ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

「Jimmy」原作本(ネタバレあり)2

2017-06-17 12:04:00 | メディア
当時のさんまさんは、飛ぶ鳥落とす勢いで
東京にもレギュラー番組を何本も抱える吉本興業の稼ぎ頭
本来なら、大阪に戻られるたびに
なんば花月に顔を出される必要もないのにも関わらず

「花月の匂い嗅がんと、大阪に帰った気がせえへん」と律儀に足を運ばれ
入り待ちのファン「一人一人に向かって、愛想よく声をかけ」
吉本の偉いさんに頼まれれば、喜んで舞台にも立たれたそうです

そのお偉いさんが、新喜劇での「放送事故」の件で
大西さんにクビを言い渡した時
さんまさんは「そもそも、あいつを出せ言うたん誰や?
あんたやろ?違うんか?そのこと棚にブチ上げて、ようクビとか言えるな

そこまで言うんなら、俺も吉本辞めたる
俺なりに責任とったるいうこっちゃ
それで文句あらへんやろ」と本気でおっしゃったらしく
「今にも揉み手でも始めそうな作り笑いを浮かべた」お偉いさんに
大西さんを新喜劇の新人役者として使うよう進言なさったんだとか…

「ほんまに大西の面倒みるんですか?」
「どこが気に入ったんですか?」と心配するショージさん達に
「昔からの楽屋思い出してみると
けったいな人がゴロゴロおったんや」と、さんまさん

例えば「いっつも古びた人形抱えて話かけてるおばはん芸人」やら
「真夏のマンホールの中で工事をしてる人に『暑いかー?』って声かけて
『暑いでー!』って返って来ると
『ほな、シャワーや』って小便をジャー!」やら
「芸人ちゅう世界があって良かった
芸人やからシャレで許された
そのまま世間に出したら、ほとんど病院行きや」というような…(汗)

「…あいつは、芸人の世界に置いとかなアカンねん
だけど、ただ置いとくだけやったら、あいつは芸人辞めてしまうやろ
だが、売れたら辞めへん。芸人の世界に留まることが出来る
だから、絶対売れな…なんとしても売らなアカン」
…と、お考えになったみたいで

後に、同じお偉いさんが、再び大西さんをクビにしようと
さんまさんに「あれは、ただのトラブルメーカーや
要するに社会不適合者や」と言った際に

「…それやったら、俺もそうですわ
以前、そう言われたこともありました
少なからず俺もそう見られる要素があるちゅうことです
確かにジミーもそうかも知れへん
けど、よう考えてみて下さい
吉本いうところは、昔からそんな人間ばかりでっせ

品行方正な立派な社会人いてますか?
俺もそうやけど、百歩譲って
ギリギリ社会生活が送れてる奇人変人ばかりでっせ
せやから、おもろいんとちゃいまっか
そうした人間がまともなフリして生きてるのが芸人の世界や思うてます」

…と、おっしゃったのは、ご自身も松之助師匠の内弟子時代に
「修行を放り出し、交際していた女性と東京に駆け落ちしたことがあった
しかし、師匠はそんな弟子を『若い時には色々ある』と見守ってくれた
そして、何もかもがうまく行かずに戻って来たさんまを無言で迎え
最初に二人で行ったラーメン屋に連れて行ってくれた

芸人の世界にいなかったら、自分はとっくにダメになっていただろう」
という思いがおありだったかららしいんだけど

甲斐さんがビルボード・ツアーのMCで
「言うなよ」と前置きなさって話されたという
「さんちゃんが東京に駆け落ちした時に『毎日、聴いてました』と言ってた」
その曲が【最後の夜汽車】だったんだと思うと

「Jimmy」というドラマの主題歌には
この曲しかないと選ばれたことも納得ですし
何より、今は「そんなこともあったなあ」と
笑って振り返ることがお出来になって良かったなあと…

その松之助師匠が、花月に出演された際に
「舞台ギリギリの袖に直立不動で立ち」
その姿を見つめるさんまさんを目にした大西さん

お茶子のおばちゃんが「ホンマえらいわあ
さんまちゃんかて、もうあんなことせんでええのに」と
さんまさんが弟子として、本番中の師匠の草履を預り
師匠の言い回しや間合いをなぞって口を動かす姿に
「まだまだ芸を盗もうとしとる」と感心し

