国会議員の秘書をしたのだが、高知県選出、毎日、地元の陳情団と対面しなければならなかった、
「ゴミ処理場建設の反対」
近くに造られてはこまる、それで東京までやって来ていた、
「トウキョウの水は カルキくさい」
さらに、
「電車の前の席のオンナ プ〜ン」
「・・・」
「あれは あのビョーキだ まちがいない」
「あれって なんだい」
「あれは あれだ」
「だから なんだい」
「ふふふ 言わぬが花のサカモト・リョーマ」
「・・・」
「バ・イ・ド・ク」
100年前は、どうだったろう、
司馬遼太郎の「竜馬は行く」は、「あやしい」
いまでも、こうなのだから、
「あんなのであるはずがない」
当時、ある作家、
「司馬は ウソをつく名人だ」
ここでも、百鬼夜行のようだ。
さて、陳情団のグループの後ろの大柄のオトコ、広い肩幅・厚い胸、大きなアタマ、そう、
「インド人だ」
黒潮に乗ってやってきたのか、
「紀州の海岸地帯も 同じ条件だろう」