The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

50年目の真実 春

2019-04-22 09:51:51 | 世界経済

 少年時代の一時期を過ごした大寺に、中年の男性が滞在していた、学徒動員で出征して、なんとか帰ってきたのだが、すっかり、
 「生きる気力を喪失していた」
 大寺の住職・御前(ごぜん)さまとは、どんな関係だったのか。

 8月の下旬、御前さまが、子供たちの書き損じた半紙を広げていた、
 「のびやかで新鮮なライン これは この時期だけだな」
 「道元や空海も およばない」

 そして、かたわらの葡萄の木を指さし、
 「来年は 実をつけるでしょう」
 「マコト君にも あげようね」

 その後、多くの宗教者にめぐりあったが、
 「このヒトが イチバンではなかったか」

 山奥の寺で一生を過ごした法華の行者、やっと。
 「わかった」

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。