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ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

こんなん出てましたけど~

2021-11-26 15:35:00 | メディア
今回は、最近ネットで拾った甲斐さん関係の記事をご紹介します

まずは…1974年12月2日付の西日本新聞に掲載された、デビュー当時の甲斐バンドの記事が
「創刊140年を超える西日本新聞のデータベースを掘り起こし
福岡ゆかりの芸能人の懐かしいお宝記事を紹介」する「フクオカスタア倶楽部」に
「47年前、甲斐バンドがレコードデビュー」というアーカイブ記事として
当時の甲斐バンドの皆さんのモノクロ写真と共にアップされてました♪

この当時の「グループ写真」って、ナンかGSのレコードジャケットみたいな構図が多くて(笑)
この記事の甲斐バンドの写真も、一番後ろに大森さんが立たれ
その前列の向かって左に長岡さん、右に松藤さんが
それぞれ、白い階段っぽいセットの上に足を組んで座られ
一番前に、甲斐さんが寝そべっておられる…といった感じでした(笑)

まあ、甲斐さんご自身は「4人でジャケット写真なんかを撮ると
絶対ビートルズやストーンズみたいになってしまう(笑)」とおっしゃっていて
実際に、ビートルズやストーンズのジャケ写と同じ構図で撮影なさったものもありますよね?(笑)

ともあれ…「紙面掲載した記事を当時のまま再現しており
内容は取材時点のものです」という記事には…
「海援隊やチューリップを生み出し、フォークのメッカと言われている
福岡市中央区天神の喫茶店『照和』から、また大型新人フォークグループがデビューした
東芝から『バス通り』を出した甲斐バンドがそれ

九州最後のスーパースター『怪バンド』というキャッチフレーズで登場
リーダーの甲斐よしひろ(21)=福岡県南区出身=は
地元フォーク界では実力・人気ともにナンバーワン
福岡商業高校卒業後、『照和』でアルバイトしながらプロを目指してソロ活動をしていたが

リードギターの大森信和(23)=熊本県人吉市出身=と
ベースギターの長岡和弘(23)=長崎県大村市出身=を
今年に入ってからドラムの松藤英男(20)=福岡県東区出身=を加えてバンドを結成
8月には福岡市の電気ホールで『出発(たびだち)コンサート』を開き東京のフォーク界に乗り込んだ

彼らの地元での人気は、同コンサートに2千人近い観客を動員したことでも分かる
このほど、キャンペーンのため福岡に帰って来た甲斐は
『この5年間、福岡でやって来たことの蓄積をレコードにぶち込んだつもり
地元ファンの中には、東京へ行かないでくれという声もあったが
現実の問題として、福岡ではレコードが出せないので…

これからは、音楽的には発展性があり
それでいて親しみやすい曲を作って行きたい』と抱負を語っていた
12月20日にはLP盤『らいむらいと』を出す
この中には『バス通り』を始め、『週末』『アップルパイ』『あの頃』などの曲も入っている」
…と記されていて「ん?『フォーク』って文字が多くね?(笑)」って印象なんだけど

まだロックが市民権を得ていなかった頃のことですし
当時の「ロック」に対する認識は、極端に言えば
頭が痛くなるような大音量でエレキギターを掻き鳴らし
英語のフレーズなのか?雄叫びなのか?(笑)
判然としない歌詞を叫びまくってる…といった感じだったと思われますし(苦笑)

甲斐さんもアコースティックギターの弾き語りスタイルでステージに立っていらした方だから
ナンの疑問もためらいもなく「フォーク」に分類されていたんでしょう(苦笑)

主に甲斐さんのアマチュア時代の曲が収録されたデビューアルバム「らいむらいと」を
バンドの歴史上「なかったこと(笑)」になさっていたのも
勝手に「フォークグループ」とか「フォークロックサウンド」にカテゴライズされ
そのイメージが定着することをヨシとなさらなかったのと

やはり、オリジナルの「ポップコーンをほおばって」をショートバージョンに編集し
難産の末に「裏切りの街角」を書き上げられ
バンドのメンバー全員でアレンジを考えながら
レコーディングをしたり、ライブでの演奏の仕方を模索なさる…
というスタイルが固まって来たセカンドアルバム「英雄と悪漢」が
実質的な「デビューアルバム」だとお考えになったからじゃないかと…?

