のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

ナナカマド

2013年08月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 残暑厳しい中、夏ばて?

 キリギリスになったわけではないのですが、キュウリを8本食べただけで1日生き延びています。

 前夜、ビニール袋にキュウリを入れて塩をまぶし、冷蔵庫に放り込んでおいたものを3本、夕方は半分に裂いたキュウリにミソを塗って夕食。

 日ごろ晩酌はしないのですが、キュウリとビールはあまり相性がよくないのか?私的にはキュウリでビールはやりません。そんなわけで冷たい緑茶の番茶を飲みながらキュウリポリポリかじりながら満腹になったような気になりました。

 この暑さで気が変になったのか?赤く紅葉し始めたナナカマドを見かけました。どのうち正気に戻ると思いますが、雨が少なく猛暑になると樹木は自らの身を守るために葉を落として仮眠状態になることがありますが、そこまで乾燥しているわけではありません。

 細きナナカマド

なぜ揺れながらたっているの ひょろひょろしたナナカマドよ
頭をたれて 柵に触れそうになるまで

道を隔てたこちらでは 広い川の向こう岸に 
同じように一人ぼっちで 高い樫の木がそびえている

どうすればナナカマドは 樫の木のもとに行けるのかしら
それができるなら 私は揺れたり曲がったりしなくてもすむのに

細い枝で 私が彼にぴったりと寄り添えることができたなら
夏も冬も いつでも彼とささやきあうことができたなら

でもナナカマドにはできない 樫の木の元へ越えて行くことが
きっとみなしごの彼女は いつまでも一人ぼっちで揺れているだろう

Тонкая рябина

Что стоишь, качаясь, Тонкая рябина,
Головой склоняясь До самого тына?

А через дорогу За рекой широкой
Так же одиноко Дуб стоит высокий.

"Как бы мне, рябине, К дубу перебраться,
Я б тогда не стала Гнуться и качаться.

Тонкими ветвями Я б к нему прижалась
И с его листами День и ночь шепталась".

Но нельзя рябине К дубу перебраться,
Знать судьба такая - Век одной качаться

コメント
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