ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

チケット

2012-09-24 14:11:43 | ライブ
そろそろ今日あたり、ファンクラブの会報が届くようで、

奥さんは、来年の甲斐バンドツアーのチケットを申し込むために

甲斐貯金を引き出し、振込み用紙を準備しております(笑)

勤務体制の変更が、目まぐるしい職場なので(苦笑)

直近でないと見通しが立たないのに、

『取り敢えず全部行く!』そうだ…見切り発車なんだ(笑)

以前に甲斐さんが
『アルバムは、通常の値段で売るけど、

チケット代は出来るだけ安くしようとしている』とおっしゃっていたそうだ。

『アルバムは本当に聴きたいと思う人に買って貰いたい。

でも、ライブは『ちょっと見てみたい』って、興味を持ってくれた人が、

気軽に買える値段にしたいんだよね』ということらしい。

『アルバムを作っただけじゃ完成していない。
ライブで演って、観客の反応を見てみないとね』と

ライブバンドとしてのこだわりを語っていたそうだ。

高校生の頃に沖仲士のアルバイトをしていた甲斐さん。
一晩徹夜で危険な仕事をして、貰ったバイト代は、2700円

行きたいコンサートの当日券が、2700円…
チケット1枚の重みは判っているという。

35周年ツアーの後に甲斐バンドデビュー以来、
最初で最後の『照和』でのライブ…

1ステージ60人というキャパで、3日間に5回のライブだった。

チケット料金は、35000円
通常のライブと比べると、遥かに高額だけど
お金には代えられない価値があったと思う。

後日、甲斐さんが、照和の収支報告を見て
ご自身のギャラに苦笑いされていたらしい。

『心意気でやったことだからね!でも事務所の人間は大笑いしてた(笑)』

一体おいくらだったんでしょうね?(爆)

蛇足ながら…
アルバムは通常価格ということでしたが、

甲斐バンドのアルバムは、デビューから概ね、\2300・\2500・\2800くらい。

当時のLPレコード1枚の値段に相当していると思う。

ただ、ライブアルバムは
100万$ナイト・2枚組シングル付きで\3900

流民の唄は3枚組\4920
BIG GIGが\4000…と破格に安い!

やはり、ライブに対する甲斐さんの思いが見えるような気がします。
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アナログレコード

2012-09-23 20:44:52 | 日記
甲斐さんは、本であれ映画であれ『これは!』と思った作品を
繰り返し何度も、それこそ内容を暗記してしまう程、ご覧になるそうだ。

同じ傾向の生き物が、我が家にも約1名生息しておりますが…(苦笑)

それは食べ物に関しても同じようで、2ヶ月間くらい
毎日、同じ物を食べ続けて、ある日を境にパッタリ食べなくなるらしい(笑)

音楽も同様に好きになった曲は、朝から晩まで
暇さえあれば何度でも聴きたい方みたいで

『サウンドストリート』で流す曲も甲斐さんご自身が、
今聴きたい曲を中心に選ばれていたようだ。

歌詞のアタマに某飲食チェーンの固有名詞が登場する
中島みゆきさんの『狼になりたい』を

天下のNHKで、毎週のようにかけていらした頃、

当時のディレクターMさんは、あらかじめ始末書を用意されていたらしい(笑)

甲斐さんいわく…
一緒に飲みに行ったら、俺をジュークボックス代わりにして

自分の好きな曲を歌わせるんだから、始末書くらい何だ!(笑)

柳ジョージさんの『YOKOHAMA』というアルバムは、
甲斐さんがかなりお好きだったようで

何週間にも渡って、とうとう収録曲が全て流されたという。

中でも『プリズナー』と『港亭』は、頻繁にかかったので
奥さんは、ラジオだけで覚えてしまったらしい(笑)

それはさておき…
甲斐さんはツアー先でも、テープではなくレコードで聴きたい派(爆)

なので、甲斐さんの要望に応えるために
当時の舞台監督の方が、PA機材の収納ボックスに

プレイヤー、アンプ、スピーカーをセットしたステレオを設計されたらしい(笑)

付属のレコードケースには、ストーンズ、ロッド・スチュワート、ボブ・マーリィなどのレコードが納められ、

甲斐さんの気分によって選ばれた1枚が、
出演時間前の楽屋に流されたのだそうだ。

CD化が進んでからは、音楽の持ち運びが便利になったでしょうけど、

こんな話を聞くと、ちょっと味気ない気がしますねえ…
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地下室のメロディー

2012-09-22 14:43:14 | 日記
以前にも何度か触れているけど、奥さんこだわりの1枚です(笑)

このアルバムのジャケット写真は、
ツアーポスターにも使われていたそうだ。

でも、アルバム発売告知のチラシや雑誌広告は、
『ロッカバラード』のジャケ写と同じものだったらしい。

発売当初はまだ、甲斐さんが離婚を発表されていなかったため

『全編、愛を歌ってる』と言う甲斐さんの言葉に

『新婚の甲斐さんが、私達のために失恋の曲を歌ってくれてる』と
勘違いしたファンも居たそうだ(苦笑)

