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マダムnihaoのフレッシュ搾りたてブログ。お気軽にお立ち寄りください。

毛虫皮膚炎

2008-09-06 11:00:05 | Weblog
 これは我が家の裏庭の一画。





 まことに野趣溢れるハーブ園!.....ならば、どんなにいいだろう。
実は繁るにまかせた雑草畑。

 『雑草という名の植物はない』とは昭和天皇の名言だ。
なるほど正式の名があるというのに、いつもひとくくりにされて疎まれる植物には哀れを覚えないでもない。
そう言えば私も、久しく名前で呼ばれたことなどない。
           『おばさんという名の女はいない』 (by nihao)
               
 しかし今さら雑草の名前を知ったところで、これ以上大きく育てる訳にはもういかない。
突っ掛けで歩くのも大変になってきたので草取りが急務となった。

 何が苦手と言ったって、草取りほど苦手なものはない私。
特に数年前、草取りをしていて『毛虫皮膚炎』に罹って以来、ますます草取りが嫌いになった。

 毒蛾の毛虫一匹には、目に見えない50万本から600万本の毒針があって、危険を感じると空中へ大量に発射して身を守る。
それに触れると皮膚に強いかゆみを伴う派手な皮膚炎になるのだ。
その痒みたるものは筆舌に尽くしがたい。
売薬を使って一人でこっそり治療出来るような種類の皮膚炎ではない。
私の場合は超混雑している皮膚科に通い、1週間も注射の治療を受けてやっと痒みがおさまった。

 今年盛岡市では蛾の大発生という珍事が起きたので、ますます草取りが恐くなって庭は荒れ放題となってしまった。
なんとかしなければ!
いや『毛虫皮膚炎』の発症が終息するまで待つべきだろう。

 ......と、私は今年もすべてを毛虫のせいにして草取りを怠ける。 



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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (京こまめ)
2008-09-06 12:38:57
「毛虫皮膚炎」という症状だったのかしら。痒いのは辛いですよね。
私も以前、庭の椿の葉に茶毒蛾がびっしりくっついていて腕や首を刺され
皮膚科のお世話になったことあります。その時無防備だったのを悔い改め、
今ではどんなに暑い日でも長袖、長ズボン、軍手にアミ付きの帽子で出動しております。
今日もこのスタイルで我が菜園の草取りに行って参りました。しかし死ぬ、死ぬ。一時間が限界です。
夏は草と毒虫との戦いでございますね。気が抜けませんことよ。
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毛虫・・・ (すずめ)
2008-09-06 14:16:22
毛虫皮膚炎というのがあるんですか。。。
聞くだけでも痒くなりそうですね。
私も完全防備で汗ダクでやっています。
ようやく雑草の成長も夏ほどではなくなり、ほっとしてるところです。
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老人と家 (名作風) (燃える闘魂)
2008-09-06 14:49:34
>『おばさんという名の女はいない』 (by nihao)

老人ホームだったか介護施設だったか、呼ばれても返事も反応もしなかった老女が、「おばあちゃん」と呼ぶのをやめて「○○さん」と言ったらキチンと返事をした、という話を聞いたことがあります。

ちょっとずれますが、私も通っている病院で看護婦さんたちが老人に対し、まるで園児に話しかけるような口調なのが大変に気になり、「丁寧・親切と子ども扱いは違うと思う」と、「他人事でおせっかいですが」と事務に抗議したことがあります。


私はもうずっと東京圏でマンション住まい。娘は小学校の頃、「誕生日のプレゼントは?」と聞くと ①犬 ②妹 ③一戸建て と無茶を言い、「生き物と不動産は無理だ!」と応じたことがあります。
しかしこういう話を伺うと、「持たざる者の幸せ」を感じます。「負け惜しみ」とも言いますが。
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こまめさんへ (nihao)
2008-09-06 16:35:18
「毛虫皮膚炎」とか「毒蛾皮膚炎」とか言うそうですよ。
そうそう、椿や山茶花の木は要注意。
あの24時間攻撃の猛烈な痒みと痛み、病院に行って治療してもらうしかないですね。
完全武装して庭仕事するしかないけれど、毛虫の毒針は風に乗って舞うから、家の中にいても罹ることはあるんですって!
あら、困ったわ!
どこにいても罹るのなら、草取りしなければならないですね。
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すずめさんへ (nihao)
2008-09-06 16:42:05
花粉症と同じように、体質によって罹る人と罹らない人がいるんでしょうね。
通常の痒みとは全く違うから、いやでも病院に足が向きますよ。
猫の額ほどの庭なのに、こんなに草ぼうぼうで恥ずかしいです。
早く秋になって.....全部枯れてほしい。
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燃える闘魂さんへ (nihao)
2008-09-06 16:55:04
正式の名前を呼ばなかったり、幼児語で話しかけたりする介護施設や病院は失格だと私も思います。
最近は介護の理念がかなり徹底されています。
姑が若い介護士さんたちから、いつも親しみを込めて名前で呼ばれているのを聞くと、私はいつも嬉しくなったり羨ましくなったりしたものでした。

>「持たざる者の幸せ」
はいはい、私は草取りと雪かきの季節になると高層マンションの住人に憧れます。
これを......
「持てる者の憂鬱」とでも言うのでしょうか(笑)
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>「持てる者の憂鬱」 (燃える闘魂)
2008-09-06 17:29:02
「世の中は 金と女が敵(かたき)なり
         どうか敵に 巡り合いたい」

まあ、「無い物ねだり」とも言いますが。
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Unknown (HUZU)
2008-09-06 22:01:58
<世の中にお母さんと言う妻はいない> by huzu

と同じでしょうか?今年は雑草の勢いが素晴らしい事。かまうことなく、労わることなく、踏まれても、途中で折られても、邪魔にされても逞しく育つんですね。時々眺めては、この根性に脱帽して今となっては庭の主になっています.
あとは、自然に枯れるまで生かしてあげます・・・只のめんどくさがりやの呟きでした。
毛虫ってそんなに毒針があったんですね。
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Unknown (風の又三郎)
2008-09-07 19:57:11
毛虫のかぶれは確かに大変です
毛虫は攻撃してくる相手が痒い、痒いと
怯んで騒いでる間に逃げるんでしょうね

生き延びるための生物の本能と知恵は大したもの
ですが、以前から思っていたのは蚊が血を
吸うときにどうして余計なことをするんだろう
と不思議に思ってました

蚊は血を吸うときに蟻酸を出して相手を
痒くするもんだから、一生懸命血を吸ってる
最中に「痒い!」と気づかれてバシッ!と
叩き潰されてしまうわけで、どうして
そおっと刺して、そおっと血を吸い出して
そおっと逃げないのかと不思議に思ったりもします(^^)


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Unknown (HUZU)
2008-09-07 21:10:21
何故かコメントが消えてしまいました。失礼!
あんまり毛虫って気にした事ありませんでしたが、皮膚の弱い方にとっては、すごい皮膚炎になるんですね。娘は蚊にさされただけでものすごく腫れ上がって、病院通いするほどひどくなりますので、虫に関して過剰すぎるほどの防御しますが、今まで私はそんな思いをしたことはありません。虫も食わない位頑丈な肌にしてくれた親に感謝です(^^)
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