アサギマダラの撮影にかろうじて成功。ナメクジやカタツムリと違って飛び回るし動きは早いし、カメラは望遠使用ではないしで、でもそれなりに健闘した自分を褒めてやしたい。
アサギマダラは南のほうから飛んでくる長著ですが、追跡調査をしたら台湾や香港あたりから飛んでくる個体もいるようです。ビザなしで。
昨日昆虫ウォッチングに来た親子に、アサギマダラはキク科の植物が好きで、その蜜を狙って飛んでくると教わりました。親子の言うとおり、キク科の植物のヒヨドリソウの間を飛び回っていました。
名前に「ラン」が付きますがアカバナ科の属する植物です。
山火事の後なんかに咲くのでおよそその名前とは程遠い奇妙な生命力をもった植物です。
今回見に行ったのはスキー場のゲレンデで、おなじアカバナ科のツキミソウ同様、造成地や土砂崩れのあとなどの荒地に真っ先に咲くタイプの花です。他の植物が育ってくると負けて姿を消してしまうみたいですが、昨年は見に行った時期が遅かったので花が終わった後でした。
ツキミソウ同様女性的でしとやかで色っぽい花ですが、実はしぶとくずうずうしい。やっぱいろいろな意味で女性的な花なんでしょうね。