のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

土産とは?

2020年02月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 名古屋マラソンも中止になり参加費用は帰ってこないみたいですが、マラソンにエントリーしていたおばちゃんたちは宿泊先もバスも予約してあったので、とりあえず名古屋にはいくみたいです。

 世界の山ちゃんで焼き鳥か?エビふりゃーか?やっぱ味噌カツだでよ。

 なんか、スマホのアプリとやらを入れ当日42.195km走ると感想の記念品がもらえるみたいで、当日はせっかく名古屋に行ったのだからマラソンコースを走ってくるのだそうです。

 山の中に謎の洞穴発見。

 クマの穴か?古代人住居か?

 中を覗いたらしっかり石を組んで隙間を粘土で埋めて、こういう細やかな芸当は日本人ならでは。熊にはできない。

 炭焼きの窯の跡ですね。

 多分、戦前の炭焼きの後だと思いますが、こうした現場で作る炭は「白炭」と呼ばれる硬い炭で、一酸化炭素が出ない炭を焼くときの窯です。

 千葉県に冬の出稼ぎに行ってた農家のおやじさんが帰国しました、土産もって。

 現場で余ったから愛車のいすゞエルフの荷台に積み込んで持ってきたらしいのですが、こんなもんもらってきてどうすんの?「これから考える。何かアイデアある?」

 3時のお茶をいただきながら考えた。ボケ~っと眺めているとなかなか味わいのあるコンクリートの塊。否、むしろ用途としては落花生やアジの干物の方が喜ばれたんじゃなかろうか?と思えるが、当人ももらって帰ってきてから「なんでこんなもんもらってきたんだろう?」と首をかしげている。

 奥さんが怒るのも理解はできるが、これはこれで眺めていると実に興味深い。邪魔だけど。

 奥行きが150cm程度なので、カプセルホテルにするにはちょっと短い。クマやタヌキなら泊れるか?

 頑丈そうだからお稲荷様でも祀ってみたら?

 ホント。こんなもんもらってきてどうするんだろう?

 妙にむなしい。

コメント (6)
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