こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

たかが37ページに3日間

2010年02月05日 20時08分28秒 | Weblog
来週の水曜日に栃木県那須へいって、「最近の米品種の需要動向」の話をすることになっているので、その資料作りを水曜日からしていたのだが、思った以上に苦戦してしまって、たった37ページの資料に3日間もかかってしまった。

消費地の現状、栃木米の現状については、全体の1/3程度のボリュームだし、明らかなことなので、1時間もかからず作ってしまったのだが、産地が考えているブランド化のイメージに問題があって、その先のブランド化の実効性と可能性、県オリジナル品種の将来性等についても、あわせて問題となってしまったため、悩みに悩んで、二進も三進も行かなくなって、3日もかかってしまったのだ。

それぞれの考え方があるので、産地が考えているブランド化のイメージについて、あんまり悪口はいえないのだが、正直、この考え方では将来が無いように思えるのだが。

それも含めて、産地では話をしてみよう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北魚沼は勉強してきたようだ

2010年02月04日 05時04分36秒 | Weblog
月曜日に、初めて北魚沼から15名の米関係者が訪ねてきた。

自分の店に来るまでに、ある程度スズノブの考え方を周りの人から聞いていたようだし、現在取り扱っていない理由や、北魚沼に対して怒っている理由なども聞いていたようだ。

だから話は早くて、訪ねてきた直後から、挨拶もろくにしないまま、新潟米の現状、ブランド力がなくなってしまったこと、生産地の考え方の甘さ、消費地の勉強不足、情報を得る人を間違えていること、得ている情報が偏っていること、品質が悪いこと、米粒が小さいこと、甘味が足りないこと等を、時間の限界まで説明し続けた。

その中で、北魚沼としてのブランド化の考え方などを聞いていたのだが、事前に調べてきたのか、自分が提案しているブランド化計画「SPR:Suzunobu Project Rice」に沿った計画となっていたため、自分としてはブランド化していくにあたって参加しやすく、その場で直ぐに販売計画も見えた。

しかし、この考え方は、求めている到達地点が高いため、このままでは実行不可能。
そのため、まだまだ密に計画を練らなければならない。

でも本当に、北魚沼がこのブランド化をしていくというのなら、自分としては直ぐにでも販売を復活させても良いと思っているし、今販売している南魚沼・十日町の販売を今期で中止して、全てを北魚沼に振り替えてしまっても良いと思っている。

そうすると、取扱量は最低でも400俵にはなるし、品質が安定してくれれば、往年の取扱量の3桁まで伸ばすことが出来るだろう。

でも全てはこれから。
北魚沼が本当にやる気があるかだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

精米プラントを分解掃除

2010年02月03日 23時59分59秒 | Weblog
火曜日の夕方に、一番大事な精米プラントが故障してしまった。
しかし、夕方ということもあったので、その日の修理を諦め、水曜日の朝、いつもよりも1時間早く従業員も集まってもらって、分解修理をした。

今回の故障の原因は、精米部から糠タンクまでの間に、糠が溜まってしまったことだということは判っていた。
よって、糠が出始める一番最最初の、精米部から分解を始めたのだが、「今まで良く動いていた」と感心してしまうほどの酷さだった。

直径10センチのパイプの中は、糠で半分埋まってしまっていたし、直径30センチの大パイプですら1/3が埋まってしまっていた。
そんな状態だったため、当然、糠を送るためのファンの内部にも、糠はベッタリと張り付いてしまって、その糠がファンの羽で削れているという状態だったし、その先にある7メートルのパイプの中も、糠で埋め尽くされてしまっていた。

こんな状態だったから、当然、全てのパイプを外して、さらにバラバラに分解して、張り付いている糠を、様々な道具を駆使して削ぎ落としていった。

糠を取るためにかかった時間だけで3時間。
分解してしまったものを、元に戻すのに1時間半。
したがって、午前中は店内作業は1つも出来なかった。

ここまで酷かったのだから、当然試運転してみたら、精米機の音から違うし、驚いたのは、糠が送られているサラサラという音までも聞こえることだった。

やっぱり一定期間たったら、掃除はしなければ。
こんなに酷くなると、掃除だけでも大騒ぎになってしまうから。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もう雪ダルマがあった

2010年02月02日 01時42分34秒 | Weblog
夜食を買おうと外へ出たら、なんと斜め前の「もつ鍋屋」の入り口に、70センチほどの高さの雪ダルマが出来ていた。

なんという素早さ。

驚いたぁぁ。呆れ返ったぁぁぁ
感動したぁぁぁぁ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりの雪道運転

2010年02月02日 01時18分39秒 | Weblog
 20時過ぎから降り出した雪が、思った以上に積もってきてしまったので、「これ以上積もると、ノーマルタイヤでは走れなくなる」と判断して、23時過ぎに玉川島屋への納品をすることにした。

判断は若干遅かったようで、既に駐車場から車を出すもの厳しくなってしまっていた。
なので、タイヤが通りそうなところを、先に靴で踏み潰して固めて、それからゆっくりとスタートさせて、なんとか道路までは移動することが出来た。

後は、青森県と北海道にいたときの、雪道での走り方を思い出しながら、バス通りまで移動して、それからも、坂道などがある裏道や道幅の狭い近道を使用しないで、目黒通りと環状8号線を通ることにして、なんとか玉川島屋まで無事に着くことが出来た。

その間に、スリップしてカードレールにぶつかっている車を3台見て、さらに追突事故を起こしているのを2箇所見てしまった。

無理だって、既に3センチ以上積もってしまっているのだから、オートドライブで走ろうとか、遅い車を追い抜こうとか、後輪が滑っているのにアクセルを踏んだりしちゃ。
自分から事故にあいに行くようなものだって・・・

そんな自分でも怖かったのが、お米を降ろしてしまって、空っぽになって軽くなってしまった車で、家まで帰るとき。

車が軽くなっているため、2速発進しようとしても後輪が滑ってしまうので、滑り始めたと思ったらアクセルを緩め、また少しだけ踏み込んで、またまた滑り始めたら、再びアクセルを緩めてを繰り返して、徐々に加速を続けて、なんとか走れるまでに速度を上げ、信号が赤になることがわかっている場所では、信号機のかなり手前から惰性で車を走らせ続けて、なるべく止まらないようにしながら、やっと家まで戻ってくることが出来た。

でも車庫にバックで入れなければならないのだが、車庫の手前の段差のところで、雪のために後輪がスリップしてしまい、なかなか入れることが出来ずなくて、これには本当に参ってしまった。

明日は杉並区や新宿区に納品があるのだが、これでは車を出すことは不可能。
飲食店には朝一番で、納品日の変更などをお願いしなければ。

本当に、都心は雪に弱いな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ついに北魚沼が来る

2010年02月01日 09時01分30秒 | Weblog
今まで一度も店に訪ねてきたことが無い、新潟県北魚沼が、今日始めて上京してくる。
それも15名という大人数で・・・

新潟県魚沼米の現状は、そこまで悪化しているということだ。

10時半過ぎに来る事になってといるので、たぶん今頃は、新幹線に乗って東京へ向かっている頃だろう。

自分の店では、長い間、北魚沼コシヒカリと魚沼コシヒカリの2本立てとなっていたのだが、1年以上前に、北魚沼コシヒカリの販売を中止してしまっている。

その原因は、品質の悪さ。

米粒は小さいし揃っていないし、青米・シラタ米・被害粒も入ってしまっていた。
だから、当然食べると、余分なベタベタ感が出てしまうし、お釜の中のご飯は、上側と下側で炊き上がりが違ってしまう。

こんな米が、高い値段で売れるはずが無い。
自分としても、売ることが苦痛だったので、販売を中止してしまったのだ。

今日、その北魚沼が来るのである。

言いたいことは、アルプスの山よりも高く、沢山あるのだが、そんなことは今回別にして、北魚沼が訪ねてきた本当の理由を、まず聞いてみようと思う。

北魚沼がピンチになっていることは既に耳に入っている。

だから、どこまで現状を把握して、どこまで分析しているのか。
それを踏まえて、何を考えているのか。
そして、何をしたいのか。

まずは聞いてみようと思う。

そして、復活することは出来るのか。
それを話し合ってみようと思っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米穀業界の2月は、どうなの?

2010年02月01日 08時27分26秒 | Weblog
早くも、今日から2月となってしまった。が、米穀業界の現状は、相変わらずのようだ。

自分の店としては、1月中頃の悪い状況からは、1歩1歩と立ち直ってきているのだが、昨年と比べると、その勢いは弱い。

でも、来店される人たちが、お米選びを楽しんでくれていて、ご飯好きになってくれる人が、確実に多くなっているのは、嬉しい限りだ。

さぁ。今月からは、どうしようか。
何を楽しんでもらおうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする