The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

クロドンの2枚のシタ 3

2021-09-05 09:05:14 | 世界経済
 宗務庁のカネが不明、
 「あいつじゃあないかな」
 本人は、
 「かえすの わすれたんだなあー」
   上下に カネのゆくえをたずぬれば
       まっくろくろの 二枚じた 
 
 そのクロドン、ホラドンを、
 「どんなもんかねえー」
 
 なにか言いそうだ、
 「学問もあり体験もある しかし 老婆心が欠けている」
 「・・・」
 「いざとなると サッと身をかわす」
 「要領がいいんですか」
 
 「そう かつて原田祖岳と沢木講堂が ぶつかった 教団がまっぷたつにわれた」
 それは、わたしも知っていた、
 「その時 あいつは どっちについたと思う」
 「原田老師でしょう」
 「ところがギッチョン ちがった」
 
 あの大学の前身、禅林と言われていた頃、原田が井戸端で水を浴びていた、学生のホラドンを見て、
 「君も浴びたまえ」
 「はい」
 
 そんな関係と聞いている、
 「つまり あいつはうまいんだ」
 「えっ」
 「なんにもしてくれないよ」
 そうかもしれない、
 「どうだい おれの弟子にならないか 寺の一つくらい斡旋・あっせん できるぞ」
 「かんがえておきます」
 
 どうにも油断がならない。