半日陰で地下茎やムカゴでどんどん増える丈夫な花ですが
花生けには水揚げが難しいものとひとつ、なかなかうまく水揚げできません。
先日入手した「野草をいける」著者工藤和彦に
「まず針のようなもので茎の半分位の深さに縦に細かい割りを三筋いれ
節のところは丁寧に扱って花だけ出して全部深水に養う。
葉によく水が揚ったら切り口を熱した塩水に浸し
濡れた葉が乾くまで浅水で養い振動させないようにいける」 とありました。
この話の展開からいってみごと成功。。。といいたいところですが
>葉によく水が揚ったら切り口を熱した塩水に浸し
この段階まで行った後映画を観に行きまして
帰ってみたら葉は乾燥しきってヒリヒリに。。。(がくっ)
ここに活けた写真のものは切り口を焼いて深水で養ったもの
2日ほどはなんとかもってくれましたが。。。
ネットで水揚げ方法を検索しているうちに初めて知ったこと
シュウカイドウには雌花と雄花があるんですね。
今まで全く気づいていませんでした
写真の花は雄花
雌花は雄花よりやや遅れて垂れ下がったような姿で咲きます。
トクサも花屋さんでもとめるものはしっかりした太い一本立ちのものがほとんどですが
このように枝分かれしたものも風情があっていいものだと思います。
カニクサが絡まった、というのがいいです。カニクサに青虫がいて、キャーってことありません?
放っておくといろんな所に絡みついて大変なことになってしまうけど
私もこの草大好きです。
青虫は。。。
庭の至るところにいろんな青虫がいるのでもう慣れっこなったけど
さすがにヒヨドリジョウゴにいたあのでっかいヤツは
ぎょっ!でした。