20年ほど前のこと、友人との待ち合わせまでの時間がたくさんあったので、ひとりで街なかのカフェに入りました。
これが大きな間違いのもとでした。
店員はいるのに、そして何度も私と視線を合わせるのに、席について10分以上経っても注文を取りに来ないのです。
頭に来た私はついに
「ねぇ、ちょっと! 一体いつになったら私はコーヒーが飲めるのよ!!」
立ち上がって大きな声で叫びました。みんなびっくりしてシーンとなりました。
店員さんは格別に驚きもせずしら~っとした顔で言いました。
「お客様、当店はセルフサービスでございます。入り口でお好きなものをご注文して戴いてからお座りください」
えっ、喫茶店なのに、なんで自分でやらなければならないの?
純喫茶世代の私は、カフェという新時代のコーヒーショップの情報に全く無知だったのです。
私の怒りは矛先を失い、ただ赤っ恥をかいただけ。脱兎のごとくその場を去ったのは言うまでもありません。
以来カフェが大嫌いになりましたが、今思えば、私のような客への対応のマニュアルもなかったところをみると、カフェの方もまだ発展途上。客もお店も未成熟な時代ではありました。
今はもうどこのカフェも、サービスやマナーの完璧を目指して徹底しています。
先日ショッピングモールに出かけた時
「スタバ・レッスンも兼ねて、コーヒーでも飲むことにするか。」
珍しくオットーが言いました。
彼もまた純喫茶世代。私と同じくカフェが苦手な人種です。
お金を払っているのに立ったまま待たされ、自分で後片付けまでしなければならないシステムには多いに疑問を抱いています。
しかし時代の波に乗るためには、それもまた必要であるとどこかで身をもって知ったのかもしれません。
レジでみんなに迷惑をかけないために、先ず注文するコーヒーを決めてから並ぼうと、少し離れた場所でメニューを読み上げていたのですが、全部舌を噛みそうな名前ばっかりです。
「普通のコーヒーはどこにあるの?」
お洒落な名前の飲み物ばかりで、普通のコーヒーを探すことも出来ません。
すると店員さんがやってきて、実にさりげなく上手に私たちを誘導してくれました。
おそらく新人高齢者対象のマニュアルのようなものがあるのだと思います。
ちょっと特別待遇。おかげで苦労せずに美味しいコーヒーを戴くことが出来ました。
飲み終わって帰ろうとした時も店員さんがすぐやってきて、食器やゴミの片付けを手伝ってくれました。
セルフサービスを謳ってはいても例外があることは認められているようです(我らは例外だった?)
列を乱さず粛粛と順番を待ち、難しい横文字の商品名をスラスラと言い、訊かれる前に店内で飲むことやホットであるかアイスであるかやサイズや容器を指示し・・・と、本当は私たち、全部自分たちだけでスタバ・レッスンをやりたかったのですが。
でもご親切、身に染みてありがたかったです。
マクドナルドのお店にもまだ行ったことがありません。
美味しいのかしら?
味に疑問と偏見がありますが、マクドナルド・レッスンもしなければならないと思っています。
何のためにって?
それはおひとりさまの老後を生き抜くためです。
今後すべての飲食店がセルフサービスになるかもしれませんもの。
どのようなシステムにも対応出来る柔軟な精神を養っておかなければならないと考えているわけです。
ところで中国語仲間の超熟マダムのひとりが言っていたことなのですが・・・
何を注文したら良いか判らない時は『本日のオススメは何ですか?』と訊けばよいそうです。
なるほど、これはよいことを教わりました。
これが大きな間違いのもとでした。
店員はいるのに、そして何度も私と視線を合わせるのに、席について10分以上経っても注文を取りに来ないのです。
頭に来た私はついに
「ねぇ、ちょっと! 一体いつになったら私はコーヒーが飲めるのよ!!」
立ち上がって大きな声で叫びました。みんなびっくりしてシーンとなりました。
店員さんは格別に驚きもせずしら~っとした顔で言いました。
「お客様、当店はセルフサービスでございます。入り口でお好きなものをご注文して戴いてからお座りください」
えっ、喫茶店なのに、なんで自分でやらなければならないの?
純喫茶世代の私は、カフェという新時代のコーヒーショップの情報に全く無知だったのです。
私の怒りは矛先を失い、ただ赤っ恥をかいただけ。脱兎のごとくその場を去ったのは言うまでもありません。
以来カフェが大嫌いになりましたが、今思えば、私のような客への対応のマニュアルもなかったところをみると、カフェの方もまだ発展途上。客もお店も未成熟な時代ではありました。
今はもうどこのカフェも、サービスやマナーの完璧を目指して徹底しています。
先日ショッピングモールに出かけた時
「スタバ・レッスンも兼ねて、コーヒーでも飲むことにするか。」
珍しくオットーが言いました。
彼もまた純喫茶世代。私と同じくカフェが苦手な人種です。
お金を払っているのに立ったまま待たされ、自分で後片付けまでしなければならないシステムには多いに疑問を抱いています。
しかし時代の波に乗るためには、それもまた必要であるとどこかで身をもって知ったのかもしれません。
レジでみんなに迷惑をかけないために、先ず注文するコーヒーを決めてから並ぼうと、少し離れた場所でメニューを読み上げていたのですが、全部舌を噛みそうな名前ばっかりです。
「普通のコーヒーはどこにあるの?」
お洒落な名前の飲み物ばかりで、普通のコーヒーを探すことも出来ません。
すると店員さんがやってきて、実にさりげなく上手に私たちを誘導してくれました。
おそらく新人高齢者対象のマニュアルのようなものがあるのだと思います。
ちょっと特別待遇。おかげで苦労せずに美味しいコーヒーを戴くことが出来ました。
飲み終わって帰ろうとした時も店員さんがすぐやってきて、食器やゴミの片付けを手伝ってくれました。
セルフサービスを謳ってはいても例外があることは認められているようです(我らは例外だった?)
