こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

再精米でお米が蘇えります(研ぎ方)

2013年05月30日 17時27分21秒 | Weblog
Facebookスズノブの投稿したものと同文。

精米してから日数がたってしまったり、上手な保管が出来ていない場合、お米を研いだだけでは、炊きあがったご飯から、ヌカの臭いがしていたり、炊きあがったご飯に艶が無かったり、硬く炊けてしまったり、ご飯に味が出なかったり、口の中で粉っぽく感じてしまったりする場合があります。
これでは、なかなかご飯が美味しいと感じないので、食が進みません。

「だったら、一生懸命に研げば、美味しくなるのでは・・・」と考え、ほとんどの人が、研ぎ方を強くしてしまったり、時間をかけ過ぎてしまい、今度はお米が割れてしまう、糊になってしまうなど、さらに酷い炊きあがりとなってしまうことがあります。

しかしそれでは、「精米してから時間がたったお米については、美味しさが出ないのを諦め無ければならないのでしょうか。
実は、お米を再精米することが出来れはば、お米の美味しさを蘇らせることが出来ます。
(完全には無理ですが、明らかに違いは出ると思います)

古くなってしまったお米の美味しさを蘇らす方法として、次のやりかたを伝授します。

1.金網のザルに、古くなってしまったりしたお米を入れます。
2.お米を水に濡らしたりしないで、そのままの状態で、米の表面を一皮むくように、米粒を網目に擦り付けるようなイメージで、ザラザラと音がするぐらいの力加減とスピードで、70回程度、かき回します。
3.後は、普通の研ぎ方をしてください 。

これは簡易的ではありますが、古くなったお米を蘇らせる、家庭用での「再精米」という方法です。
簡易的と言っている理由としては、米屋が実際に使用している本格的な精米機などを使用しているわけでもありませんし、家庭にある金網のザルを利用して、人の手で精米することから、「再精米」というには、完成度がやや悪くなってしまうからです。

ただ、やらないよりは、確実に美味しさが戻ってきますので、試してみてください
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