードリー・ヘプバーンについてはもう、語り尽くした感があるが、相手役のグレゴリー・ペックを見る度に、今はこんな役ができる男優がいなくなったなぁと、つくづく思う。ウィリアム・ワイラー監督は、この映画のほかに「噂の二人」と「おしゃれ泥棒」と、都合三度、オードリー・ヘプバーンを起用しているが、「噂の二人」では、シャーリー・マクレーンとぶつけて、ガラッと趣向を変えたシリアスな話に挑んでいる。あの作品も忘れられない一本だ。やっぱりハリウッド映画は50年代がピークだったんだなということを再確認した。