列を乱さず粛粛と順番を待ち、難しい横文字の商品名をスラスラと言い、訊かれる前に店内で飲むことやホットであるかアイスであるかやサイズや容器を指示し・・・と、本当は私たち、全部自分たちだけでスタバ・レッスンをやりたかったのですが。
でもご親切、身に染みてありがたかったです。
マクドナルドのお店にもまだ行ったことがありません。
美味しいのかしら?
味に疑問と偏見がありますが、マクドナルド・レッスンもしなければならないと思っています。
何のためにって?
それはおひとりさまの老後を生き抜くためです。
今後すべての飲食店がセルフサービスになるかもしれませんもの。
どのようなシステムにも対応出来る柔軟な精神を養っておかなければならないと考えているわけです。
ところで中国語仲間の超熟マダムのひとりが言っていたことなのですが・・・
何を注文したら良いか判らない時は『本日のオススメは何ですか?』と訊けばよいそうです。
なるほど、これはよいことを教わりました。
おひとりさまの老後。私も考えます。
いまは二人で外食したり、コーヒーを飲みに行ったりしますが、ひとりになったら・・・
まあ、その時はその時。何とかなるわと思っていますが、柔軟な心だけは養っておかなければなりませんね。
横文字が多くて、ろれつが回らず上手に言えないような気がして入れません。
レジ前に置いてあるメニューからこれと、これって指さしして注文します・・・あはは~困ったもんですね(^^)
いえ、この店員さんからは悪意を感じました。
わざと無視して私を刺激していたのかもしれません。
悔しいけれど、結局私はこの店員さんの期待通りのアクションをしたことになりますね(笑)
おひとりさまの老後を考えたら、今のおふたりさまの暮らしがいかに貴重なものであるか・・・
特に女性に頼りがちな男性は己のことをもっと知るべきですよね。
「おふたりさまの老後」をテーマにした本(by三田誠広)があるので読んでみようかと思います。
例えばショッピングモールのフードコート、いつなるのかと気になる電話みたいなもの持たされて・・・
あれってイヤですよねぇ。緊張しちゃう。
お茶やお水もセルフなら後片付けもセルフ。家で食べる方が気楽かも。
ところでカフェに行くと、カフェラテだのカプチーノだのエスプレッソだのってありますがそれって何なのですか?
そんなことも覚えなくてはコーヒーを楽しめないのかしら。
昔は黙って「コーヒー」と言うだけで、美味しいコーヒーが出て来たのにね。
まぁ、ラテだのマキアージュだの頼むことは無いのですが
それはいったい何なん?と思うメニューは多々あります…
都会ではドトールとかスタバがすごく混雑しているのには驚きます。
盛岡のような地方都市では、カフェはいつもゆったりのんびりした贅沢な時間が流れています。
店員さんが親切なのは空いているからなのかもしれませんね。
私も盛岡で練習してから東京でのデビューを考えています(笑)
nihaoさんにそういうこと言われるとなんだかホッとします(笑)
バスに乗るのに緊張したり、カフェやMacのレッスンに勤しみ、フードコートのバイブレータに怯えるnihaoさん。これが、笑いを取るためのジョークでないとすれば、笑ってはいけないから申し訳ないのですが、大変面白い(笑)
メニューを自分でセレクト出来なければ「おすすめは何?」と一言聴くのは、知識を必要とせず、自分の欲しいものを手に入れる素晴らしい解決法ですね。緊張の主客転倒で、店員がありったけの知識で、説明してくれるのを聴けば良い。名案です。
私がカフェが苦手なのは、これらの訳の分からない気取った(?)言葉です。
これらはフランス語なのでしょうか?それともイタリア語?
以前娘が、コーヒー好きな私たち夫婦のために、エスプレッソ・マシーンを買ってきてくれたのです。
エスプレッソというのはコーヒーの抽出方法らしいのですが、カフェ嫌いの私はどうも苦手で・・・とここまで書きながらふと気がつきました。
我がブログ名はなんと「blog-cafe」じゃないですか(笑)
文句ばかり言っていないで、もう少しコーヒーのこと勉強しなければなりませんね。
ひとりでは入れません。。。
今日も、友人と、戸惑いつつ注文しました。
ストローはどこ?フォークはどこ?
これって自分で片付けるんだよね?
などと、ボソボソ。。。
戸惑いつつ。。。
でも、こうして少しづつ慣れていかなくちゃね、
きっと、こうゆうお店が増えていくだろうから。。。