1980年4月16日の放送は、ゲストに作曲家の宮川泰さんを迎え
甲斐よしひろさん(笑)の【恋のバカンス】
ザ・ピーナッツの【ふりむかないで】甲斐バンド【HERO】
再び、ピーナッツの【銀色の道】そして【安奈】が選曲されてます
甲斐さんがピーナッツの曲をお好きなのは有名だったけど
宮川さんが「作曲家」としての甲斐さんに注目なさっていたことにビックリ♪
奥さんによると、宮川さんの番組に
甲斐さんがゲスト出演なさったこともあったらしい
後に、このBEATNIKにも掲載されましたけど
宮川さんは【赤とんぼ】の「あか」のアクセントは
「普通のアクセントと逆になったことで、後世に残るメロになった」…とか
「雨(あめ)」のアクセントも「言葉で喋ってしまうと1種類しかないが」
【城ヶ島の雨】は「会話のアクセント」で
【柳ケ瀬ブルース】は「まるで逆」
北原白秋作詞の【雨】は「ノーアクセント」と
「曲想によって異なったアクセントのメロディになっている」と記され
【HERO】については「リフレインの歌詞(HERO~お前を離しはしない)は
小気味よく、歌詞のアクセントとメロディがリズムに支えられ
一度聞いたら忘れられない完璧な出来ばえ」
「…にも関わらず[今が過去になる前に]は
[カコーになるマエーに]と私も初見で一発では歌えなかった
前者の整然さと後者の乱暴さとの落差の大きさ」に驚いたと宮川さん
私淑なさっているという服部良一先生の【一杯のコーヒーから】の出だし
「コーヒー」のメロディのアクセントが
「関西訛りだ」とかつて話題になったことには
「標準語でも、関西訛りでも、英語でもない独特のアクセントで
この曲の最大のチャームポイント」とおっしゃってるんだけど
「【安奈】の[あんなー]は人名にも関わらず
[あのなー]という呼びかけにも聞こえるし
また[あのような]の意の[あんなー]とも取れる」
「この辺の曖昧さこそが、過去の常識、しきたり、約束ごとなど無視して
感覚だけで作る当世風の新手法なのかも知れない
私なら[あん]を高く[なー]を低く作るだろう
これなら正しいアクセントになるのだが、魅力半減は否めない」
「また[お前の愛の灯は]のメロディにはゾッコンの参りようで
秩序と無秩序の同居。ある時は理性と教養で理論的、合理的
また、ある時はみずみずしき感性と奔放な表現
流されることなく、マイペースの曲作りの甲斐君
ガッツで駆けろ」と結ばれてます(笑)
以前に甲斐さんがセイヤングで
EGO-WRAPPIN'の【サニーサイド・メロディ】の
[サニーサイド]のメロディが「関西弁」の発音だとの話から
【安奈】もそうだと言われた(笑)とおっしゃってましたが
先日の放送でも、さんまさんが「あんなー」の後に
「お前もな」と続けて終わる(笑)歌ネタを披露なさっている舞台を
「観に来いと言われて観に行った」と話され
「ヒドイね、さんちゃん(笑)」と笑っておられました(笑)
もうひとつの「犠牲曲(笑)」【最後の夜汽車】についても
イントロが3分流れた後、調子外れに(苦笑)
[スポット(ライト)]と歌われただけで「コン!」って終わる(笑)と甲斐さん
でも、甲斐さんが「さんまのまんま」に出演された際に
さんまさんは、この曲がホントにお好きで、真面目に歌おうとなさったけど
「スポット…外れちゃったねぇ」と歌い直したと説明されてました(笑)
まあ、イントロの間に、まだご存命のお祖父様を
「死んだことにした(笑)」と話を盛られたともおっしゃってましたが…(笑)
それはさておき…翌週は【漂泊者】に始まり
吉田拓郎さん【熱き想いをこめて】中島みゆきさん【蕎麦屋】
はっぴいえんど【はいからびゅーちふる】
遠藤賢司さん&平山みきさん【哀愁の東京タワー】で締められてます
この機関紙のコメント欄を見ると
「【哀愁の…】がシングルになっていないことに対して
[なんとか運動って嫌いなんだけど]と言いながら
署名及びハガキを募集。めでたくシングルになりました」(笑)
