ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

年の瀬なので…4

2022-12-22 15:13:00 | 日記
W杯について色々と書いて参りましたが、あんな決勝戦を観せられたら
ナンも言えねぇ…って感じですねぇ(苦笑)…まっ、今から言うんですけど…(笑)
世界中のサッカーファンの8割がアルゼンチンを応援していらっしゃる中
フランスを応援していた我が家…イヤ、開幕前から、いくら故障者が多いとはいえ
甲斐さんが「ベンゼマよりジルーでしょ!エムバペだけじゃないんでね」と話されていた通り
危なげない勝ちっぷりで進み、1962年のブラジル以来のW杯連覇か?という強さに
「ハイハイ、良かったね」って感じだったし…って、まあ奥さんはグリーズマン推しですが(笑)

一方、数々のタイトルと栄光に包まれ、マラドーナ氏と比較されながら
ただひとつ「W杯優勝」というタイトルに手が届かないのはスペイン育ちだからと
「愛国心」を疑われて来たメッシ選手が
「最後のW杯」と明言した今大会に懸ける思いを考えると「そりゃ、アルゼンチンでしょ」
…と思っていたんだけど、やはりあの「メッシ頼み」というか
まあ、以前に比べれば…って、マラドーナ氏が監督の頃には「戦略はメッシ」だったし(笑)…
かなりチームメイトとの連携も良い形になったものの
「メッシは守備をしなくていい」的な体制がちょっと…(苦笑)

特に奥さんは、前回大会の走行距離の合計が
新宿から成田空港までの距離に匹敵したというモドリッチ選手や
甲斐さんが「(ドイツ戦で)どんだけ走ってんだ!?」と絶賛なさっていた遠藤選手みたいに
チームのためにハードワークを厭わない選手が好きなので
通常1試合あたり、10km走ると言われているところを、メッシ選手は7km前後しか走らず
他のアルゼンチンの選手たちが12km走って、メッシ選手にボールを託す
…というスタイルが「肌に合わない」らしい(苦笑)
更に、クロアチアと対戦した時の「疑惑のPK」が重なり
「フランス頑張れ~!」に宗旨がえした次第…

あのアルゼンチンの先制点となったPKに関しては
元W杯審判の方や名だたるレジェンド達からも
「あのPKは間違い」との声が上がっているし
その直前にもクロアチアのコーナーキックと思われた場面で、ゴールキックの判定が出て
ナンか釈然としない流れになっていたんですが
準々決勝で、アルゼンチンがオランダと対戦した際にも判定で揉めて
試合中はもちろん、試合後もメッシ選手から強いクレームが入った…って
それはメッシ選手の言う通りだとしても「何らかの忖度が働いている」説が流れたし

奥さんは、その件よりも、オランダのベンチにボールを蹴り込む選手がいたことに
「あり得ないんですけど~!」とご立腹(汗)
もっとも、そこが国民性の違いと言われれば、それまでなんですが(笑)
例の「日本代表が使ったあとのロッカールームの美しさ」が讃えられたように
勝っても負けても「来た時よりも美しく」が、ならいになっている国と
勝つと大騒ぎ、負けると大暴れで、いずれにしろ清掃係の方には「惨状」という国なら
やっぱり、前者に生まれて良かった~!と思ってしまうんですよねぇ(苦笑)

そうそう!ロッカールームと並んで話題になった日本代表のサポーターの皆さんのゴミ拾いを
「奴隷根性」と揶揄したH氏や「労働を奪う行為」と非難した元東京都知事には
「外出先で貴族みたいな振る舞いをなさる方」という烙印を押させて頂きました(笑)
当の「労働者」の皆さんからは「アリガトウゴザイマシタ!」というメッセージが届き
また、他の国のサポーターの方々もゴミ拾いを始められた…といったニュースが広まると
「ほっかむり」なさってるみたいだけど…(苦笑)

それはともかく…ブラジルの快進撃を信じて来場されていたロベルト・カルロス氏やロナウジーニョ氏を始め
マテラッツィ氏やエトー氏、ベッカム氏など、そうそうたるレジェンドが見守った
アルゼンチン戦に敗れたあと、モドリッチ選手が「負けたまま終わりたくはない
力を出し切り、銅メダルを獲得したい」とコメントした通り
泥臭く諦めない試合運びで逃げ切りましたが
今大会の台風の目となったモロッコが、中3日のクロアチアより1日少ない中2日で
コンディションを整えなければならなかったことを考えると「末恐ろしいな」と…(笑)

自国サポーターからだけではない大声援を受け、相手チームにアウェー感を与えて来たのは
開催地カタールと地理的に近いということもさりながら
やはり、彼らのサッカーが面白かったからじゃないかと…?
ボール保持率が低くても、人数をかけて守っていても
いったんボールを奪うと、すぐに自分たちの時間にしてしまうというか
そのボールを奪い返されても、また奪いに行って、中盤でパスを回して攻めあぐねることなく
決め切れなくても、とりあえずシュートまで持って行くという攻守の切り替えの速さは
日本代表にとっても、良いお手本になると思います

そういえば、前回大会開幕直前に日本代表監督を解任されたハリルホジッチ氏は
このモロッコでもまた、開幕直前に解任となったみたいだけど
その2チームが共にベスト16入りしたのは、もちろん後任監督の手腕によるところが大きい
…とはいえ、その土台を築いたという意味では評価されてもいいのかなあと…?
まあ、危機感を煽られて結束が固くなった面もあるかなあ?(笑)