また、幕が降りて、さんまさんが師匠に「勉強させて頂きました」と告げて
草履を並べ「外までお見送りさせて頂きます」と歩いて行かれるのを
(大西さんが)追いかけようとするのを止めて
「デリカシーのないやっちゃな
忙しい愛弟子と師匠、めったにない大事な大事な二人っきりの時間や
邪魔したらアカンねん」…と言っても、不満顔の大西さんに

「判らんか…お前と彼女がおる
二人っきりになりたい時、ショージが入って来たら?
お前の気分、ええか?そういうこっちゃ
誰でもイヤやろ、判ったか?」と噛んで含めるように諭し
「こういう説明せんとアカンのやな
ホンマに難儀なやっちゃで」と言いつつ
大西さんの扱い方(失礼!)に慣れて行かれたみたいです(苦笑)

ちなみに、お茶子のおばちゃんは、この原作の冒頭から登場し
さんまさんに「どや、東京の水は?」と訊ねると
「なかなか馴染めんなあ…関西弁バカにしよるしのう
意地でも関西弁で通そうと思うとるねん」とさんまさん

「おばちゃん、相変わらずおっぱいデカイなあ」と声をおかけになると
「『吸うか?』と上着を開いて胸を突き出す(笑)
芸人顔負けの切れのある返し」を受け
「楽しみは後にとっとくわ」と答えつつ
「東京では、こうは行かない」と思われた

…と、ツカミはOK!なナイスキャラ(笑)
ドラマのキャスト一覧を眺めて
濱田マリさんに演っていて欲しい♪と熱望しております(笑)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「Jimmy」原作本(ネタバレあり)1

2017-06-15 22:50:00 | メディア
「ドラマが観られないかも知れないから」(苦笑)と
「Jimmy」の原作本を買って来た奥さん
ボクがそれを手に取るのを見ていわく…
人のいるトコでは読まない方がいいよ(笑)

「吹き出すくらい面白いのか?」と訊ねると
「それもあるけど…必死で笑いをこらえていたら
次の一行で鼻の奥がツンとしたりするから
情緒不安定な人って不気味がられるかも知れない(笑)」という返事

…で、どれどれと読み始めて、あっという間に読了
「原作・明石家さんま」となっているけど
これは「ジミーちゃんのさんまさんへのラブレター」だなあと…

もっとも、奥さんは「そこ」ではなくて
さんまさんのプライベートが垣間見える描写や
さんまさんの「お笑い」の「プロ」としての考え方が
甲斐さんに重なって見えたことに食いついたみたいです(笑)

ともあれ、その「『ジミー大西』と呼ばれる男と
『ジミー大西』と名付けた男」の出会いからして強烈だし(笑)
「大西秀明」という人間の人生のターニングポイントに
いつも「若」が関わっていたことにも深い「縁」を感じますが

それは「ずっと若のそばにいたい」という
ジミーちゃんの一途な思いの成せる技でもあれば
さんまさんの「お笑い」に対する
貪欲なまでの愛着のためでもあるのかなあと…

そのお二人の「出会い」は?といえば…
特に「芸人」になりたい訳じゃなかったものの
高校の先生が手を尽くして就職を斡旋してくれた吉本興業
…「当時、親が子供に『言うこと聞かへんかったら吉本入れてまうぞ!』と
脅し文句に使うような怖い所」…で
「ある程度、覚悟を決めていた」大西さん

でも、なんば花月で中田ボタン師匠の「出番をトチって」しまい
ボタン師匠から「反省を態度で示せ!」と言われ
「一番大事なところですから」という理由で「下半身をむき出しにして」
「階段の手すりから垂らされた紐」に
自ら股間を「括りつけて直立していた(汗)」時

驚いた女性が悲鳴を上げたのを聞いて駆けつけたさんまさん
「24時間、舌が回転し続けているような男が、言葉を失った」そうです(笑)
事情を問い質し、ボタン師匠にも確認して
「お前にとって、チンチンが一番なんやな」と一応の理解は示されつつ(笑)

子供が『うんこチンチン』言うて笑ってるのと同じレベルやな
いきなり、チンチン見せてもビックリするだけやで
単なる変態やんか。大人は笑わん
第一、いきなりチンチン見せても振りがないしな」と

