東京新聞 2014年6月2日(月)08:10に「「八ッ場」周辺のイヌワシ、クマタカ 繁殖・巣立ちの減少 原因きちんと解明を」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
八ッ場(やんば)ダム(長野原町)の建設予定地周辺で、絶滅のおそれがあるイヌワシ(天然記念物)やクマタカが生息している現状を考える学習会が1日、前橋市の県庁昭和庁舎で開かれた。 (伊藤弘喜)
市民団体「八ッ場あしたの会」の主催。
自然保護組織「NPO法人ラムサールネットワーク日本」の花輪伸一共同代表が講師を務め、四十人が参加した。
花輪さんは、あしたの会の情報公開請求を受けて国土交通省が開示した猛禽(もうきん)類の調査報告書(二〇一二年)の問題点を追及。
ダム予定地周辺でみられるイヌワシやクマタカに関して、「繁殖や巣立ちが近年うまくいっていない原因を調べていない。黒塗りが多く、正しい調査がなされたかもわからない」と苦言を呈した。
イヌワシは一九九四年以降、巣立ちが二シーズンのみしか確認されていないことを挙げ、「原因をきちんと解明して、保護対策を実行しないと」と花輪さん。
クマタカも二〇〇九年以降、巣立ち率が大幅に減少していると指摘し、「報告書は意識的に問題点を隠している」と批判した。
土地に執着する猛禽類の習性に触れ、「工事が行われてもストレスを抱えながら残り、将来の繁殖に影響が表れる可能性がある」とも話した。
というもの。
良く記事にしてくれたと思う。
これは八ッ場ダムだけに限ったことでない。
山間地に大規模工事を持ち込めば、確実に起こる事実である。
だから当然、計画している国や工事関係者は、このことには絶対に触れない。
一度でも触れてしまったら、工事が出来なくなっしまうし、環境を守り続けるために、毎年莫大な予算が必要となるからである。
10年以内には、イヌワシもクマタカも絶滅危惧種となるのだろう。
保護するためには、朱鷺と同じだけ予算が必要となるかもしれない。
内容は以下の通り
八ッ場(やんば)ダム(長野原町)の建設予定地周辺で、絶滅のおそれがあるイヌワシ(天然記念物)やクマタカが生息している現状を考える学習会が1日、前橋市の県庁昭和庁舎で開かれた。 (伊藤弘喜)
市民団体「八ッ場あしたの会」の主催。
自然保護組織「NPO法人ラムサールネットワーク日本」の花輪伸一共同代表が講師を務め、四十人が参加した。
花輪さんは、あしたの会の情報公開請求を受けて国土交通省が開示した猛禽(もうきん)類の調査報告書(二〇一二年)の問題点を追及。
ダム予定地周辺でみられるイヌワシやクマタカに関して、「繁殖や巣立ちが近年うまくいっていない原因を調べていない。黒塗りが多く、正しい調査がなされたかもわからない」と苦言を呈した。
イヌワシは一九九四年以降、巣立ちが二シーズンのみしか確認されていないことを挙げ、「原因をきちんと解明して、保護対策を実行しないと」と花輪さん。
クマタカも二〇〇九年以降、巣立ち率が大幅に減少していると指摘し、「報告書は意識的に問題点を隠している」と批判した。
土地に執着する猛禽類の習性に触れ、「工事が行われてもストレスを抱えながら残り、将来の繁殖に影響が表れる可能性がある」とも話した。
というもの。
良く記事にしてくれたと思う。
これは八ッ場ダムだけに限ったことでない。
山間地に大規模工事を持ち込めば、確実に起こる事実である。
だから当然、計画している国や工事関係者は、このことには絶対に触れない。
一度でも触れてしまったら、工事が出来なくなっしまうし、環境を守り続けるために、毎年莫大な予算が必要となるからである。
10年以内には、イヌワシもクマタカも絶滅危惧種となるのだろう。
保護するためには、朱鷺と同じだけ予算が必要となるかもしれない。