こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

トップとしてのプライドだな

2010年02月10日 05時31分17秒 | Weblog
この前15名という大人数で訪問してきた「北魚沼」から、昨日、販売戦略のメールが届いた。

その販売戦略のメールには、添付資料が3つ付いてたので確認してみたところ、その一つ一つの真剣さと、緻密さと、レベルの高さに驚かされた。

今までも、「これはすごい」という販売戦略は、いくつかあった。
しかし、最初の段階で、ここまで戦略を具体化しているものは無かった。

自分としては、この販売戦略を実行するには、産地として相当の覚悟が要るし、実行してからも、色々な部分で厳しいだろうと感じるのだが、日本最大のブランドである「魚沼」という重荷を背負っている産地としては、ここまで徹底しなければならないのも真実なので、この考え方を了承することにした。

北魚沼が選んだ道は厳しいと思う。
しかし、この販売戦略で「魚沼」というブランドが復活できたら、全ての産地に衝撃を与えることが出来るだろう。

色々と新潟に対しても、魚沼に対しても文句を言い続けていた自分だが、この戦略で実行するなら、真正面から付き合っても良いと感じたので、さきほど返信メールに、北魚沼コシヒカリの店頭販売の復活を、産地に伝えた。
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初年度としては、良すぎる結果

2010年02月10日 05時10分25秒 | Weblog
月曜日に高知県で、昨年から始まった高知県長岡郡本山町のブランド米「土佐 天空の郷」についての説明をしてきた。

「土佐 天空の郷」のブランド化は、同じ時期にスタートをしている他県のブランド化と比較しても、初年度としては、内容、行動力、完成度において、1つ以上前を進んでいることは明らかである。

だから、高知県で話をするために資料を作成しているときに見つけた「盲点」を、残したままの状態で、2年目となる今年も進んでしまっても、本当は良い。
それでも、他県よりは先に進めていけると考えられるからである。

しかし、「盲点」を見付けてしまったからには、やはり解消していったほうが、今年もスピートを落とさずにすむし、より確実なブランド米になることが出来るので、その説明をしてきた。

しかし、この「盲点」の解消は難しい。
なぜなら、新規に立ち上がったブランド米のため、解消させるためのデータが足りないからだ。
他県のデータを使用して出来ないこともないのだが、やはりこのブランド米には、このブランド米のデータを使用することが最良なので、今言える範囲で、今考えられる方法で、今を戦っていくしかないだろう。
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両極端なメールが届く

2010年02月10日 00時35分22秒 | Weblog
高知県から帰っては来て、直ぐにメールをチェックしたかったのだが、それどころでは無かったので、ようやくメールチェックが出来たのが昼食のとき。

そのときの大量のメールの中に、両極端な考え方のメールがあって、「これが産地の現実なんだ」と、むなしく思ってしまった。

1つのメールは、「こんなことが、実際に可能なのか」と言いたくなる程に、ブランド化についての緻密な計画が書いてあった。
しかし、もう1つのメールは、「そんな考え方で、将来があるのか」と言いたくなる内容だった。

ともに産地としての考え方なので、仕方が無いことなのだが、この差は大きすぎる。
自分と連絡を取り合っている産地でも、現実はこうなのだから、連絡を取り合っていない産地は、どうなっているのだろう。
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