ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

年の瀬なので…2

2022-12-16 19:25:00 | 日記
近況…というより、もうずっとW杯中心の生活を送っている我が家(笑)
準決勝が終わって、残るは3位決定戦と決勝戦のみ…ということで
あれこれサクッと?(笑)まとめてみたいと思います

甲斐さんが「世界(のサッカー)を見てたら判る」とおっしゃっていた通り
今大会は、5バック(または5バック風)を採用するチームが増えたことにより
1次リーグを終えた時点で、クロスからのゴールが全得点の4分の1以上を占め
また、ロシア大会では1試合しかなかった「0-0」の引き分けが6試合に増えたらしく
ディフェンダー、ウイング陣が攻守に活躍しているようです

2014年のブラジル大会を制したドイツが始めた
前線から相手ボールを追い込み、奪っては高速カウンターを仕掛けるサッカーは
今や、ブラジルやアルゼンチンなど個人技に長けたチームをも巻き込み
世界のトレンドとなったものの、当のドイツは、2大会連続で1次リーグ敗退…(汗)

ヨーロッパでは、W杯開幕の1週間前までリーグ戦が開催されていたため
試合勘も含め、選手個人個人のコンディションは良好と思われた一方で
代表チームとしてのコンビネーションを高める準備期間が短く

結果的に、ドリブルやテクニカルパスなど高い個人技を持つ選手を擁しているチームや
相手のハイプレスを受けてボールを失った時に、すぐにプレッシャーをかけて奪い返す
「カウンタープレス」に取り組む時間を長く設けたチームが、頭ひとつ抜け出す形に…

カタール大会が始まって、いきなり開催国のカタール、2試合目のイランと
元々、個人能力で劣りがちなアジア勢が、その能力差を補う戦略もないまま
ただただ、パスを回している内に、ボールを奪われるという不甲斐ない姿を晒したのを観て
「日本もどうなることやら…」と心配していたら、まさかのジャイアントキリング!?

かつての日本代表に付けられた「さあ、世界を驚かせよう!」というキャッチフレーズは
今大会まで取っておけばよかったのになあ(笑)
でも、世界がホントに驚いたのは「ドイツとスペインという、2つの優勝経験国に勝って
枠内シュート1本のコスタリカに負けた」ことじゃないかと…?(苦笑)

そのコスタリカ戦については、前回の「セイヤング」で
甲斐さんとサッカージャーナリストの了戒美子さんが話されていたような展開…
コスタリカは、スペインに0-7で敗れたあとなので
とにかく、伊東純也選手のスーパーゴールで先に点を獲って、勝ち点3を…にはならず…(汗)

森保監督は、各ポジションに2名ずつの選手…
つまり、2チーム分の選手を代表にお選びになった時から
大会中の「ターンオーバー」に勝機を見出だされていたみたいで
「勝っている時は先発をいじるな」という定石を覆し、先発メンバーを5人入れ替えられ

…って、そのこと自体は、怪我や体調不良の選手や累積イエローの選手が出た場合や
過密日程を乗り切り、初のベスト8を目指す上で、当然の配慮かと思うんだけど
問題は「相手は勝ちに来る」と読んでおられながら「その思惑を止めつつ、攻めに出る」と…

無理をして攻めることなく、ボールを保持する時間を長くし
通る可能性の低い縦パスを避けながら、チャンスを待つ…って
慎重を通り越して「勝つ気あります?」って感じ…(苦笑)

0-0の時間を引き延ばすより、さっさと先制点を奪う方が
コスタリカにとっては、よりプレッシャーになるんじゃないかと…?
それで前がかりに来られても、逆にカウンターのチャンスが増える訳だし…

イヤ、もちろん、森保監督は、これまで涼しい夕方に行って来た練習を
午後1時キックオフのコスタリカ戦に合わせて11時半から、35°超えの中で開始されたり
「球際で負けるな!」と声を上げられたり
次の対戦相手がスペインとあって「絶対に負けられない戦い」だと承知されてたようですが

堂安選手が、いつもより長くボールを持ち過ぎて、相手に奪われてしまわれたり
鎌田選手が、普段なら考えられないトラップミスをなさったり
死に物狂いのコスタリカに圧されて、攻撃のリズムが生まれず…

後半から、ドイツ戦で採用した3バック+ウイング2枚にシステム変更なさったものの
14本のシュートはどれも決まらず、相手に最終ラインの裏へ浮き球を送られ失点…(汗)
ドイツ相手にやったことを、コスタリカにやられてしまった感が…(苦笑)

甲斐さんと了戒さんのキーマン・伊東選手は「あんまり上手くボールが入っていなかった
前線のメンバーがほとんど変わり、コンビネーションが難しかったのかなと思う」とコメント
一方で、鎌田選手は「連係というよりも、良い守備が出来ず
良い攻撃に繋げることが出来なかった」と振り返っておられました

ドイツに勝ったことで、ようやく国内のW杯熱が高まって来て
代表ユニフォームのレプリカが爆売れ、スポーツバーには予約が殺到したみたいなのにって
ホントに日本人らしい気もしますけど…(笑)

