のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

死兆星

2013年08月09日 | 日記・エッセイ・コラム

 今月23日の花火大会の警備の打ち合わせがありました。主催者、役場、消防署、警察、消防団、交通指導員。それぞれの持ち場の確認や現場の状態把握の視察。暑さでまいりました。

 花火大会も今年で45年になりますが、私の父達が「長岡の花火みたいなことをやろう」と寄付金集めをして始めたもので、あの時代は花火のお祭りに合わせて歌手を呼んで野外コンサートのようなこともやっていました。

 当事は旧暦のお盆に合わせてやっていたので9月の初旬でしたが、台風にぶつかることもありました。そのため、7月の後半にしたこともありましたが、町村合併に伴い中止になった時期もありました。

 今は安物の中国花火を3000発も打ち上げる、質より量の花火大会です。

 警備箇所の確認で移動する際、役場のクルマに同乗しました。道中、今見えているペルセウス流星群の話題になりました。今年は例年になくよく流星群が見える年になるとかで、12日の晩がピークみたいです。

 このところ雨雲もないので、よく目を凝らしていると流れ星が頻繁に見えます。

 12月のふたご座流星群よりは観察するのに気温は良いのですが、藪蚊が出るので蚊取り線香をたきながら、ボケーっと肉眼で夜空を見上げています。

 あんな花火より流星群のほうが面白いよな。なんて不謹慎な話をしていましたが、最近目が悪くなってきたので星もにじんで見えます。

 昔は北斗七星の横に見える小さな星も見えたのに、今では見えません。北斗の拳によると、死をつかさどる「死兆星」ということになっていますが、あの世に近くなったのに見えなくなってしまいました。

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