スタバのコーヒー、
「うまいんだろうか」
これが分からない、
一口目、
「うん」
二口目、
「なんだこりゃあ」
三口目、
「もー いいか」
最後まで押し通す強さがない、どうしてこうか、ブレンドだからか。
それにしても、日本橋の赤木屋カフェの「本日のコーヒー」、アフリカのコーヒーだった、手渡されたカップから一口、店員が、
「酸味が つよいでしょう」
強いなんてもんじゃあない、口がひん曲がった。
赤い大地、サバンナを吹く熱い風、ヌーの黒い大群、インパラが次から次へとジャンプ、マントヒヒの赤と青のケツ、ヒポポタマスがシリをプルプルプルン、「パオーン パオーン」象がハダシで駆けていく・・・
「これが コーヒーか」
5時間ほど、口がしびれていた、どうにもこうにも、こういうのを飲むと、スタバが飲めなくなる。