ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

冬ドラのその後2

2021-03-27 14:06:00 | 日記
日高は、第9話の告白シーンで…「田所さんと兄の因縁は昔のことです
神奈川の事件と同一犯だと思われれば、自ずと捜査は混乱する
先の短い兄は、まずこのまま逃げ切れる
私自身も田所さんとの接点は全くありません

万が一、警察が目をつけるとしても、その頃にはもう兄は亡くなってる
私も逃げ切れるんじゃないかと思いました
でも、兄は、1度の殺人では満足していないと知って
次は、兄を先回りして捕まえようとしました
でも、それもダメで…」…と明かしていましたが

歩道橋の上で「どうしたもんですかねぇ、これから…」と呟き…って
初見時には、魂が入れ替わった状況…特に日高にINした望月刑事が
ナンとか元に戻って、自分を逮捕しようとしていることを指しているんだろうと思っていたのが
実は、殺人を犯してしまった兄を心配しての言葉だったと判り

また、その直後、歩道橋の端の壁に赤いスプレーで書かれた「4」という数字を見つけ
「そうですか…終わりじゃなかったんですか」と、耳たぶを引っ張りながら言ったり
彩子ちゃんのマンションに帰ると、同居人の陸が「便利屋」の仕事で、朝まで戻らないと知り
「ラッキーですねぇ、これは…」とニンマリした意味は腑に落ちたものの

手袋問題が解決して、ホッとする一方で
「日高に助けられてしまったんだろうか?でも、それとこれは別だ
殺人犯は殺人犯として裁かれるべきだ」と考えていた彩子ちゃんに送られて来た動画…
日高がINした望月刑事が、鼻唄を口ずさみ「ど~も~!」と登場し
部屋の明かりが点いた途端、画面奥に逆さまに吊るされた人間が映って…!?(汗)

…に「えっ!?」と驚いていると「えーと、この人は、ゴルフ場なんか造って大儲けした人なんで
アタマ全体をゴルフボールみたいにデコボコにしちゃいたいと思いま~す♪」と朗らかに宣言し
ゴルフクラブを持って、大きくバックスウィング(汗)

ゴルフボールならぬ、人間の頭部にクラブが当たる音がするたび
血飛沫が、見た目望月刑事に飛び散るという凄惨な状況(汗)だというのに
その見た目望月刑事は、楽しげに笑みを浮かべていて(汗)
やはり日高は、まごうことなき「猟奇殺人鬼」と思い、震え上がったのに

それも全部、お兄ちゃんを庇い、自分こそが犯人だと印象づけるための工作だった…
というには、ものすご~く自然な感じで(苦笑)
たとえ、殺人現場に入るのは2回目だとしても
死体損壊は初めての経験だったでしょうし…
まあ、それだけ腹をくくっていたということなのかなあと…?

…で、その血まみれの顔で「あなたには一応お伝えしといた方がいいかと思いまして
これでもう、元に戻ろうが戻るまいが、あなたも殺人犯…どっちでも同じになっちゃいましたね
あなたは私で、私はあなたです。どうかお忘れなく…」と微笑む日高(汗)
でも、きっとこの動画の撮影を終えた途端、へたり込んでしまったんじゃないかと…?

一方、動画を見終わった望月刑事が「ナンでこんなことするの?
何が楽しいの?何が目的なの?恐怖と怒りに震えていたところへ警察がやって来て
田所さん殺しと同一犯の可能性が非常に高い事件が発生したため
再び任意同行を求められ、河原主任の取り調べを受けることに…

もっとも今回は、見た目日高は全く事件に関与していないので(苦笑)
正直にアリバイを告げるだけでいいんだけど
セク原から「昨夜はお散歩に出られなかったんですか?ご趣味なのに?」とイヤミっぽく訊かれ
「以前、それで余計な疑いを招くことになりましたから、最近は控えてます」と応戦(苦笑)

