のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

祈か祟りか

2020年02月28日 | 日記・エッセイ・コラム

 来月23日に予定されていた短歌の講演会が中止になりました。

 闇ではなく正規の営業で吉本の芸人さんが来ることになっていたので、短歌と漫才、どんな取り合わせ?と楽しみだったんですが。

 4月半ばに予定されていた山岳会の総会も無期延期になりました。

 人が集まる所に行くのは好きではないので取り立てて影響はないけれど、この2-3日でイベントごとの殿中止や延期が相次ぎだしました。

 最初に中止を決めたのは昨年末の「桜を見る会」だと思うのですが、こういうことするから祟るんでしょうな。人が集まることもできなくなってきた。

 左巻きの人たちって「集会」が好きなので、自らの首を絞めているようにも思えますが、自分たちが集まるような会合は平気で行って感染者を増やす。そんな図式が見えてならない。

 廃道になった道の藪を刈り進んでいくと野仏を発見。

 通常、こんなところに野仏がある場合、なんか事故でもあったのだろうか?と勘繰るのですが、そういう現場にお供えされるのは地蔵さま。

 これは観音様なので、何を祈願したのか?

 文字は読めなかったのですが、多分、馬頭観音だと思います。この界隈では養蚕の守り神でもあるので、、そういう目線で藪をよく見ると桑畑だった痕跡が。はあ、なるほどね。

 近くの家に由来を聞きに行くと、この家の主のおじいさんが明治以降にお祭りされたようで、やはり養蚕の神様でした。

 「昨日の夕方のことなんだけど、不思議なことがあったんだ。」

 と、主が言うには、この家で飼っているデブ猫がいなりずし咥えて帰ってきたとか。「猫が狐に化かされた。なんてこたぁ、ねえよなぁ。」

 スナックで女狐に化かされて千円札大量にとられた同級生はいるけど、狐に化かされた猫など聞いたことはない。

 科学的に判断すると、その家から30mほど離れたお稲荷様の祠に、昨日私が半額セール69円(消費税別)のお稲荷様をお供えしたので、それをお宅の猫が持ち帰ったと考えるのが科捜研の女的視点。

 早速、稲荷様の祠に行ってみると、いなりずしが無くなっていました。

 ニーハオではコロナウィルスが犬猫にも感染するとかで、殺処分が相次いでいるようです。

 もはやパニックの域に達していると思うのですが、そんなことするとまた別のウィルスが出てくるぞ。

 夕方、スタンドにガソリン入れに行ったら、たまったポイントでボックスティッシュをもらいました。下界ではトイレットペーパーが不足するなんて噂が広まり争奪戦が始まったみたいですが、世相と離れた辺境の地はのんびりしています。

 花粉症シーズン到来でティッシュの需要も増えると思うけれど、この騒動でパルプ用チップに使う材木の値段が上がるだろうか?期待だけで終わりそうな気もする。

コメント (2)
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