「呆れたように小さく息をつき、熱を込めた口調で続けた
『笑いは振りとオチ、緊張の緩和や』」
「き、金魚のカンチョウ!?」と聞き返す大西さんに
「『まだ、ド素人なんやな、こいつ』と呟くようにおっしゃって
大西の股間の紐を解き始めた」んだとか…

「笑いに興味なんてない
吉本に入ったのだって、他に仕事が見つからなかったからだ
でも、あの人の言うことは何となく判りたいと思った」ことから
「飼い主に駆け寄る犬のように」つきまといが始まり(笑)

舞台袖では「コーヒーから栄養ドリンクまで
10本近い飲み物の缶や瓶を両腕に抱え
『どど、どどうぞ』とどもりながら迫って来る」わ
そのドリンクが腕から滑り落ち、勢いよく転がるのを追いかけ
「気づけば舞台の真ん中に立って」いて
舞台監督に「『ドアホ!』と怒鳴られながら
舞台袖へと引っ張り戻される」わ(笑)

楽屋では、さんまさんが「なんや空か」とタバコの箱を捻り潰されるや
「すでに封の切られたタバコ」を満面の笑みで差し出し
…って、これは他の「強面の芸人」の物だったみたいで(笑)
「『人のタバコを俺にくれようとしてたんか』
呆れを通り越して、いっそ笑えた」り…(笑)

お茶子(楽屋の世話人)のおばちゃんに 「舐めてもいいくらいキレイにせい」と劇場ロビーの床掃除を命じられ
雑巾をかけながら「時折、思い出したように
床に顔を寄せ、べろっと舐める」大西さんをご覧になったさんまさんから

「…美味いんか?」と問われ
大西さんいわく…わりと大味です(笑)
ご本人は「実際に舐めてみる以外、どう確かめたらいいのか
よく分からなかった」かららしいんだけど…(苦笑)

「なんや、あいつ」とウザがられながらも
さんまさんが「根負けして笑い出すまで
にこにこと、どこまでもつきまとった」おかげで?

吉本の偉いさんが「えらい君に懐いとるんやろ?」と
大西さんを新喜劇に代役で起用する旨、さんまさんに打診して来て
「やめといた方がええです」と答えるさんまさんに
「この話を大西に伝える役割まで押し付けた」ために

「もともと芸人になりたい訳でもない男」が「予想外のやる気を見せて」
更に、村上ショージさんが「あの人、ほんま卑怯やで
リハーサルで爆笑とるやろ?
本番じゃ、それ変えて、もっと爆笑とるんや」と話されているのを聞き

リハーサルでウケて決まったセリフを
「本当に(このままで)ええんか?」と悩んだ挙げ句
よりによって「言っちゃいけない関西3ワード」に変えてしまい…(汗)
「すぐに舞台照明は消え、テレビも『しばらくお待ち下さい』という
文字を表示するだけになった」らしい(汗)

…が、さんまさんが大西さんに
「笑いをとりに行かなアカンと思うたんやろ」と訊かれことをきっかけに
大西さんは「小学校2年まで喋れへんかった」こと
そのせいでイジメにあったこと
マッチで火遊びしていて、火事を起こしたこと

野球の特待生として高校に入学したものの
ブロックサインが覚えられず、あっという間に選手をクビになったこと
「学校に爆弾をしかけた」というイタズラ電話をかけさせられ
電話に出た教師に「おう、大西、はよ学校来いよ」と言われて
「はい」と返事してしまったこと(笑)

…などなど、身の上話を打ち明けたところ
さんまさんは「手を叩いて、ヒーヒーと引き笑いを繰り返し」
「『最高やな、お前!めっちゃ笑えんで!』
笑い過ぎて、息も絶え絶えになった」後に
「突然、ふっと真顔になると
『お前、自分のこと…ミジメて思うてるやろ
アホ!お前にミジメって言葉な、死ぬほどに似合わへんで』

『笑ってみ。今までの自分、笑い飛ばしてみ
そしたらなあ、お前イジメて来た奴とか
からかって来た奴とか、全部、見返せんで!
ええか?笑えんことなんてな、この世にいくらでもあんねん!
けどな、それ全部おもろいなって笑ったら、笑ったもんの勝ちになるんや!
そういう風に出来てんねん!笑ってみい!』」とおっしゃったそうですが