さらに「【哀愁の…】シングルカットにあたり
署名運動に感謝した遠藤賢司からハガキが来た」(笑)と書かれていて
当時のサンスト…というか甲斐さんの影響力のスゴさを感じます♪
以前にも触れましたが、国営放送の聴取率No.1ともなると
「各レコード会社の営業マンが、こぞって売り込みに訪れた」そうですし
「かと言って、ナンでもカンでもかける訳じゃない」という甲斐さんが
誰に頼まれたのでもなく(笑)「運動」を起こされたんですもんね(笑)
遠藤さんの曲は「猫弁」にも使われた【カレーライス】を始め
度々、この番組でも流されてますけど
ニール・ヤングやディラン、ビートルズから
ピーナッツや小林旭さんまで、幅広く聴いて来られた
「純音楽家」遠藤さんいわく…
音楽は自分のためにやる
後で後悔しないようにキッチリやろうと思ってる
でないと、旨い酒なんか飲めない
甲斐さんとは、何か通じるものがおありなのかなあと…(笑)
4月30日の第67回放送は、松藤さんがパーソナリティを務められ
「私、結婚しましたっ!」と報告なさったようです♪
【ビューティフル・エネルギー】の発売前に
甲斐さんが「松藤の人生を賭けさせてあげたかった」とおっしゃって
「結婚するの?」と早合点したのは、奥さんだけじゃなかったみたいですが…(笑)
ちなみに、当時の週刊誌には
松藤さんと奥様の笑顔あふれるツーショット写真が掲載されたらしいんだけど
奥さんは、立ち読みで済ませた(失礼!)のか?
資料の中には見当たりません(苦笑)
「甲斐バンド最後の独身、大森信和結婚か?」との記事は
「2行読んで棄ててました」という甲斐さんの言葉があったので
立ち読みすらしてないそうです(笑)
あっ!この日のオンエア曲は
ウォーレン・シヴォン【ワイルド・エイジ】
ジャクソン・ブラウン【ザ・ロード】
マッドネス【マイ・ガール】
クリトーンズ【マッド・ラヴ】
ジャクソン・ブラウン【ロードアウト】
リンダ・ロンシュタット【コーストグラフ】と
【ビューティフル・エネルギー】でした♪
甲斐よしひろさん(笑)の【恋のバカンス】
ザ・ピーナッツの【ふりむかないで】甲斐バンド【HERO】
再び、ピーナッツの【銀色の道】そして【安奈】が選曲されてます
甲斐さんがピーナッツの曲をお好きなのは有名だったけど
宮川さんが「作曲家」としての甲斐さんに注目なさっていたことにビックリ♪
奥さんによると、宮川さんの番組に
甲斐さんがゲスト出演なさったこともあったらしい
後に、このBEATNIKにも掲載されましたけど
宮川さんは【赤とんぼ】の「あか」のアクセントは
「普通のアクセントと逆になったことで、後世に残るメロになった」…とか
「雨(あめ)」のアクセントも「言葉で喋ってしまうと1種類しかないが」
【城ヶ島の雨】は「会話のアクセント」で
【柳ケ瀬ブルース】は「まるで逆」
北原白秋作詞の【雨】は「ノーアクセント」と
「曲想によって異なったアクセントのメロディになっている」と記され
【HERO】については「リフレインの歌詞(HERO~お前を離しはしない)は
小気味よく、歌詞のアクセントとメロディがリズムに支えられ
一度聞いたら忘れられない完璧な出来ばえ」
「…にも関わらず[今が過去になる前に]は
[カコーになるマエーに]と私も初見で一発では歌えなかった
前者の整然さと後者の乱暴さとの落差の大きさ」に驚いたと宮川さん
私淑なさっているという服部良一先生の【一杯のコーヒーから】の出だし
「コーヒー」のメロディのアクセントが
「関西訛りだ」とかつて話題になったことには
「標準語でも、関西訛りでも、英語でもない独特のアクセントで
この曲の最大のチャームポイント」とおっしゃってるんだけど
「【安奈】の[あんなー]は人名にも関わらず
[あのなー]という呼びかけにも聞こえるし
また[あのような]の意の[あんなー]とも取れる」
「この辺の曖昧さこそが、過去の常識、しきたり、約束ごとなど無視して
感覚だけで作る当世風の新手法なのかも知れない
