ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

特別試聴会後編その3

2014-04-03 21:49:55 | 日記
さて、続いては…
曲の凄さに?レコーディング中
電源が落ちたという【100万$ナイト】

【100万$ナイト】といえば、ミラーボールですよね♪
前島さんは初めてこの曲を聞かれた時
身体が震えて涙が出そうになり
物も言わずに帰られたという

照明のイメージは、曲を聞いた時にだいたい決まるそうだけど
『ミラーボールしかない』と心底思われたのは
長いキャリアの中でも2曲だけなんだとか…

(ちなみに、もう1曲は沢田研二さんの【ある青春】だそうです)

この曲は、1979年の武道館ライブのアルバムタイトルにもなっていますが

この年は、武道館ラッシュと言われたほど
ニューミュージック系(苦笑)のアーティストが
こぞって武道館でライブを行ったんですよね

当時は、照明にレーザー光線を採り入れるのが流行していたようだけど
甲斐さんは、他の会場でのライブとは違う
特別なことはしないとおっしゃったそうだ

逆に言えば、どんな地方の小さな町にも
武道館と同じ機材を持って行かれてたということですね

甲斐バンドのツアーで、会場によって
フルバンドとアコギが混在したツアーがありましたけど

甲斐さんいわく…
要は、ミラーボールが吊れるか?吊れないか?(笑)

でも結局、大分県でのライブ以外は
フルバンドとあまり変わらない内容になったらしい(笑)

奥さんによると…

箱根芦ノ湖畔のライブの際に
ミラーボールが登場したのにも驚いたけど

30周年の武道館ライブが終わって、外に出た時
ミラーボールが光ってたことにビックリしたという

『さっきまでステージで回ってたのに、早っ!?(笑)』

この前島さんのサプライズに
皆さん写真撮影をなさっていたそうだ♪

それはさておき…
『傷ついたダンサーは…』や
『真夜中にふと襲う…』等々

この曲には、奥さんの胸をかきむしるような歌詞が溢れてるらしい

中でも『二人だけの誓いをもう一度だけ口にして
祈る言葉はありはしない』というフレーズは

同棲なさっていた頃の甲斐さんが
インタビューで話されていた言葉…

女の人に対する思いというのは
最後は祈りみたいなもんだと思うんです

いくら沢山の言葉を投げつけて
説明しても納得させようとしても
出来ないものは出来ないでしょ
だから俺は祈るわけね、信じたいから…

に直結するようで(苦笑)
本当に胸が痛くなるらしい(汗)


試聴会後編のラスト曲【この夜にさよなら】

甲斐さんは、この曲がファン投票1位になって驚かれたそうですが

甲斐バンドのライブでは、いつも最後を飾る
【100万$ナイト】をラストにする気になれなくて

『洗われる感じがあった方がいいかな』と
この曲を後に並べられたという

『この夜にさよなら』して昼の世界に飛び出した
記念すべきアルバムのタイトルチューンですが

当時のマネージャーだった武石さんは、この頃のことを
『HEROで爆発する前の一番エネルギーが貯えられていた時期』
とおっしゃったそうだ

ライブの動員数が増えて
『4日徹夜しないとチケットが取れない』とか
『会場が汚れ、床が下がるバンド』と言われていたらしいんだけど

今回の会報に掲載されているライブ写真を見ると
若かりし日の甲斐さんの足元に紙テープの残骸が…(苦笑)

サンケイホールのオケピが落ちて
出入り禁止になった(笑)のもこの頃でしょうか?

それはともかく…

このアルバムは、最も短時間のレコーディングで発表されたようだけど

それ以来、オープニングは【きんぽうげ】
本編ラストの【氷のくちびる】【ポップコーンをほおばって】の
ラインナップが定着したという

【最後の夜汽車】を書かれた甲斐さんが
『もうこれ以上書けない』とおっしゃったと知ってから

奥さんは【8日目の朝】の歌詞や
【この夜にさよなら】の中の
『この世にさよなら』というフレーズが
辛くて仕方がなかったらしい(苦笑)

いまだにオリジナル・メンバーにこだわっているのも
この頃の甲斐さんが忘れられないからかも知れない
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする