ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

不良少年

2014-04-21 11:03:57 | 日記
ろくでなしの次は不良です(笑)

『不良』とは、状況が悪い状態
『良好』の反対語らしいんだけど(苦笑)

俗に言う『不良』は『不良行為少年』
…『自己や他人の徳性を害する年少者』のことでしょう(笑)

『徳』とは、均整の取れた精神の在り方だそうだ

ちなみに『非行少年』は
『刑罰法令との関係性を持つ年少者』で

『ならず者』だと『手のつけられない放蕩者』になってしまうんだとか…(汗)

それはともかく、作家の樋口修吉さんは…

甲斐について書かれたものを読むと
やたら不良という言葉が出て来る
まるで甲斐を理解するためのキーワードのようだ

甲斐自身も不良少年っぽいトーンがあると評されることを
さほど嫌がっていないらしい

けれども、もし非行少年っぽいと形容されれば
かなり抵抗を示すだろう…とおっしゃってます(笑)

内藤陳さんが言われた
『非行少年には更生というものがあるが、不良にはない』
という言葉を引き合いに出され

非行少年は、目先の欲望のためにただ闇雲に反抗し
いずれ世間の壁に当たって人並みになって行くが

不良少年は、本当にやりたいことをやるために
硬い鎧を身にまとうもの
歳を取っても不良のまま、改俊する気がない(爆)

余計な弁解や愛想笑いをしないから
周りからは白い目で見られるだけ(笑)の話だと

甲斐さんが音楽一筋に打ち込んでおられる姿を評されてます

確かに、甲斐バンド時代の甲斐さんを表すのに
『永遠の不良少年』とか『真面目な不良』という言葉が
よく使われていたようですが(笑)

甲斐さんご自身も
歌詞についてのインタビューで…

歌には『精神的不良性』が必要なんじゃないかと思ってる
単なる詩情だけじゃない、ある種の暴力は絶対必要だと思う
と話されてます

20代の甲斐さんは
当時の甲斐バンドファンのことを話される時

『学生服を腕まくりしたヤツ』や
『一張羅の皮ジャンを着たヤロー』

『駅のトイレで着替えて化粧した女子高生』
そんなヤツばかりだとおっしゃってたという(笑)

都会に住んでる奴等より
田舎の少年少女の方が悶々としてるはずだから…と
人口1万人の町にもツアーで廻られ

『愛しいクソッタレども』『愛すべき不良少年たち』に捧げると
歌ってくれることもよくあったらしい(笑)

アルバム『100万$ナイト』に添えられた
『FOR LONELY HEROINES & BROKEN HEROES』

(さみしがりやのヒロインと打ちひしがれたヒーロー達へ…)
というコピーは、当時の奥さんの拠り所だったそうだ

甲斐さんご自身も『問題児』『反逆児』と呼ばれ
マスコミに叩かれたことがあったけど(苦笑)

甲斐さんを『生意気だ』
『理屈っぽい』とおっしゃる方がいる一方で

例えば、伊丹由宇さんは
『えらくツッパッた生意気なヤツだろう』と思ったら

ニコッと『驚くほど魅力的な笑顔』で現れ(笑)
予想は見事に外れたと言われ

秋本治さんは
最初は、ファイターのように激しい人だと思った
でも、数少ない信用できる人で
本質的には優しい

とても素直で、周りの人に判らないように気を遣っている
攻撃的に思われているけど
本当はセンシブルで暖かい人なんですと評されてるし

前出の樋口さんは
彼の態度は実に爽やかで、飾らない人柄が滲み出ている
飾らないというより飾れない人柄なんだろうとおっしゃってます(笑)

今は、頑なな鎧を脱ぎ捨て
もっとしなやかに、したたかになられた甲斐さん

でも、やっぱり不良は卒業されてませんよね(笑)

余談ですが、奥さんによると…

その昔に放送された『赤い殺意』という
赤座美代子さん主演のサスペンスドラマ(笑)

不良少年たちが部屋にタムロしているシーンで
一人の少年がラジカセのスイッチを入れると
流れて来たのは【野獣】だったそうだ(笑)

『ええっ!?』と驚いたけど
結構長く流れていたらしく(笑)
新手のプロモーションかと思ったんだとか…(爆)
コメント (2)
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