夏木スタイルその７

夏木さんいわく…

ロックン・ローラーのお金の使い方に
すごく興味あったりするんだよね、このチーム(笑)
(と、スタッフの方々を手で示され)

甲斐さんはどういう無駄遣いをしてるの？(笑)

甲斐さんは…ザ・フーのキース・ムーンがＳ・マックイーンの隣に住んでいて

ある日、マックイーン邸のプールに
真っ赤なスポーツカーでドーンと飛び込んだ話をされ(笑)

キース・ムーンが酔っ払って
『どうしても飛び込みたい』と言ったのが
イチバン理想的なお金の使い方かな(爆)

犬の散歩して、ジムに行って
５時半頃に開きたてのバーのカウンターに座って
一杯飲みたくないですか？(笑)

この業界入る時からずっと飲んで暮らしたかったんで
免許持たないって最初から決めてました(笑)

夏木さんいわく…免許持ってないの？
それはそれでステキね！人頼みで(爆)

今後、甲斐バンド・甲斐よしひろは
どんな風に年を重ねていくの？と夏木さん

甲斐さんは…キャリアが長くなると
自分をがんじがらめにしてるようなものがなくなる

それがなくなると緊張感を生まなくなるのが怖い
出来てたことが出来なくなるのが一番哀しい

質は変えて行って良いけど
熱は同じように持ってないとダメじゃないかと…

すると夏木さんいわく…
やることがいっぱい増えちゃうじゃない？(笑)

甲斐さんによると…

若い時は『質』を選びたいと思っていても
何にでも興味や好奇心があるから『量』を抱え込む

それを削って無駄を省く時に
研ぎ澄まされた良い音、良い歌、良い作品になっていく

同じスタイルじゃないし、同じ色じゃないんだけど
出来てたことは相変わらず出来ていたい…そうだ(笑)

夏木さんが『なるべく持ち物は少なくしたい』と言われると
甲斐さんも『僕も一緒です、同じです』

甲斐さんは、20代後半から
10年続くものを買わないとダメだなと思って
カシミアを買うようになったんだとか…(笑)

良いものを着たり、食べたりするようになると
ワルイものがすぐに判るという甲斐さん

若い頃の甲斐さんは
美味しいものを食べた時に美味しいと思えるように
普段は普通のものを食べてるとおっしゃってたらしい(笑)

人づきあいにしても
若い頃は人づきあいが下手…というか
わざと不器用になさっていたそうだ(笑)

甲斐さんいわく…
ナントカ縛りって、自分の中でテーマがあったんで
誰とでも仲良くなるのは避けたいなと思ってた(笑)

ご自分を開放して、色んな人とつきあった方が良いなと思われたのは
バンドを解散なさったこととも関係があるんだとか…

夏木さんが…沢山の人とおつきあいして、60歳くらいになると
ご自分にとって『質の良い』方が周りに残ってるとおっしゃったら

甲斐さんは、この番組の中で一番数多く
『そうそう』『そうです』『そうそうそう』と相槌を打たれ(爆)

説明しなくて済む(笑)
説明しなくちゃいけない時って大変ですよ(笑)

40代には『ナンでイチイチ説明しないといけないんだろう』と
思っておられたらしい(笑)

夏木さんいわく…
でも、説明はして欲しい！
どんなに忙しくても、女はね(笑)
わかんないから、どんなに好きでも…

甲斐さんは大爆笑しながら
『ああ、なるほど！わかる、わかる、そうですね』(笑)

番組のＨＰにアップされている写真と同じ
カウンターを背に立つツーショットに

夏木さん直筆のメッセージ…
『イメージを持って40年間走り続けている甲斐さん 素敵です』
…が添えられてました♪

照和の【風の中の火のように】が流れて番組終了…

ボクはお二人と同年代で
個人的にはとても面白い内容でした！

この番組では過去に１度
総集編として未公開シーンを放送したようなので

もしまたその機会があったら
是非見てみたいんですけど
甲斐友さんにお願いできるかな？(笑)