ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

冬ドラのその後4

2021-03-30 14:05:00 | 日記
日高の会社の社員たちの日高に対する態度や、妹・優菜の口から語られる日高の人物像
それに、ミンさんに偽証を強要し、今や見た目望月刑事の自分をハメようとした河原主任が
捜査本部を外されることになったのを日高が「可哀想です
彼は、ある意味、誰よりもなりふり構わずやって来た人でしょう?
あの年でそれをいきなり取り上げられるのは
相当酷なんじゃないでしょうか?」と気遣ったりするのを見聞きして

「連続猟奇殺人犯」としての日高とのギャップを覚えた彩子ちゃんが
「ねぇ、どうして人殺しなんかするの?動機は何?
どうして田所さんや四方さんだったの?」と訊ねると
「動機も理由もないですよ。ただ、突然殺したくなるんです」と日高

「それ、いつから?子供の頃から?生まれつきなの?」と重ねて訊かれても
「そんなこと訊いてどうするんですか?
知ったところで、仲良く地獄行きですよ」としか答えず…
っていうか、他に答えようがなかったんでしょうが(苦笑)
彩子ちゃんの中に「日高は二重人格?それとも何か隠している?
大切な誰かを守るために、そのための人殺しを犯している?それとも共犯者がいる?」

…といった疑問が芽生え始めたみたいで
その後、河原主任と幅刑事が「大昔の捜査資料のデータベース化作業」に回され
その代わりに日高が捜査を引き継いだと知って
「せっかくなんだから捜査してよ!真面目に」と言うと
「真面目に…って、自分を調べろってことですか?それとも、あなたを?」と返されたものの

「でも、会いたい相手くらいいるんじゃない?
ほら、入れ替わっちゃったじゃない、私たち…
会いたくても会えない大事な人とかさ」と訊ねた時
電話越しで彩子ちゃんには見えなかったとはいえ、日高の表情が変わり
口では「この事件には裏がある、真犯人は他にいる
そう思いたいお気持ちは、大変よく判りますが
そういうのを希望的観測と言うんですよ」と告げながら
「Curiesity killed the cat(好奇心猫を殺す)」と釘を刺し電話を切るしかなく…

もっとも「きゅうりが何?ハア?きゅうりが何よ?と(笑)
彩子ちゃんには伝わらなかったことはさておき(笑)
「日高として過ごす内に、私の中に芽生えた疑問
日高は誰かを守るために殺人を犯している?共犯がいる?
ひょっとすると、犯人でない可能性すらある?」と考え続けていて

唯一、例の「室内ゴルフ」の動画については
「まあ、これがなあ…今のところ、これが現実だ」と引っかかりつつ
「でも、この状況を打破しようと思ったら、見つけた希望は捨てるべきではない
大丈夫!日高には絶対ナンかある!」という確信めいたものを持ち始め

日高は日高で、お兄ちゃんが次に狙うのではないか?と考えたのであろう
と、今なら判る…人物の家を望遠鏡で確認したり
その家の近辺に落ちていた、薬の空のフィルムを拾って「時間がないですね」と呟いたり…と
お兄ちゃんの病状を心配し、次こそナンとか先回りしようと動いていた頃

またもや陸くんが、コインロッカーに何かを預けている、見た目彩子ちゃんの日高を見かけ
例の「血まみれの防護衣」のことが、まだ引っかかっていたのか?
百均の「すぐ固まる粘土」で、彩子ちゃんの持っていたロッカーキーの型を採り
皮肉にも…と今なら思う…師匠に合鍵を作って貰い

「陸、ホントに勝手に開けるのか?彼女さんの使ってるロッカー
知らぬが花ってこともあると思うけどな」と言われたことを気にしながらも
ついにロッカーを開け、中に入っていた「手紙」を読み…
ナンと!翌日、日高(魂は彩子ちゃん)が出勤するのを待ちぶせ
「日高陽斗さんですよね?お、お話があります!」と声をかけ

2人は、近くのカフェで向き合ったものの、何も話さない陸くんを見て
「これ、どういうテンションなんだろう?陸…読めない…
そもそも、判りにくい顔だし…」と心の中で呟く彩子ちゃん(笑)
…って、ちなみに、TVerで毎週配信されていた副音声解説付きの映像では
この第5話の副音声ゲストに、陸くん役の柄本佑さんが登場され
「判りにくい顔」というセリフに「失礼だよね(笑)」とツッコんでおられました(笑)

ともあれ…彩子ちゃんがINした日高の方から
「あの…今日はどういったご要件で?」と口火を切ると
「あ、あのですね、僕、その…同居人がいまして
その人が使っているコインロッカーを開けましたところ…」と、ようやく説明を始める陸くん
…が、彩子ちゃんは「コインロッカー」に驚いてしまい
その様子にビックリする陸くんに「いえ、続けて下さい」と促し

「そ、そこには、まあ色々、謎なモノが入っておりまして…」という陸くんの言葉で
「なるほど…日高はコインロッカーにアレ…
(入れ替わった直後、日高の部屋から持ち出すように指示された段ボールに入っていたモノ)
…を隠して、陸はナゼかそれを見て、今こうなってる訳ね」と見当をつけたトコで

前夜、彩子ちゃんが、日高のことを知りたいと
子供の頃の日高のアルバムを引っ張り出して眺めていた時に
段ボールの中にあった手紙のことを思い出し
「そういえば、あの手紙には何が書かれてるんだろう?」と言ってたなあと考えていたら
…って、今思えば、ある1枚の写真の中で、日高が手にしていた丸いケースを見て
「何これ?」と目を止めたシーンの方も、なかなか重要だったなあと…(苦笑)

それはともかく…陸くんが「そこに、あなた宛ての手紙も入っておりまして…」と口にした途端
「それで?その手紙って、何書いてありました?誰からでした?」
…と身を乗り出す、見た目日高の彩子ちゃん(笑)
「えっ!?あなた宛ての手紙でしたけど…?」と返され
「あっ!ああ~、そうですね…もう忘れちゃってて…」と、しどろもどろ(笑)

更に、陸くんから「もしかして、僕、別の日高さんトコに来ちゃってますか?」と訊かれ
「いえ!イヤ、ああ…別人と言えなくもないけど…」と、つい考え込む時の
腕組みをして、肘を指でトントンと叩くクセが出て「うん?」と反応する陸くん

それには気づかず「あの…その同居している方のロッカーに
私宛ての手紙や謎なモノが入っていることに関して、どうお考えになってます?」と質問し
陸くんが「ああ~、イヤ、詳しい事情は判らないですけど
まあ、隠さなきゃいけないようなことを、あなたと2人でやってるのは確かかなあ?
いったいお2人で何やってるんですか?」と訊き返され
「さて、どう答えるべきか…?」と考えながら、再びトントンする見た目日高

それを見て「う~ん?」と首を捻っていた陸くんが
同じ仕草で考え事をしていた彩子ちゃんを思い出し「そのクセ…」と言いかけた時
日高のスマホに、秘書の五木さんから着信があり
コ・アース社に対するネガティブキャンペーンが始まり、大変なことになっていると知らされ
「とにかく、もう一度連絡します!」と会社へ向かう日高

陸くんは「えっ!?連絡って、どうやって?」と首をかしげながらも
バタバタとカフェを出て行く日高を見て「ナンか、あの人、彩子ちゃんみたいだなあ」と呟き
…って、日高と入れ替わった直後に彩子ちゃんは
「陸なら、きっと気づいてくれるよね?」と、一縷の望みをかけていたのに
陸くんは「路線変更」した彩子ちゃん(魂は日高)を見て
「天使になった!」と喜んでたんですよねぇ?(笑)

さて、コ・アース社へのネガティブキャンペーンですが
日高社長は連続殺人の容疑者だとか、家宅捜索に入られたとか
テレビや新聞で報道されていない情報だけでなく
「殺された人の手に『Φ』が共通点らしい」ということまでが流出していて

見た目日高の彩子ちゃんは「とにかく、ログを洗い出して火元を特定!
その上で、プロバイダに情報開示を請求、個人を特定!
あとは、怪しい同業他社を当たって!」とテキパキ指示を出し
「社長、ナンかテレビの刑事みたいですね」と驚く(笑)部下たちを尻目に、日高に電話をかけ

