柳は川岸や湖畔に生えるものが多く、芽吹きの姿が美しい花材。
その長い枝が水に入り、水を潜ってもう一度水面にあらわれる姿を生けます。
正式には柳の中でも猫柳を用いますが
今回稽古で使った柳は猫柳よりも野趣な感じの枝ぶり
(豪州柳というそうですが調べても詳しいことはわかりませんでした)
蟹の花留めを使って水潜りの枝をとりました。
お華の扱いは季節を少しだけ先を歩いています。
水ぬるむ春の景色を想い生け眺める時間
こういう四季のこころを感じることができるところが
お華 嵯峨御流 を学ぶ楽しさのひとつでもあります。
「柳の水潜り」というのは嵯峨御流だけのものなのですか?
池坊にもあるのかなぁ?(あったら習ってみたいです♪)
春待ち遠しいこの時季にするお稽古が一番、
ガーデナーにとって、
楽しく、ウキウキするものなのかも知れませんね。
暖冬とはいえ、早く花の季節が来ないかな!
この柳 生けてもう2週間になるの。
この写真は活けた直後のものだけど
今は窓からの暖かい陽射しもあって
まとっていた固い殻を脱いだふわふわの綿毛がほんわかと温かそうなのよ
同時に若草色した葉も芽吹いてきて
まさしく春だなあっていう感じ^^
池坊のことはよくわからないけど
この蟹は正式な使い方ではないと思うの。
花留めとして作られたものかどうかも…
でもこれを見た小さい子なんかも 「あッ 蟹がいる!」なんて
面白がってくれていたそうなの。
蟹冥利につきる(笑)
DIY頑張ってるのね
ますます春が愉しみだね^^