「こんなおもろい話持ってる奴、おらんで
ほんまの話も嘘に聞こえるわ
芸人泣かせやのう」という言葉にも

若手芸人の「嫁が浮気しとったらしくて、息子も違う男の…なんやて
俺の子やなかったら、誰の子やっちゅうねん!」という話に
「ごめん、それ俺の子や」とツッコまれたことにも

「お笑い怪獣」と呼ばれる方の、そう呼ばれる由縁を感じ
ちょっと怖くなってしまいました(汗)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「Jimmy〜アホみたいなホンマの話」

2017-06-13 12:54:00 | メディア
ビルボード・ツアー中に、甲斐さんが気に入っていらしたという
「ミーシャが最後のヨギシャ(笑)」というフレーズも
リアル「アホみたいなホンマの話」の前では
ちょっと笑えない状況になってますねぇ…(汗)

小出恵介さんの「無期限活動休止」を受けて
日テレは新ドラマ「愛してたって、秘密はある」のキャストを変更し
NHKは「神様からひと言」の放送中止を発表

甲斐バンドの【HERO】が取り上げられた
「もういちど流行歌」が掲載されている朝日新聞「be」も
このNHKのドラマに関する小出さんへのインタビュー記事を取り消し(汗)

「読者のみなさまに おわびします」と
放送中止決定の時点で、すでに全国の販売所に発送済みだったために
「お手元に届いてしまう場合もあります」との断りがあったんだけど
逆に「レア物」として珍重されるんじゃないかと…(苦笑)

ちなみに、このインタビュー欄には
やはりNHKの「ひよっこ」に出演なさっている
竹内涼真さんのインタビュー記事が載っていました

NETFLIXは、まだ「協議中」とはいうものの
原作本の発売記念ジミー大西さんからの「手渡し会」も
第1〜2話試写会や全9話イッキ見イベントも中止になったみたいですし
この先、刑事事件にかかると判断されれば、さすがに配信は難しいかなあ?

でも、フツーの地上波の放送とは違い
「課金を支払っても観る」のか「イヤイヤ、観ない」のかは
視聴者の判断に委ねられているんだし
日本以外の189ヶ国の方々にとっては
作品の内容さえ良ければ、出演者のプライベートなんて
あまり関心がないような気も…?

それはさておき…第一報を受けたさんまさんのコメントは
「えらいこっちゃ!こんなことあるねんなあ…コワイなあ…」だったそうで
起きてしまったことは仕方がないといった
サバサバした感じを受けたんですが

「ヤンタン」での第一声が、ものすごく嗄れた声で
(これは喋り過ぎのせいかも?)
「さあ、まあまあ、私の方も大変で、スッタモンダしてますけど
ただ、ぜんぶ俺の責任やないかと…」と、おっしゃったことにビックリ!

「1週間に2回もこういうことに巻き込まれるって
まあー長い芸能生活で…」と、さんまさん

「『さんま御殿』の方も土曜日に判って、火曜日にオンエアで
橋爪さん、編集大変なの(苦笑)
どーしよ?全部カット…もちろんトーク全部カットで
ボカシ、モザイク入れなアカン…ギリギリなったんですよ

ハア、良かったなあ…言うてて
水曜日『さんまのまんまSP』の楽屋に帰ったら
スタッフが『事件です!』言うて、早刷り、小出の記事見て
『えーっ!?』っていう感じになって、もう、どうしようもないやんか

偶然『明石家紅白』の第2弾でNHKに行ったら
NHKも明後日からやるドラマ、打ち切りどうので、スッタモンダしてて…
行く先々でスッタモンダし過ぎ!(原因は)俺やわ(笑)

毎年、厄年やねんて思って生きてたら楽やねん(笑)
こんなことある?1週間で2つ放送できないものを手がけてる俺(笑)

(小出さんが)やったことは悪いことやし
やっちゃいけないことやから、どうしようもないんやけど
中尾(明慶さん)からも『どうなってる?』ってLINE来て

『お前もイライラしてるやろ?ごはんご馳走したるさかい
おっぱい触れる店、行こ』って…(笑)」と話されると
村上ショージさんいわく…ヤバイヤバイ!またそこで事件起きそう(笑)
我が家では「ここでも『おっぱいの約束』が交わされてる(笑)」と爆笑(笑)