私なら[あん]を高く[なー]を低く作るだろう
これなら正しいアクセントになるのだが、魅力半減は否めない」
「また[お前の愛の灯は]のメロディにはゾッコンの参りようで
秩序と無秩序の同居。ある時は理性と教養で理論的、合理的
また、ある時はみずみずしき感性と奔放な表現
流されることなく、マイペースの曲作りの甲斐君
ガッツで駆けろ」と結ばれてます(笑)
以前に甲斐さんがセイヤングで
EGO-WRAPPIN'の【サニーサイド・メロディ】の
[サニーサイド]のメロディが「関西弁」の発音だとの話から
【安奈】もそうだと言われた(笑)とおっしゃってましたが
先日の放送でも、さんまさんが「あんなー」の後に
「お前もな」と続けて終わる(笑)歌ネタを披露なさっている舞台を
「観に来いと言われて観に行った」と話され
「ヒドイね、さんちゃん(笑)」と笑っておられました(笑)
もうひとつの「犠牲曲(笑)」【最後の夜汽車】についても
イントロが3分流れた後、調子外れに(苦笑)
[スポット(ライト)]と歌われただけで「コン!」って終わる(笑)と甲斐さん
でも、甲斐さんが「さんまのまんま」に出演された際に
さんまさんは、この曲がホントにお好きで、真面目に歌おうとなさったけど
「スポット…外れちゃったねぇ」と歌い直したと説明されてました(笑)
まあ、イントロの間に、まだご存命のお祖父様を
「死んだことにした(笑)」と話を盛られたともおっしゃってましたが…(笑)
それはさておき…翌週は【漂泊者】に始まり
吉田拓郎さん【熱き想いをこめて】中島みゆきさん【蕎麦屋】
はっぴいえんど【はいからびゅーちふる】
遠藤賢司さん&平山みきさん【哀愁の東京タワー】で締められてます
この機関紙のコメント欄を見ると
「【哀愁の…】がシングルになっていないことに対して
[なんとか運動って嫌いなんだけど]と言いながら
署名及びハガキを募集。めでたくシングルになりました」(笑)
さらに「【哀愁の…】シングルカットにあたり
署名運動に感謝した遠藤賢司からハガキが来た」(笑)と書かれていて
当時のサンスト…というか甲斐さんの影響力のスゴさを感じます♪
以前にも触れましたが、国営放送の聴取率No.1ともなると
「各レコード会社の営業マンが、こぞって売り込みに訪れた」そうですし
「かと言って、ナンでもカンでもかける訳じゃない」という甲斐さんが
誰に頼まれたのでもなく(笑)「運動」を起こされたんですもんね(笑)
遠藤さんの曲は「猫弁」にも使われた【カレーライス】を始め
度々、この番組でも流されてますけど
ニール・ヤングやディラン、ビートルズから
ピーナッツや小林旭さんまで、幅広く聴いて来られた
「純音楽家」遠藤さんいわく…
音楽は自分のためにやる
後で後悔しないようにキッチリやろうと思ってる
でないと、旨い酒なんか飲めない
甲斐さんとは、何か通じるものがおありなのかなあと…(笑)
4月30日の第67回放送は、松藤さんがパーソナリティを務められ
「私、結婚しましたっ!」と報告なさったようです♪
【ビューティフル・エネルギー】の発売前に
甲斐さんが「松藤の人生を賭けさせてあげたかった」とおっしゃって
「結婚するの?」と早合点したのは、奥さんだけじゃなかったみたいですが…(笑)
ちなみに、当時の週刊誌には
松藤さんと奥様の笑顔あふれるツーショット写真が掲載されたらしいんだけど
奥さんは、立ち読みで済ませた(失礼!)のか?
資料の中には見当たりません(苦笑)
「甲斐バンド最後の独身、大森信和結婚か?」との記事は
「2行読んで棄ててました」という甲斐さんの言葉があったので
立ち読みすらしてないそうです(笑)
あっ!この日のオンエア曲は
ウォーレン・シヴォン【ワイルド・エイジ】
ジャクソン・ブラウン【ザ・ロード】
マッドネス【マイ・ガール】
クリトーンズ【マッド・ラヴ】
ジャクソン・ブラウン【ロードアウト】
リンダ・ロンシュタット【コーストグラフ】と
【ビューティフル・エネルギー】でした♪