とにかく「気持ちを切り替えて」挑んだ第3戦は、もう言うことナッシング!(笑)
海外メディアの中には「ドイツはコスタリカに勝てばいいだけになるかも知れない」と
日本の決勝トーナメント進出は難しいとの見解を発表するものもあり…って
日本はスペインに勝つしか自力進出の道はなく
すでに「負ければ終わり」のノックアウトステージ状態だったし…(苦笑)

大のタイガースファンの家庭に育った奥さんは「リードしていても、最後まで安心できなくて正座して観てしまう」とか(笑)
「自分が観戦すると必ず逆転されるから、9回は観ない」という(笑)
「トラキチ」の心理や験担ぎを「久しぶりに思い出した」とドキドキ(苦笑)

でも「天声人語」にも「贔屓チームがからむと、人は情けないほど迷信深くなる」として
2006年のドイツ大会、イタリア対フランスの決勝戦の夜
ローマのパブリックビューイングの取材に行った記者が、警察官の休憩所を覗くと

「僕らは(不吉な数の)13人なので、ちょうど良かった!」と歓迎されたり
若い警察官が「シュートが決まるジンクスだ」とバック転を始めたり
最後は14人でひざまずいて祈ったりしたエピソードや

英国の作家ニック・ホーンビィ氏が、縁起の良い靴下やシャツ
帽子などを身に着けて、競技場に向かったり
負け試合で一緒だった人とは、二度と行かないと決めていた話が紹介されていて
こうした験担ぎが、世界中で行われているんだと思うと、ついニンマリしてしまいました(笑)

ともあれ…グループEの4チーム全てに、決勝トーナメント進出のチャンスがあったことと
1次リーグ第3戦は、忖度や手心を排除するため、同日同時刻に行われるということで
各国サポーターのドキドキハラハラは、より一層煽られた訳ですが(汗)

①スペイン②日本③コスタリカ④ドイツという暫定順位でキックオフ
前半10分に先制したドイツが2位に浮上、日本3位、コスタリカ4位
その1分後、スペインが先制点を挙げ「ああ、やっぱり…」となって前半終了…(汗)

が、後半3分、日本が同点に追いつき、①スペイン②日本③ドイツ④コスタリカ
更に3分後、日本が逆転に成功し、①日本②スペインに…!?
後半13分、コスタリカも同点ゴールを決めて
①日本②スペイン③コスタリカ④ドイツ

後半25分にコスタリカが追加点…①日本②コスタリカ③スペイン④ドイツ…って
この時点では、スペインとドイツが敗退の危機!?
その3分後にドイツが追いつき、①日本②スペイン③ドイツ④コスタリカ

その後、ドイツは40分と49分にもゴールを決めたものの
日本とスペインの1次リーグ突破は揺るがず…
でも、これらの情報が、リアルタイムで、それぞれのスタジアムに届き
各国サポーターが一喜一憂する状況というのは
第三者的立場で観ると、なかなかスリリングで面白かっただろうなあと…(笑)

「どうなることやら…」と心配したアジア勢が
日本、韓国、オーストラリアと3国も決勝トーナメントに進み
「良かった!良かった!」と喜んでいたら
「アジアの虎」の国のメディアが「受け入れがたい現実だが
今の韓国は日本を認めざるを得ない」とのコメントを発表し、ネットは大炎上(汗)

「何その上から目線?」「ヨーロッパに言われるなら判るが、韓国に言われても…何様?」
「組合せを見て、日本はW杯に出る意味がないって言ってたよね?」
「別に認めてくれんでエエで!日本の敗戦を願ってるのがアリアリ!
いちいちカンにさわる!」といったお怒りのツイートや

「所詮、韓国はターンオーバーのポルトガル」
「FIFAランキング、日本の方が上ですが?」
「イヤー、ベスト4経験国は言うことがケタ違いだわ(笑)」
「イヤー、アジアの虎に、そう言って頂けると恐縮です
今後も上から、ご指導ご鞭撻お願いします」といった皮肉たっぷりなツイート

また「日本に嫉妬してるヒマがあるなら、ブラジル戦を考えるべき
ネイマールやブラジルの選手にケガさせないように…」
「頼むから、間違ってもブラジル負けるな!せっかくのW杯で日韓戦なんか観たくない」

「予想では、ブラジルにボコボコにされ、点差が開くとラフプレーに走る
興奮した韓国人選手が前半3人退場、ケガしたブラジル人選手3人交代
後半40分で15-0、残り5分で更に2人退場になり、W杯初の反則負けで試合終了
『テコンドーなら世界ランキング1位だった』と翌日のブラジル新聞」

…と次戦に関するツイートなど、売り言葉に買い言葉状態(汗)
もっとも、アジア勢はみんな仲良くベスト16どまりだったのに対し
ベスト8に進んだのは、快進撃のモロッコを除き全て「ああ、でしょうねぇ」という顔ぶれ
「勝ち切る」ためのサムシングが、つまらない口喧嘩じゃないことだけは判ります(苦笑)
コメント
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