さんまさんは「ハジケるようなトコ連れて行ってやりたいやんか(笑)
俺もちょっと、おっぱい触らな収まりつかんわ、このモヤモヤ感
自分でやったことやったら反省して、理由があるやんか
俺、なんにも悪いこと(してない)…

昨日も、どっかで飲み歩いてるとか(言われると)いうのもイヤやんか
外に出る気分じゃないし、家で(出前の)とんかつセット(笑)
二切れしか(とんかつが)ないんですよ(笑)

小出が『申し訳ない』て、おんおん泣きながら連絡してくれて
一応『大丈夫、大丈夫』とは言うたけど
本人の気持ち考えると、とても励ます言葉もなく…

『中尾とごはん食べに行くけど来るか?』『行けません、そんなの…』て…
『ほな、ジミーと3人で行って来るわ』と言うときました(笑)」
…って、もし、小出さんが来られたらビックリですよね(汗)

「こんなオープニングで申し訳ない
初めてのプロデュースで、思うように撮れて、出来もよく
おまけに、MISIAさんにトンでもない良い歌を…
アレンジでね、甲斐よしひろさんの曲を…

甲斐さんまで電話かけて来て『曲使ってくれてありがとう!
MISIAのアレンジャーは良いアレンジャーで、僕も知ってる人で
ものすごい良い出来だ、ありがとう』って言うてくれたんやで

『自分の歌を』て…でも最後に『ナンで俺じゃないの?(笑)』って
言うてはったけども…(笑)」と面白おかしく話されてはいましたが

「ぜんぶ上手く運ぶと帳尻合わせしはんねん、神さんが…
役者、一生懸命やってくれて、応援ゲスト、頑張ってくれて
小出もホントに頑張ってくれて
最後、泣くシーンじゃないのに『辛かった』俺の役やるのが…(笑)
中尾も頑張って、ようこんだけやってくれたなって…

ドラマの最後、ジミーの葬式のシーンで、珍しく村上さん、大爆発(笑)
オクレさんもドッカンドッカンで、すごい面白いんですよ
この葬式コント…(それなのに)放送なし!(笑)」
…とネタバレなさったりしたのも

「ただただ、このドラマに関係してくれた人達…
すごいゲストの方が出てくれたり…に内容、言いたい!」との言葉通り
このドラマに関わられた皆さんに対して
申し訳ない気持ちでいっぱい…という感じがしました(汗)

「ワイドナショー」で松ちゃんが
小出さんの嗜好がこういうことなら
「遅かれ早かれ」今のような事態になったのではないか?と話されてたけど
じゃあ、ナンで今なのかなあ…という気がしてしまいますが…(苦笑)

甲斐バンドの元マネージャー・武石さんによれば
「【HERO】で爆発する前の、一番エネルギーが蓄えられていた」頃に
甲斐さんが「人間って泣きはらした後
どこへ行ったらいいのか考えるんじゃないか?そんな曲を、今作りたい」

「夜は昼の向こう側にあるだけじゃない
自由な無限の夜の側から見ると、昼はギリギリの今なんだ
アルバム『この夜にさよなら』までで
俺は俺の夜の世界から昼へ移行した」…と、おっしゃって
「スポットライト」の中に踊り出られた訳ですけど

その「【最後の夜汽車】じゃないとイヤだ」という
さんまさんの言葉から始まったドラマ
ナンとか陽の当たる所へ出て来て欲しいです
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甲斐よしひろのBEAT HARD WORK(6/8)4

2017-06-12 12:14:00 | メディア
甲斐さんが、前回のセイヤングで
ラジオネームの漢字が「間違ってる」と指摘なさっていた方からの投稿
…「ワカコ酒」という番組名は「全く違う酒を連想させる」…に

「これ、つまり『ワカメ酒』って言いたいんですね
ナンなんですか、コイツはいったい
コイツ、こういうテーマでしかメール寄越さない、ホントに…
作者は、そこも引っかけてるかも知れないですよ
それは連想も含めて」と甲斐さん(笑)

我が家も「連想」してチャンネルを合わせたクチですが(笑)
期待とは裏腹に(笑)若い女性が飲み歩きをするというもので
アルコールに弱いため、早々に撤退しました(苦笑)