「ちょっと!誰がやってんのよ?これ!何かあるでしょ?心当たりの1つや2つ
コ・アースに恨みを持っていそうな会社とか、個人的に恨まれてる相手とか…
このままじゃ、コ・アース潰れるわよ!」と噛みつくと
日高から「そんなに心配してくれるんですか?ウチのこと…
『殺人犯の会社なんか潰れて然るべき!』って言うかと思ってました」と返され

「あ、あんたはどうだっていいけど、今ここで働いてるコ・アースの人に罪はないし
風評被害を受けて然るべきなんて話はない!
とにかく、Φのことまで出てるってことは
情報を売ってる警官がいる可能性、高いわよ
私は情報を買ったヤツ調べるから、あんたは売ったヤツ調べて!」と命令

電話が切れたあと、日高は「漏洩したのは誰か?…ですか」と耳たぶを引っ張っていたものの
帰宅時に、例のコインロッカーを開け、扉の隙間に挟んでいた付箋紙が落ちていることに気づき
「誰かが開けたということですね」と、ここでもまた耳たぶを引っ張り考えを巡らしている様子

家に帰ると、さりげない感じで「あ、そうだ、陸、コインロッカーの鍵、見なかった?」と訊ね
陸くんが「えっ?み、見てないよ…うん、見てないです
コインロッカーなんて使ってるの?」と答えると
「うん、捜査中の容疑者の証拠品、入れるのにね」と言い訳して

「えっ?証拠品って、勝手に持ってていいの?」と逆に訊かれ
「良くはないんだけど、掴んだネタは出すべき効果的なタイミングっていうのがあるから…
でないと、手柄にもなんないし…」と、いかにも彩子ちゃんが言いそうな言葉で説明(笑)
初見時は、このやり取りを観て「マジで陸くんヤバくね?」とヒヤヒヤしてましたが…(笑)

その陸くんが、コ・アース社や日高社長が、ネット上で話題になっているのを見て
「何が起こったんだ?これ…」と独り言を言っていた時
「便利屋」に仕事の依頼があり、内容を確認すると…
「日高です。明日8時、昨日と同じ場所で会うことは出来ますか?」との書き込みが…!

「アレ?俺、あの人にサイトのこと、話したっけ?」と思いつつ
この前と同じカフェに向かうと、見た目日高の彩子ちゃんから、全てを打ち明けられたらしく
「2人は入れ替わった!?」と陸くん
彩子ちゃんが「そう言われてもアレだと思うんで
何か、望月彩子でしか知り得ないようなことを質問…」と言いかけるなり

「そうだったんだ!ああ~!イヤ~、そうだったんだ!
イヤ、もうさ、色々考えてみるんだけど、スッキリ説明がつかなくてさ
そっか!入れ替わってたんならね(トントンする)クセもね
まあ、ずーっとオカシイとは思ってたのよ
最近の彩子ちゃん、ナンか人が変わったみたいになっちゃってるしさあ」と1人で納得してて(笑)

「信じてくれるの?」と拍子抜けした感じの彩子ちゃんに
「もちろんだよ!だって、最近の彩子ちゃん、キレないし、暴れないし、部屋キレイだしさ」
…と(笑)これまで覚えていた違和感の原因を挙げ、おしぼりを投げつけられても
「そう!そう!これ!これ!これが彩子ちゃんだよ!」とニッコリ(笑)

…が、その一瞬後「大変なことじゃない?これ…」と
ようやく、事の重大さに気づいたのかと思いきや
「大丈夫なの?男になっちゃって、トイレとか大丈夫?」…って、そっち?(笑)
でも、彩子ちゃんも「立ってするのもテクが要るとは想像してなかったよ
男は男で色々大変なんだね」と反応してしまい(笑)

陸くんが「だよね~!イヤ~、日高さんも女の子になっちゃって、たい…
ああ~!どうしよう…彩子ちゃん、俺…俺…イヤ~、ああ~っ!」と股関に目をやり(笑)
「ヤったんだね?日高と…」と察した彩子ちゃん
「そ、そう!ど、どう受けとめればいい?これ…どういう問題?
っていうか、問題はない?…っていうか、むしろ、俺の新しい可能性として受けとめ…」
…と、どんどん展開して行くのへ、再びおしぼりを投げつけ(笑)