ただ「バス通り」の売り上げは、福岡県が全国No.1だったそうですが
妙安寺ファミリーバンドのリーダーで、後に「照和」のマネージャーになられた
門田一郎さんによれば…「ソロシンガー甲斐よしひろの歌を知っている
(弾き語りの『バス通り』を聴いていた)博多のファンは

デビューしたばかりの甲斐バンド(のアレンジされた)サウンドには馴染めなかった」みたいですし
奥さんのようなデビュー当時からのファンにとっては
デビューアルバムとセカンドアルバムの変貌ぶりのインパクトが今も強く残っているんだとか…

それはさておき…もう1つは、Eテレ「みいつけた!」のアートディレクターでいらっしゃる
イラストレーターの大塚いちおさんが「スコップさんのことも少し答えています
よろしければ、ぜひ」と呟かれていたインタビューの「関連部分」をかいつまんで…(笑)

「『みいつけた!』という番組を企画している時から関わっていましたが
いよいよ『キャラクターをどうしようか』という会議の時、せっかくの新番組だから
今まで世の中でキャラクターになってないものをキャラクターにしようという話が出ました

誰かが『椅子はどうですか?』ってアイデアを出したんですけど
その場では『それは難しいでしょ~』みたいな空気だったんですよ(笑)

でも、僕は幼い頃、母とバスに乗って買い物に行った時に
バスから見た、バス停に置いてある椅子のことをふっと思い出したんです
誰かが置いた錆びた椅子やボロボロの椅子のことを思い出して
椅子のアイデアも良いんじゃないかって…

当時、僕が車窓からそれを見ながら『あの椅子は雨の日でも頑張って働いてるなあ』って
勝手に思ってたように、番組を観る子供たちも同じように
『あの椅子、頑張ってるね』みたいに感情移入するのって、ちょっといい世界だなと思って…」

…と「コッシー」誕生のきっかけに触れていらっしゃいますが
奥さんは「バス停の椅子」と聞くと、かつて長岡さんが
バス停に置かれていた「コカ・コーラ」のベンチが欲しくて
大森さんにその手伝いをお願いなさったというエピソードを思い出しクスクス(笑)

まあ結果的に、そのベンチに座っていらした、おばあさんの話し相手になられただけで
当初の目論見は失敗に終わったみたいだけど(笑)
翌朝、バス停から少し離れた地点まで移動したベンチをご覧になった方は驚かれたでしょうね?(笑)

ともあれ…「番組のMCとして、ただキャラクターが出て来るのではなくて
可能なら、椅子たちが生活する街みたいなお話を作りたいと思ってました
このキャラクターはこういう子なんだよってエピソードやバックグラウンドを観て貰えると
子供たちの楽しみ方も深くなって、想像力も広がってくれるかなと思いました

毎回『いすのまち』のお話を作る制作スタッフが
『こんなキャラクターがいたら面白い』というアイデアや
そのストーリーでどんなキャラクターが必要か…というところから
新たなキャラクターが生まれ、どんどん広がって行きます
そのアイデアやストーリーを元に、最終的に『じゃあ、こんなデザインはどうかな』って
僕が絵を描いたりしながら固まって行きます

(「『いすのまちのコッシー』のコマ撮りアニメでは
実際に人形を少しずつ動かすってことですよね?」との質問には)
そう、顔の表情もそのシーンごとに作るので
何パターンか表情のスケッチを描いたりもします
ですが、実際にその先はキャラクターを動かしてくれる
映像の監督やスタッフのイメージもあるので、相談しながら調整してます

(「生み出すのに苦労したキャラクターはいますか?」との質問には)
色々な分野で活躍している方々が椅子のキャラクターとしてゲスト出演してくれる時があるんです
もちろん、その人に似せる必要は必ずしもないんですけど
やっぱりちょっと親心として本人に似せたくなっちゃいますね
限られた要素で、顔や髪型とかで少し雰囲気を近づけるんです

番組開始当時『トータスイス』って、トータス松本さんが声を担当するキャラクターの制作の時
トータス松本さんは坊主頭だったんです
でも、僕の中では、ロン毛でソウルフルなヘアスタイルのトータス松本さんのイメージが強くて
そこはあえて、元々持っていたイメージに寄せました
その後、少し長めのヘアスタイルに戻った時にはホッとしましたね

あと、僕は中学生の頃から甲斐バンドの大ファンで
そんな甲斐さんに番組に出て貰えることになって
『スコップさん』ってキャラクターが生まれました
その時もやっぱり、甲斐さんっぽさをキャラクターに残したくて、顔の雰囲気など工夫しました

キャラクターとしての可愛さの中に、本人の雰囲気も残す、そのバランスが難しいですよね
(子供たちと)一緒に観てる親やその上の世代も
『おっ!何、この番組は~!』ってなったら嬉しいなと思ってます」…と話されてましたが
「甲斐さんは、そのままで充分可愛いよ♪」と奥さん(笑)
まあそれは、あくまでも個人の見解ですけど…(笑)

そもそもは、お孫さんが観ていた「みいつけた!」をご覧になった甲斐さんが
この番組のことを絶賛され、それを聴いた奥さんが毎朝視聴するようになり(笑)
ビルボードツアーメンバーの鈴木健太さんの紹介で
甲斐さんが大塚さんとお会いになったと知って

「その内に『コッシー』ならぬ『ヨッシー』という椅子が生まれるんじゃないか?(笑)」
…といった投稿を送ったら、ホントに甲斐さんがキャラクターになってしまわれ(笑)
今は、その「スコップさん」がキャラクターグッズとして発売される日を待っております(笑)
コメント
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