小結の逸ノ城が3連勝、あぶなげがない、幕内に入った時は200キロのカラダで大カツヤク、そのうち手口をおぼえられ、スッテン・コロリン、スモウは体力だけでは勝てない、そこで、親方は、
「体幹を強くしよう」
さまざまのトレーニングをしたが、イチバン役に立ったのが、なんと、
「四股(しこ)だったんです」
数百年・千数百年の伝統には意味があった。
さて、国家の体幹は何だろう、やはり「官僚組織」、この国は、これによって、国力を養い、世界2位・3位の国を育成した。
古代の律令国家においては、中国系渡来人の尽力によって出発し、あの巨大な帝国の圧力と恐喝をはねのけ、この国の独立と繁栄をものにしたのではなかったか。