「それはもう、自分で決着つけて!
いい?問題なのは、あなたが一緒に暮らしてるのは
殺人を犯した可能性が高い人間ってことだから!」と、事の重大さに話を引き戻し
血まみれの防護衣を思い浮かべた陸くんが
「日高さんって、やっぱり犯人なんだ?」と訊ねると
「まだ、容疑者だけどね…でも、あんたは犯行の証拠品を見た
これが日高に知られたら、どうなると思う?
どんな理由をつけてもいいから、今すぐあの部屋から出てく!いい?」と釘を刺し

「で、それはそれとして…ロッカーって、どこにあんの?」と質問
「あ、ああ、天王洲…たぶんもうバレてるっぽいから、もう使ってないと思うけど…」
…と言いつつ、師匠が作った合鍵を渡すと
「そうだ!手紙って、中見た?」と彩子ちゃん
「『明日3時、学校のそばの歩道橋で待ってます』って書いてあった」という返事に
「学校?あったかな?あの歩道橋…」と、日高と入れ替わった場所を思い浮かべながら
「他には?差出人の名前とか、切手の消印とか?」と手帳を手に取り調べの様相(笑)

「名前も切手もなかった…う~ん、ナンて言うか
子供の頃に貰ったラブレターみたいな…」という陸くんの言葉に
「隠さなきゃいけない、子供の頃のラブレター…」と肘をトントン
やがて「ありがとう、陸、参考になった
取りあえず、脱出したら1度連絡ちょうだい」と席を立つと
「イヤ~、彩子ちゃんって、ホントに刑事なんだね」と陸くん

この時は「何言ってんの!じゃあ、ちゃんと逃げてよ!」という彩子ちゃんの言葉に頷き
実際に「地方での仕事が入りましたので、当分いません」という書き置きを残し
彩子ちゃんのマンションを出て、師匠の住むアパートへ行ったんですが
その師匠の部屋でのやり取りのシーン…

陸くんが「表に『三枝』ってあったんですけど…?」と言うと
師匠は「俺みたいなのじゃ、家主が貸してくんねぇからって
別の人の名義でな、家主の審査だけ通しちまうんだよ」と
ビールとグラスをテーブルに並べながら説明

陸くんがビールを注ごうとすると「ああ、俺、いいや」と断り
「アレ?師匠、お酒飲めないんでしたっけ?」という陸くんに
「イヤ、実は俺、余命3ヶ月のハナモゲラでよ」と告げ、陸くんが「えっ!?」と驚くと
「そんな訳ねぇだろ!(笑)胃が荒れてるだけだよ」と笑っていたものの

初見時でも、日高が薬のフィルムを拾って「時間がない」と言っていたシーンや
陸くんが「4」の落書きを消していたトコに、師匠が現れたシーンが浮かび
「えっ!?まさか…?」と、にわかに師匠にスポットライトを当て出したんですが(苦笑)

師匠が「で、結局、ロッカーから何出て来たのよ?」と訊ね
「はあ…ちょっとヤバそうな感じのモノが…」という陸くんの答えに
「だから、知らぬが花って言ったじゃねぇかよ」と返した、その言葉の皮肉さとか

「それで出て行くことにするのか?」と訊かれた陸くんが
「でも、ホントにこれでいいのかなあって思うんすよね
面倒なことになりそうだからって、逃げ出しちゃっていいのかなあって…」と悩んでいるのを見て

「俺の親父は、色々面倒な人でさあ、でも、縁切るってのも、どうしても出来なくて
結局、死ぬまで振り回されっぱなしだったよ
(『師匠、優しいっすからね』と陸くん)
でも、その優しい孝行息子に残ったのは
その場限りの仕事と、他人の名義で借りた小部屋だけよ
だから、まっ、俺は逃げてもいいと思うぞ」とアドバイスしたことが

こうして改めて観てみると、より強く胸に迫るというか
第9話で、共に奄美大島を目指した2組の内
こちらのバディの行く末が、ああだったことが重なり、ツライっす…(汗)
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