次に「これ読もう!」と選ばれたメールが
「これもまた『触らぬ限り…』」さんからの投稿で(笑)
武田鉄矢さんが「水戸黄門」を演じられるというニュースについて…

「助さん、格さん(のキャスト)が
中牟田(俊男)さんと千葉(和臣)さんではないことは確かです(笑)」
…との内容に「香車(やり)さん、桂馬さんって感じですよね
ナンか変な飛び方しそうですよね(笑)
絶対それ違うと思いますけど…(笑)」と甲斐さん(笑)

「悪代官を黒板の前に座らせて
『侍』という字は…とか、やるんでしょうか?(笑)」…には
「『侍』という字は『人』に『寺』と書いて…」と
金八先生のモノマネをなさって(笑)

「ホントにやるんですね?凄いですね
何でも狙って来るなあ、武田さん(笑)
この人、何でもやるなあと思ったんだけど、今までで一番凄いと思ったのは
『題名のない音楽会』…あれの司会、一時期やってたじゃないですか
あれはビックリしましたね

武田さん、間違いなく譜面読めませんからね、僕と同じで…
譜面読めない人が、しかもクラシックだよ?
イイの?それは…って感じはありましたけど(笑)」とおっしゃってましたが
今の「支配人」は、甲斐さんのお好きな石丸幹二さんですよね?

ともあれ、甲斐さんの映画愛が溢れるあまり(笑)時間が押していたのか?
唐突に「甲斐バンドが、ひょっとしたらカバーするかも知れない
今、レコーディングやってる最中で
無事に上がったら、リリースされることになりますが
その曲をかけましょう」と4曲目、野際陽子さん【非情のライセンス】

「『キーハンター』ってドラマの主題歌だったんですね
凄いっすよ(笑)フツーの日本の歌で
『敵と味方の二人』とか出て来ませんからね(笑)
『非情の掟』とか(笑)ナンちゅう歌詞やねん!って(笑)

素晴らしいですね!ドラマの主題歌っていうのは
そういう言語が使えるんで、それが素晴らしい」と甲斐さん

確かに、今はアニメの主題歌でも
あまりその内容に沿ったいわゆる「ベタ」な歌詞…
「巨人の星」とか「サザエさん」みたいな…は少なくなってるなあと…

もっとも「キーハンター」の中に
「スパイ同士のラブストーリー」があったかどうかは覚えてませんが…(笑)
ただ、ボクは「幼稚園児」が意味も判らずに
「非情の掟」と歌っていたのかと思うだけで笑いが止まらず…(笑)

その幼稚園児の記憶によると…当初、この曲は
野際さんと丹波哲郎さんがデュエットされることになっていたそうですが
丹波さんがお断りになったんだか?
レコーディング・スタジオには来られたものの歌われなかったんだか?らしく

更にあやふやな記憶によると…野際さんがトーク番組か何かで
実は、丹波さんがコーラス?部分を歌っておられると話されていたんだとか…(笑)

それはさておき…ここで、甲斐バンドのオールタイム・ベストの告知があり
甲斐さんは「甲斐バンドのベストアルバム…もう何年ぶりでしょうか?」
…と、おっしゃってましたけど
「ROCKS Ⅱ」以来ってことですよね?(笑)

再録2曲、リミックス1曲、カバー1曲が入って全23曲が
7月26日にリリースされることと

「なんと!1曲目から、その順番通りに
このセットリストで、9月から始まる甲斐バンドツアーでやる曲が
このベストアルバムに収録されてるということ」を説明され

「ツアーの予習がバッチリ出来るという…
ナンか告知を軽く言いたいんですけど
思わずちょっと力が入ってしまいました(笑)スイマセン…
別に謝ることないんですけど(笑)」と甲斐さん

「このベストに入ることになってます
これはライブ盤ですね」と5曲目【ブルーレター】

この曲は、発売早々に「孕ませて」という歌詞が物議を呼び(汗)
曲自体よりもスキャンダラス風に話題になったことで
甲斐さんは「不憫な曲っていう思いが強い(笑)」と話されてましたが

「ショートレンジからロングレンジへ」と転換を図るために
ツアーを休まれてまで集中なさった
アルバム「虜」の中の曲というだけでなく

「1番のサビの前の2行を書くのに半年かかったもの
あの曲で半年生きていたようなもんだよ
(頭の中が)全部あの曲の断片だったよ、一時は」
と、おっしゃったほどの力作が「放送規定に抵触」ですもんねぇ…(汗)

そういう経緯もあってか?「ここぞ!」という時には
必ずと言っていいくらい、この曲が登場しているような気が…?

