The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

台湾・朝鮮・南洋諸島 下

2015-04-26 05:53:09 | 世界経済
                
 上の写真は、1947年の2・28事件のシーン、おそらく台北だろう、台湾全土で、こういうことが起きた、数珠つなぎの台湾人が海に放りこまれ、
 「花蓮(ふぁーれん)の港が 真っ赤になった」
           
 ところで、台湾は親日的であると言われている、本当は、どうか、聞いてみたことがある、
 「それでは 日本時代の方が 良かったんではありませんか」
 本省人のAさん、目をつぶり、1・2・3・4・・・やがて、しぼりだすように、
 「なぐった人間には なぐられた者のいたみは わからないでしょう」

 よくぞ、答えてくれた、まだ、早稲田の学生で、世間や人生の深さ・複雑さ・恐ろしさが分かっていなかった、それを、一人前の大人として応対してくれたのだ、なにごとも単純ではない、言うに言われぬ思いがあるものだ、まだ、お元気だろうか。

 日本が撤退した後、大陸から蒋介石の軍隊が上陸、当初は。同胞が来てくれた・お兄さんたちが来てくれたと大歓迎、だが、彼らがやったことは、公共施設の接収と勝手な運用、兵士は平気でぬすみをはたらき、おんなをを襲う者が出る、そこで、台湾人は、
 「イヌは帰ったが ブタが来た」
 イヌは日本人で、ブタは大陸からの連中・・・

 ちょっとしたキッカケで、一斉蜂起、台湾人からすれば独立運動になるのかもしれないが、当時は、それだけの意識があったかどうか、蒋介石側からすると、反乱であり暴動、これが、1947年の2月28日の「2・28事件」、どれだけ殺されたかは不明、というのは、あの事件で死にました、すると、
 「おまえは 仲間だな」

 そこで、病気で亡くなりました、事故で死にました、今は旅行中です・・・これは、あの天安門事件と同じパターンであり、ロシア情報部の分析では、3000人ぐらい死んだのではないか、だが、天安門で死んだと言うと、
 「おまえも 一味なんだな」
 政権が引っくり返らなければ正確な人数は分からないだろう。

 ところで、台湾人の多くは、対岸の福建省からの移住者、彼らなら、漢民族の、こうした手口を知っていたはずだ、彼らのⅮNAに刻み込まれている、それが、どうしたことだろう。

 中国の4000年5000年の歴史とは、こうしたことの連続であり、数十数百の種族や民族が殲滅されてきたのだ、彼らには、それが当然であり、これっぽっちの罪の意識もない、
 「王化に 染らず」

 その現在進行形が、チベットにウィグル、正義と人道の国・アメリカは見て見ぬふり、「アメリカの正義は アメリカの利益になる正義」、10年毎の戦争で不景気を吹っ飛ばす、そろそろ始めるか、なんとも、やりきれない。

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