大森さんは、レコーディングの時に
『歌詞の内容が今までの歌詞とガラリと変わったので、
何かあったのかな?』と思われたらしい。

奥さんは、1曲ごとにレコーディングの年月が記された歌詞カードに戸惑ったという。

ほとんどの曲が1980年となっている中で、
『聖夜』は1978年4月に録音されているし、

作曲者が甲斐さんではなく、豊島修一さん
(もんた&ブラザーズのギタリストの方)
だったことが気になったようだ。

甲斐バンドのアルバムの曲順には、ある法則があったという。

A面の1曲目には、タイトル・チューンの曲
もしくはアルバムのコンセプトを端的に表わした曲が冠され、

A面の最後の曲に、次に向かうイメージやテーマを配置するというものだ。

そのメインとも言うべき位置に何故『聖夜』なのか?
甲斐さんの歌い方も脱力した感じで、ひどく不安になったらしい。

1曲目はというと『漂泊者』もう何をか言わんやです(苦笑)

『一世紀前のセックスシンボル』は、
烏丸せつこさんのヌードグラビアを眺めていて出来た曲だそうだ。

『疲れてる時に女性の裸を見るのも良いもんだな』と思ったとのこと(笑)

『ダイヤル4を廻せ』は、松藤さんとのデュオソング。
それぞれのパートを、それぞれが作曲されたとか…

この曲に歌われてる電話番号は、ある女優さんの実家のものだったそうで(笑)

甲斐さんは、曲を聞いた誰かが、きっとかけて来ると思っていたのに

そういう電話はなかったと知って残念がっていたという(爆)

『スローな…』は、前回触れた通りですが、
奥さんがライブでこの曲を聴いたのは2回だけだ。

変にテンションが上がっちゃって、よく覚えてないけど…

甲斐さんが早口で『スローなブギにしてくれよ』って言うのが
ちょっと噛み気味で、照れ臭そうだったらしい(笑)

『聖夜』は、ベースだけ江澤宏明さんで録り直されている。

長岡さんの脱退後、初めて3人でのレコーディング。
アレンジャーとして星勝さんを迎えて、

スタジオに20曲持ち込んで、収録されたのは9曲。

その中の1曲が、この曲でなければならなかったのは…?

『地下室のメロディー』は、
甲斐さんが『照和』の前を通り掛かった時
ただの喫茶店になっているのを見て、

『青臭いというか、信じられないような
ノスタルジックな気持ちになって歌詞が出来たんだ』

『暗さもあるけど、外に向かうエネルギーみたいなものが感じられる』タイトルだとおっしゃったそうだ。

『安奈』は外されたのに『街灯』が収録されているのは
書き下ろした時と、歌詞の意味合いが変わったからなのかな?

ちなみに、同時期に発売された『天使』も収録されなかった。

この曲を新しい恋の始まりと素直に受け止めるか?

それとも、恋愛に懲りてはないけど、当分オンナは要らないよ!と受け取るか?

南こうせつさんは、後者を力説されていたらしい(笑)

『マリーへの伝言』は、愛の巣を出ていく男性をそのまんま歌った曲(苦笑)

ラストには『涙の十番街』
当初は『十番街シャッフル』というタイトルにしようかという話もあったそうだ。

甲斐さんが乗った車を追い掛けて来たファンと
車から降りて話をした甲斐さん。

『周りの大人達が信じられず、
内側から溢れ出しそうな思いを持て余す奴らの事を歌った』という。

愛ろく2ツアーの大トリで、この曲が久々に歌われた時
奥さんは、泣いてしまったらしい…

この年齢になっても、というより今の年齢だからこそ
言葉にならない何かが溢れ出したのかも知れないね…
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スローなブギにしてくれ

2012-09-22 06:02:17 | 日記
片岡義男さんの作品に影響を受けて、
甲斐さんが1年間あたため続けた曲だそうだ。

古尾谷雅人さん・浅野温子さん主演で映画化もされ、
同名の主題歌を南佳孝さんが歌われた。

甲斐さんもこの曲がお好きだったらしい。

甲斐バンドのメンバーが、それぞれ一人暮らしを始めて以来、

都内でのライブや、山梨県などへ車移動の場合には、

新宿の京●プラザホテルに集合することになっていたようだ。

甲斐バンドが有名になり、
『喫茶店の店長も俺達の顔を知ってた』から
もう集まらないようにしたらしい。

このホテルのラウンジで、甲斐さんが話をする際に

(次の予定があるから)
『6時になったら教えて欲しい』とボーイさんに頼んだら…

『当店では、午後6時ちょうどから、ピアノの生演奏が始まります』

甲斐さんが、この言葉にシビレた!と興奮して話してたそうである。

数年後に奥さんが、このラウンジを訪れた時にも

午後6時ピッタリにピアノ演奏が始まり、

奥さんも思わず鳥肌が立ってしまったらしい(笑)
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高知にて

2012-09-21 08:09:00 | 甲斐友
奥さんが甲斐友さんから聞いた話です。

甲斐友Aさんは、甲斐さんのファンではないお友達と
ライブ前に高知観光を楽しんでいたそうだ。

すると、ある場所で松藤さんと偶然バッタリ!

Aさんは思わず『こんにちは!』と声をかけたらしい(笑)

松藤さんも『こんにちは』と返事をして下さったので、

Aさんは『今夜(のライブ)楽しみにしてます』と言ったという。

傍らで見ていたAさんのお友達が、
Aさんに『お知り合い?』と尋ねると

Aさんは『ええ、そう』(笑)

お友達『コンサートを見に来てる方?』

Aさん『ううん、コンサートに出てる人』(爆)

お友達の方は、さぞかし驚かれたでしょうが、
ボクはこの話が大好きです!(癒)
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