ともあれ…「モドリッチがJリーグにやって来る!?」という噂にドキドキしていた奥さん(笑)
資金力のあるチームが有望とのことで、ヴィッセル神戸とFC東京の名前が挙がり
神戸に決まったら、スタジアムに通いつめそうな勢いだったんですが(笑)
イニエスタ選手を32億で獲得したヴィッセルに、今また50億はキツイだろうとか
ガンバ大阪も狙ってるらしいといった声も聞こえて来たトコに
当のモドリッチ選手が、3位決定戦終了後に…
「クロアチアは将来、必ずタイトルを獲得できると確信している」と代表を続ける意向を表明

…となると、やはりヨーロッパにとどまることになるでしょうし
元々、引退の時期に関しては「正確には決めてないよ、50歳かな?
日本のサッカー選手ミウラのようになりたいね」との発言もあったし
クロアチアがユーゴスラビアからの独立宣言をした年に、おじいさんが殺害されたり
爆撃を知らせるサイレンが鳴ると、ボールを持ってシェルターに避難していたという
モドリッチ少年にとって、1998年のW杯でのクロアチアの活躍は、大いなる希望の光となり
「いつか自分も」という夢の始まりだったそうだし
今回、有終の美を飾れなかったことで、また魂のゴングが鳴っちゃったのかも…?(笑)

そうそう!噂といえば、クロアチアがアルゼンチンに勝ったら
日本はFIFAランク4位になる!?負けても7位…と囁かれてたけど(笑)
実際は9位…って、イヤイヤ!まさかのトップテン入り!?
まあ、ドイツとスペインを倒したことですし、そう言われれば…とも思うんですが
ナンせ、一発勝負の結果だし、この先もずっとベストテン内に定着できる力があるか?
…というと「うーん…」って感じですねぇ(苦笑)

元日本代表監督の岡田武史さんは「一つの突出した個の力が必要だろう
ブラジルはチームとしてスキがあっても、個人の力で何とかしてしまうが
今の日本のような組織的なチームには、特別な才能を持つ選手は入れにくい
例えば、鎌田のような面白い才能と個性を生かすチーム作りを考えていかなければいけないのではないか
この先、海外でプレーした選手が指導者として育って行けば
また違う発想を持てる時代が来るはずだ」と評されてましたけど

ご自身も前監督の西野朗さんも、4年サイクルの最初から指揮なさってはおらず
今回、森保監督が初めて4年間を託された日本人監督となられたのは
「世界を知らなければ、世界で勝てない」と外国人監督を据えて来たものの
海外でプレーする選手が増え、世界基準を知る選手が主力になると「外国人絶対」論が変化し
また、海外組の移動も含め、代表チーム内の連係を高める時間が限られることもあり
「日本人選手の性格や特徴を知る指導者でなければ、チームの和は作れない
監督に求められるのはコミュニケーション能力だ」という考えに傾いた結果みたいです

ちなみに…その森保監督の続投が有望視される中、スペインのエンリケ監督は退任
後任は、東京オリンピックで代表を準優勝に導いたデラフエンテ氏との発表があった一方で
ドイツは、2024年のEURO開催が決定しているためとして、フリック監督の続投を発表してました

それはさておき、日本サッカー協会 元技術委員長の原博実さんは…
「Jリーグの外国選手枠と日本国籍選手の出場機会の問題については、ずっと議論があった
外国選手枠を3人から5人に拡充した際『日本選手が出られなくなる』という意見があったが
外国選手と競争することで日本選手のレベルが上がるというのが俺の考えだ
一時期、イングランド・プレミアリーグは、外国選手ばかりで自国の選手が育たなかった
そこで、21歳までにイングランドかウェールズのクラブで3年間過ごした選手が
最低8人は登録メンバーにいる必要があるという『ホームグロウン』制度を導入した
外国選手枠はフリーだけど、育成はしっかりやるという考え方でイングランドは強くなった」と話され

また、野々村チェアマンは…「Jリーグでプレーしている選手は
いかに『強者のサッカー』を学ぶかが大事だ
海外でプレーしている代表勢も、所属は各国1部リーグの中堅や下位クラブがほとんどで
自分たちがボールを保持し、主導権を握ってプレーすることを日常的に実践している選手は少ない
ならば、国内で、ボールを保持して攻撃的に戦うことを経験し海外で守備を身につける流れが良い
海外のビッグクラブでプレーしない限り、守備を要求されるのは必然だからだ
例えば、三笘薫も海外では守備もやらざるを得なかった
だから、守備的に戦った今大会でも、きっちり仕事が出来た
守備しか鍛えなかった選手が大人になってから
攻撃的な技術やアイデアを習得するのは難しいが、その逆は難しくない」と振り返られていて

更なる高みを目指すためには、Jリーグの各クラブの底上げが必要と思われますけど
W杯熱が冷めたあとも、スタジアムに観客が詰めかけたくなるような試合を
継続的に観せることが大事なんじゃないかと…?
もっとも「サポーターが作る雰囲気も含めて、サッカーという作品」という
野々村チェアマンの言葉は、サッカーを始めとするスポーツだけでなく
生で観賞する舞台やライブにも通じるような気がします
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする