こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

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北魚沼は勉強してきたようだ

2010年02月04日 05時04分36秒 | Weblog
月曜日に、初めて北魚沼から15名の米関係者が訪ねてきた。

自分の店に来るまでに、ある程度スズノブの考え方を周りの人から聞いていたようだし、現在取り扱っていない理由や、北魚沼に対して怒っている理由なども聞いていたようだ。

だから話は早くて、訪ねてきた直後から、挨拶もろくにしないまま、新潟米の現状、ブランド力がなくなってしまったこと、生産地の考え方の甘さ、消費地の勉強不足、情報を得る人を間違えていること、得ている情報が偏っていること、品質が悪いこと、米粒が小さいこと、甘味が足りないこと等を、時間の限界まで説明し続けた。

その中で、北魚沼としてのブランド化の考え方などを聞いていたのだが、事前に調べてきたのか、自分が提案しているブランド化計画「SPR:Suzunobu Project Rice」に沿った計画となっていたため、自分としてはブランド化していくにあたって参加しやすく、その場で直ぐに販売計画も見えた。

しかし、この考え方は、求めている到達地点が高いため、このままでは実行不可能。
そのため、まだまだ密に計画を練らなければならない。

でも本当に、北魚沼がこのブランド化をしていくというのなら、自分としては直ぐにでも販売を復活させても良いと思っているし、今販売している南魚沼・十日町の販売を今期で中止して、全てを北魚沼に振り替えてしまっても良いと思っている。

そうすると、取扱量は最低でも400俵にはなるし、品質が安定してくれれば、往年の取扱量の3桁まで伸ばすことが出来るだろう。

でも全てはこれから。
北魚沼が本当にやる気があるかだ。
コメント
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