まあ、これは1986年の甲斐バンド解散の際に
条件付きで出演された「夜ヒット」で
この曲を選ばれたことが印象的だったからかも知れませんけど…

エンディングでは「さっき触れませんでしたけど」と甲斐バンドツアーの告知

そして「ビルボード・ライブも終わり
ホントに大盛況になって行ってるんでね
今年は一番多かったんじゃないかな
このまま続けて行くとコワイなあと思って…(笑)

この番組(の放送が)終わって、しばらくして、僕はNYに行きます
トム・ペティとハートブレイカーズのツアーが始まるのとU2をたぶん観る
U2、なんとヨシュア・トゥリー・ツアーの再現だというトンでもない話が…
ちょっと面白いなあと…」と話されて放送終了…

いつもツアーの後は「南の島」で
リフレッシュなさることが多かったみたいですが
今回は、ツアー前にオアフ島に行かれたり
沖縄のロードムービー風ラジオ番組が始まったり…でしたし(笑)

他のミュージシャンのステージをご覧になって
秋からのツアーに向けて刺激を受けられると良いですね♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甲斐よしひろのBEAT HARD WORK(6/8)3

2017-06-11 13:50:00 | メディア
かなり熱く映画の話をなさった後
「『マイ・ムービー』のコーナー来てますよ」と投稿を読まれる甲斐さん
ここからが本番だったんですね(笑)

機内で「マリアンヌ」をご覧になったという方のメールに
「僕も実は飛行機で観ました
これは…これ何と、ロバート・ゼメキスが撮ってんですよ!
ロバート・ゼメキスが、こんな…こんなナンての?ラブドラマっての
こういうの撮るの?って、ちょっとビックリしたんですけど…

いや、ナカナカね、シビレるシリアスな良い映画で
マリオン・コティヤールって、物凄い上手い人なんで
ブラピもナカナカ良かったんですけど…
素晴らしい映画なんで、良かったら観て下さい」とおっしゃって

「今日、紹介する『マイ・ムービー』のコーナーはですね
色んな、皆さん、洋画とか、色んな形で期待されてると思いますけど
別にガッカリさせる気はないです(笑)
映画『おっぱいバレー』をぜひ紹介したい!」と…(笑)

「僕はもう、この映画はマジで好きです!(笑)素晴らしいです、ホントに…
主演は綾瀬はるか、仲村トオルが出てたり…ひとえに綾瀬はるかと少年達です
北九州でロケやってて、北九州のまた風景が昭和っぽくて…

今ですね、朝ドラやってますね『ひよっこ』も、この映画もそうなんですけど
脚本が岡田さん、岡田恵和さんなんですよ
やっぱり今の『ひよっこ』は、オリンピック前夜みたいな感じの朝ドラなんですけど
これもまさしく、そういう時代で、まあー素晴らしい!

まあ、要するにその臨時教師として、新しい中学校に赴任して来るんですけど
でも、実は綾瀬はるかのその彼女は
その学校に赴任する前の学校で、ある事件を起こしてて
生徒からの信頼を失って、教師としての自信も失いかけつつ
臨時教師として入って来ることになるんですけど

自分が昔、若い時に万引き事件に巻き込まれて
ある中年の先生からですね『毎日、図書館に行きなさい
毎日1冊、本を読んで感想文を書きなさい』っていうようなことをやらされて
その感想文が、実は確か作文コンテストか何かで…
その先生が、いつの間にか出してて…賞を貰うんですね
で、そういうことがあって、先生になりたい
自分も救われたんでってことなんですけど

赴任して来た中学校の男子バレー部の顧問になるんですけど
まあ(生徒達は)全くやる気なくて、5人しかいないし
5人だったら、バレー出来ないじゃん(笑)当時、6人制ですからね
で、新人…1年生入れたりとかするんですけど、全くやる気がないんで
他から、男子バレー部なのに『バカ部』って呼ばわりされてて…

でも、何とか奮起させようとして
『あなた達が頑張ってくれるなら、先生、何でもします!』って言っちゃったために
生徒達が『じゃあ、先生、試合に勝ったら、おっぱい見せて下さい』っていうですね
『おっぱいの約束』(笑)『おっぱいの約束』って言うんですよ(笑)
凄いですね(笑)っていう、おバカな映画です

