のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

送り火

2013年08月16日 | 日記・エッセイ・コラム

 免許の書き換えのために前橋の交通センターに行ってきました。 

 日本一ではないものの、夏になると常に「本日の最高気温」の上位に位置しているなかなか味のある街ですが、「暑くて住めるような街ではない。」山の奥から出てきた本音です。

 調べたいことがあったので図書館に行って、「もいちょっと冷房きかせてもいいんじゃないの?」と閉塞的な蒸し暑さにぐったりしてしまいました。たぶん、私の住む地域の外気温のほうがこの室内より涼しいに違いない。

 お江戸に住んでいたころ、真夏に高崎まで来たことがありましたが、東京とは違う意味での暑さを感じました。たぶん太陽光の強さによる暑さだと思いますが、東京で感じた暑さはエアコンの肺こする熱や、地下鉄の換気の暑さや、人工的な暑さが原因だと思います。

 お盆の送り火の火なので、夕方戻ってきてから送り火の用意をしていたら、突風が吹いてきました。それはもう涼しい心地良い風でしたが、とても焚き火ができるような風ではありません。火事の元です。

 涼しい突風と共にカミナリが鳴り出し、大粒の雨が降ってきました。「停電になるかな?」と心配しながら雨がおさまるまで家の中で待つことにしましたが、熟睡してしまい、夜中の11時過ぎに目が覚めて、とりあえず送り火をたきましたが、なんとなく怪しい放火犯のようで後ろめたい思いがしました。

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