防犯カメラの映像から、アリバイが確認されるや
「あのー、もういいですか?」と席を立とうとすると「もう1つ、いいですか」とセク原
バクテリアが混入したため、田所さんのDNAは検出されなかった、アノ手袋を差し出し
「これ、落とし物で届いたんですけど、あなたの物ですか?」と質問

揺さぶって反応を見ようとしたんでしょうが
すでに証拠能力がないと知っている彩子ちゃんは
「物としては同じですけど、私の物かどうかは…
むしろ警察の方の方が判るんじゃないですか?指紋とかお調べになるんですよね?
あっ、もし、私のだったら返して頂けるんですか?」とたたみかけ(笑)
セク原は「社長さんがお帰りや!」とイライラ~!(苦笑)

ただ、その腹立たしさを落ち着かせるため、喫煙所に向かおうとする途中で
取り調べ室から出て来た、見た目日高の彩子ちゃんが
それを見送りに来た、見た目彩子ちゃんの日高の胸ぐらを掴んでいるのを目撃して
「あいつら、ナンかあんのか?」と気づき

その後、街中でケンカしている男女を見かけた時にも
「痴話喧嘩でもない限り、フツー、女の胸ぐらは掴めんわなあ」と呟いていたんですが
見た目はともかく、実際は、女性刑事が殺人容疑者の男性の胸ぐらを掴んでいた訳で
それも、あんな動画を見せられた直後とあっては無理からぬことかと…(汗)

…で、彩子ちゃんが警察を出たあと、2人は電話でやり取り…
「ナンてことしてくれてんのよ!人の身体で、よくもあんな…」と怒り心頭の彩子ちゃんに
日高が「(元に)戻って、私を突き出す…
あなたがそんなことばっかり考えるから、こういうことになっちゃうんじゃないですか」と返すと
「当たり前でしょ!あなたみたいなの野放しにしておいていい訳ないでしょ!」と彩子ちゃん

でも「じゃあ私は、むしろこのまま捕まる『べき』だと?自首でもしましょうか?
世のためには、きっとそうする『べき』なんですよね?
正義というのは、イチイチめんどくさいものですね
でも、私はそんな難しいことは考えませんから…」と痛いトコを突かれ

更に「あなたが回収した物を渡して貰えますか?
何かの拍子で見つからないとも限りません
私の状態のあなたがそれを持っているのは、リスキーだとも思うのですが…?
手袋をお持ちだと思われる方から、直接回収して…」と
八巻が彩子ちゃんに協力していることを知っていると匂わせられ、ぐうの音も出ず…(汗)

我が家は、魂が入れ替わった途端、いきなり内股っぽくなられた(笑)
高橋一生さんの演技に惹きつけられていたんだけど
今回、日高の真意を知った上で見直してみると
日高がINした彩子ちゃんを演じておられる綾瀬はるかさんのミステリアスな…というか
背負った運命の重さを内に秘め、感情を押し殺した様子を表現することが、いかに難しく
どれほど高い演技力が必要とされるかを痛感致しました

その彩子ちゃんが「(手袋を)持っているのは私よ!」と庇った、当の八巻刑事はというと
「あの…昨日の夜、四方って人が殺されたんですけど、知ってます?
それって、やっぱり望月さんになった日高がってことですか?
あの…僕のことは…望月さんに協力してるってことは、日高にバレてるんでしょうか?」

…と彩子ちゃんに確認するや「ぼ、僕、これで終わりにさせて貰っていいですか?
だって、余計なことしたら、僕が殺されちゃうかも知れないじゃないですか!
相手、殺人鬼なんですよ?」…って、刑事としては少々情けない発言(苦笑)
…とは思うものの、確かに綾瀬さん演じる日高には
邪魔だと思う相手をあっさりと排除しそうな恐さがあったし

前述の「4」という落書き以来、視聴者の間では
この連続猟奇殺人事件は、名前に数字が入っている人が狙われる?説が浮上していて
すでに殺害された田所仁志さんと四方さんはもちろん
八巻刑事、五十嵐管理官や十久河部長、日高の秘書の五木さんなど
数字の入った役名の方々が次々とリストアップされていたし…(汗)

ともあれ…日高にINした望月刑事の「予想では
今回の(四方さんの)事件を受けて、連続殺人の捜査本部は、おそらく大混乱に陥る
殺害後、室内の清掃を行っていること
それと(被害者の)手のひらに残された『Φ』のマーク…同一犯の可能性は高いものの
微妙な差異はコピーキャットの予測を生む

神奈川の(一ノ瀬さんの)事件と3件となれば
思想的背景を持った組織の犯行も視野に入れることになるかも知れない
その混乱の中で、警察官・望月彩子が容疑者として浮かび上がることは、まずないだろう
そして、今回の殺人に関しては、今の私・日高陽斗の関与も立証不可能…安全だ」…とはいえ

「問題は、元に戻って日高を捕まえ手柄を上げるというプランは
これで永久に封じられてしまったということだ
もし、それを実行に移せば、即座に日高は、逆に私・望月彩子もまた殺人犯であるという
あの証拠の動画を提出するだろう…その結果は、2人揃って塀の中だ

元に戻っても戻らなくても、日高が殺人犯だと告発することは、私にはもう出来ないのだ
それどころか、今後、日高が殺人を犯すたびに
隠蔽の協力を余儀なくされるかも知れない
本来、極刑に処すべき人間を助ける人生…
一体ナンだったんだろう?これまでの警察官として生きて来た私は…」
…という具合に、自分を犯人だと信じ込ませ
かつ、警察には捕まらないようにするという、日高の思惑通りの展開になった訳ですが

一方で、日高の全く預かり知らないところで
真犯人であるお兄ちゃんと、彩子ちゃんの同居人・陸くんに親交があったという
皮肉なサイドストーリーが進行していて…って
このドラマの前半では、その2人のやり取りが
のちに、どれだけ本編に絡んで来るかなんて、想像も出来なかったんだけど…(苦笑)

そもそも(日高のINした)彩子ちゃんが、急に化粧をし始め、口調が優しくなり
自分から積極的に肉体を求めるようになったのを
陸くんが「彼女が天使になった♪」とノロケるシーンに登場していた
陸くんの職場の先輩「師匠」が「お兄ちゃん」だなんて思いもせず…(苦笑)

どっちかって言うと、陸くん役を務めていらした柄本佑さんの方が「アヤシイ」というか(笑)
良い意味でクセが強い方なので、ただの同居人ではないんじゃないか?と疑っていて(笑)
…って、今思えば「便利屋」の仕事が入って、陸くんが、一晩留守にしたことを
日高が「ラッキーですねぇ」とニンマリした夜に、お兄ちゃんは事件を起こし(汗)

その予告と言える「4」の落書きを消すことを「便利屋」に依頼し
更に、その依頼がちゃんと果たされているか?確認するために
歩道橋に足を運び、陸くんが、せっせと作業しているのを見て
偶然通りかかった体で「おい、何やってんだよ?お前」と声をかけた
あのシーンが、そんなに重要なヒントだったとは…!(苦笑)

だって、その便利屋の仕事を終えて帰宅した陸くんが
マンション前に来ていたゴミ収集車を見て
仕事で出たゴミも持って行って貰おうと、彩子ちゃんが出したゴミ袋を開けると
例の室内ゴルフ(汗)で、日高が着用していたらしき、血まみれの防護衣が入っていて

「彼女」が何か事件に関係しているのでは?と思い悩む陸くんに
師匠は「天使」になる前(笑)の「彼女さん」の話を聞かされていたらしい様子で
「二重人格説」を提示したりして…って「ストレスが引き金になるって言うしよ
何かずいぶん職場で上手く行ってなかったんだろ?」と相談に乗ってあげる
…みたいな良い先輩ぶりだったし、師匠を疑うよりも

今回の防護衣に限らず、日高と一緒に生活している内に
決定的な証拠を見つけたりとか、知ってはいけないことを知ってしまったら
陸くんが危険なんじゃないか?という心配が先に立っていたし…で
この原作のないオリジナル脚本のドラマの伏線に気づくのは、まだ先のことでございました(笑)
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