でも、これ凄いんですよ
70年代のヒット曲がまあバンバンかかって
それも普通、ヒット曲かかっても、ちっちゃいじゃないですか
これ、死ぬほどデカイんですよ
何がかかるかって言うと【渚のシンドバット】【ルージュの伝言】
矢沢永吉【ウィスキーコーク】浜田省吾【風を感じて】甲斐バンド【HERO】

あと…ツイスト【燃えろいい女】
【燃えろいい女】なんか凄いですよ!
イントロがむちゃむちゃAORっぽくて…イントロけっこう長いんですよ
このイントロ何だっけ?と思って…
AORっぽくて、ツイストにしたら凄く上手い(笑)そりゃそうですね
スタジオ・ミュージシャンがやってますから、上手いんですけど…

イントロが長くて、おお、やっと入って来た【燃えろいい女】だと思ったら
歌になったら、しばらくしたら、フェードアウトするっていう
凄い使われ方してて(笑)おい、いい加減にしろよ!みたいな感じなんです(笑)

しかも、しかもですね、ホントに音量もデカくて
ナカナカ外国映画みたいな使い方なんですけど
何と、その音響をやった人間が、その後やる、僕が『猫弁』っていう
吉岡くん、吉岡秀隆くんが主役のドラマの音楽を
『どーしてもやってくれ』って頼まれて…
僕、そんなにやったことはなかったですけど…

そのプロデューサーとディレクター…演出家が
僕のスッゴイ飲み友達の知り合いなんで『じゃあ、いい、やるよ』って言って
『猫弁1、2』と、どっちもやったんですけど
その時の音響と同じ人間だったんですよ

『あれ、僕がやりました』みたいな…『そうなんだ!』みたいな…
その音響会社って、割とみんな音楽をデカめに流すっていう特徴のある会社で
『ああそう、君がやったんだね』っていうようなことでですね

とにかく、綾瀬はるかが素晴らしい
僕、綾瀬はるかはあんまり興味なかったんですけど
『僕の彼女はサイボーグ』っていうですね
韓国の監督かなんかが撮った映画があって
小出恵介と綾瀬はるかだったんですけど、凄い良い映画だったんです
それを観て、綾瀬はるかって、こんなに良いんだって思って

ああ『おっぱいバレー』があった、まさかなと思って観てみたら
素晴らしかったというようなことでですね
『おっぱいバレー』のサントラね
確か昔あったはずなんですけど、探したらないんですよ
ナンでかって言うと、僕の曲も入ってたんで
僕、送られて来た記憶があるんですけど
今、版権の問題か何かで、全くもう影も形もなくなってて
…インストのヤツはあるんですけどね…

その中で一番、70年代のヒット曲の中でも一番、これが目立ってたなと…
ちょっと羨ましくもあり、イイねぇ、ピッタリだ、映画に…
で、それをかけます」と3曲目は、チューリップの【夢中さ君に】

おバカ映画にピッタリで羨ましい…って、ミュージシャンのお言葉としては
ビミョーな気もしないでもないですが(笑)
それくらい、この映画がお好きだということでしょうね?(笑)

余談ですが…奥さんに連れられて(笑)
「蜷川幸雄シアター」第4弾の「ヴェニスの商人」を観て来ました♪
あまりにも有名な戯曲だし…と躊躇ったんだけど
スルーしなくて良かったです♪

「金貸し」の代名詞であるシャイロック役の市川猿之助さん
「怪演」というのは、こういう演技のことを言うんだろうなあと…

もちろん、メイクや衣装、髪型も役に相応しく施されてはいるんですが
表情、立ち姿、歩き方、声の出し方
それに時折、登場する「歌舞伎調(笑)」…見得を切ったり、独特な台詞回しをなさったり…も
全てが「シャイロック」でいらっしゃって

カーテンコールの際にも「シャイロック」のままで
三方礼をなさってたんだけど
ポーシャ役の中村倫也さんが貴婦人の礼をして
後ろに下がられる時に、ドレスの裾を踏まないように
猿之助さんがさりげなく後ろ手でドレスをつまんでおられる姿に
妙にドキッとしてしまいました(苦笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする