のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

写真主体で

2013年08月10日 | 日記・エッセイ・コラム

130810a  アサギマダラ。

 今回はうまく撮れました。

 アサギマダラは台湾方面から飛んでくる奇特なチョウチョで、キク科の植物が大好きなので今回もヨツバヒヨドリソウ等に注目していたら姿を見せました。

 道端から手が届くヒヨドリソウにタイミングよく停まったので、ここぞとばかりにシャッターを押し捲りました。

 
130810b  近年、日に日に目がいかれてきたので、デジタルカメラのオートフォーカスはありがたいのですが、なかなか思ったところにピントが合ってくれません。

 マニュアル撮影になれていたので、頭の中では絞りやシャッター速度などの数値もイメージしているのですが、カメラ任せになってしまうのが安いデジタルカメラの宿命です。

 それでも、そこそこよく写せたので今日のところは満足しています。

130810c  ついでに写したアキアカネ。

 先月末はもっと標高が高い場所にいましたが、お盆が終わる頃になるとだんだん高度を下げてきて、稲刈りの頃になると赤い色を増して外科医に群れを成して出現します。その名もアカトンボ。

 赤とんぼといえば、谷内六郎さんの絵と赤とんぼのメロディーで「週刊新潮は今日発売されます」のコマーシャルを思い出しますが、この時期の高所のアキアカネはまだそれほどのノスタルジーをまとっていません。

130810f  もうそろそろ花の季節も終わろうとしているラベンダー畑。

 紫が貴重な日本の借景にそぐわないやや躍動的な紫ですが、地中海方面に行くと妙に絵になる色です。

 ローマ人はラベンダーの花を入浴剤に使ったといわれていますが、ラベンダーの入浴剤を刈ってきてバスタブに入れて入浴したら「どう考えてもトイレの臭いだよな」芳香剤のイメージが強すぎる。

 畑一面にトイレの芳香剤の香りが漂っていました。

130810g  白い花のヤマハハコグサです。

 オギョウなんて別名もあるようですが、その昔は草もちの原料に使ったそうです。ところが、そこは日本人の奥ゆかしさ。母と子を臼でつぶすのはいかがなものか?とヨモギにかわったそうです。

 往年の大スターの田中絹代さん主演で佐久間良子が出ていた「母子草」という映画がありました。まだモノクロフィルムの映画でした。学生時代に300円の名画座で見てえらく感動した映画でした。

コメント
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