ミサキちゃんが亡くなった時、家族はだれも来なかった、彼女はソープランドで働いていた、中学を卒業して就職、そして、この職業を選択、稼いだお金は妹と弟の学費になった、
「なにも そこまですることはないのに」
「・・・」
「じぶんがしあわせになるためにつかうべきだよ」
「いいの」
「バカだ バカだ おまえはバカだ」
「ふふふ ありがとう」
みさきちゃんは足が不自由、
「ひょこたん ひょこたん」
ひきずっていた、つらい思いをしたんだろう。
家族からのメイルは、
「おコツは 宅急便で送ってください」