なんだか...あほらしいやら馬鹿らしいやらやりきれないやらで、ちょっと落ち込んでいたここ一週間。
記事にするのも迷っているが、いや、書いた方が気が紛れるだろうか?
先週木曜日に某協会から中国人留学生の短期ホームスティの依頼に関するメールが届き、土曜日に本人と会った。
彼女の話によると、来年日本の大学院を受験するために来日し、現在市内の専門学校で日本語を学んでいると言う。
しかし専門学校でも宿舎の方でも外国人ばかりの環境で、なかなか日本語が上達しない。
そう簡単には日本人の友達もできないし、ロシア人やアメリカ人留学生たちとは日本語で会話をしているが、みんな日本語が下手だし、間違った日本語を覚えてしまうのではないかと不安になるらしい。
日本の家庭で暮らしながら日本語と日本文化と、そして日本で生活するための礼儀作法を身につけたいと言う殊勝な現代っ子だった。
私はひと目で気に入ったし彼女の希望にそって応援してあげたいと思った。
中国では英米文学を専攻してきたそうで、彼女の口からシェイクスピアやディケンズなどの作家の名前が出てきたところも気に入った理由だ。
4歳の頃からずっとピアノを習ってきたが、日本に来てからは一度も弾いていないと言うので、我が家にピアノがあると教えたらとても喜んだ。
「私への要求(要望のこと?)は何かありますか?」
と訊ねてきたので、私は三つの条件を提示した。
「一緒に朝ご飯を食べること、時々私に中国語を教えること、昼食は作らないので自分で用意すること。」
本当はもっとあるのだが、我が子も出来ないことを他国の若者に要望することは無理だと思って言葉を呑んだ。
連休が終わってから開始しようかと考えていたら
「月曜日からお願いします!」となにやらとても急いでいる彼女。
準備期間が二日しかない。
二階は散らかっていて滅茶苦茶だし、これは掃除を急がなければ大変だ。
来日した中国人が一様に驚き感心するのは、日本人が整理整頓・清潔を旨として暮らしていること。
我が家だけが例外になって恥をかいてはいけないと、腰が痛くなるほど頑張って家中を磨き上げホームスティの環境を作り上げた。
そして駆け足でやってきた月曜日。
夫が帰宅したらすぐ迎えに行けるようにと歓迎の夕食の準備も整った頃
「今日学校で指を怪我しました。延期してくれますか?」
と突然彼女から電話が入った。
そして私は思い出した...中国人は平気で約束を破る!
民間外交レベルですらこんなにショックなのに、企業間や国家間レベルの約束なら、どれほど重要な問題が発生することであろう。
残念ながらその後彼女からの電話はない。
今まで何人かの中国人と、お茶会やお食事会の約束をしたことがある。
実は、一度として約束が守られたことがない。 一度もだ!!
仲間たちがみんな集まりすっかり準備が終了した頃、必ずドタキャンの電話が入る。
むしろ約束をうっかり忘れてくれていた方がこちらの傷は浅いというものだ。
しかし今回のホームスティの件は、お茶会や食事会の約束とはちょっと違うのでは?
怪我をしたと言うことが本当であれば、これは確かに仕方がない。
信じたいという気持ちと信じられないという気持ちが交錯して、信じられない気持ちが勝つ自分がまた嫌になる。
彼女に出した条件の四つ目に「約束を守ること」を加えなかったことが今となっては悔やまれる。
記事にするのも迷っているが、いや、書いた方が気が紛れるだろうか?
先週木曜日に某協会から中国人留学生の短期ホームスティの依頼に関するメールが届き、土曜日に本人と会った。
彼女の話によると、来年日本の大学院を受験するために来日し、現在市内の専門学校で日本語を学んでいると言う。
しかし専門学校でも宿舎の方でも外国人ばかりの環境で、なかなか日本語が上達しない。
そう簡単には日本人の友達もできないし、ロシア人やアメリカ人留学生たちとは日本語で会話をしているが、みんな日本語が下手だし、間違った日本語を覚えてしまうのではないかと不安になるらしい。
日本の家庭で暮らしながら日本語と日本文化と、そして日本で生活するための礼儀作法を身につけたいと言う殊勝な現代っ子だった。
私はひと目で気に入ったし彼女の希望にそって応援してあげたいと思った。
中国では英米文学を専攻してきたそうで、彼女の口からシェイクスピアやディケンズなどの作家の名前が出てきたところも気に入った理由だ。
4歳の頃からずっとピアノを習ってきたが、日本に来てからは一度も弾いていないと言うので、我が家にピアノがあると教えたらとても喜んだ。
「私への要求(要望のこと?)は何かありますか?」
と訊ねてきたので、私は三つの条件を提示した。
「一緒に朝ご飯を食べること、時々私に中国語を教えること、昼食は作らないので自分で用意すること。」
本当はもっとあるのだが、我が子も出来ないことを他国の若者に要望することは無理だと思って言葉を呑んだ。
連休が終わってから開始しようかと考えていたら
「月曜日からお願いします!」となにやらとても急いでいる彼女。
準備期間が二日しかない。
二階は散らかっていて滅茶苦茶だし、これは掃除を急がなければ大変だ。
来日した中国人が一様に驚き感心するのは、日本人が整理整頓・清潔を旨として暮らしていること。
我が家だけが例外になって恥をかいてはいけないと、腰が痛くなるほど頑張って家中を磨き上げホームスティの環境を作り上げた。
そして駆け足でやってきた月曜日。
夫が帰宅したらすぐ迎えに行けるようにと歓迎の夕食の準備も整った頃
「今日学校で指を怪我しました。延期してくれますか?」
と突然彼女から電話が入った。
そして私は思い出した...中国人は平気で約束を破る!
民間外交レベルですらこんなにショックなのに、企業間や国家間レベルの約束なら、どれほど重要な問題が発生することであろう。
残念ながらその後彼女からの電話はない。
今まで何人かの中国人と、お茶会やお食事会の約束をしたことがある。
実は、一度として約束が守られたことがない。 一度もだ!!
仲間たちがみんな集まりすっかり準備が終了した頃、必ずドタキャンの電話が入る。
むしろ約束をうっかり忘れてくれていた方がこちらの傷は浅いというものだ。
しかし今回のホームスティの件は、お茶会や食事会の約束とはちょっと違うのでは?
怪我をしたと言うことが本当であれば、これは確かに仕方がない。
信じたいという気持ちと信じられないという気持ちが交錯して、信じられない気持ちが勝つ自分がまた嫌になる。
彼女に出した条件の四つ目に「約束を守ること」を加えなかったことが今となっては悔やまれる。
本当だったら哀しいですね。
某協会に詳細を問い合わせてみてはどうでしょう?
確かに中国人は約束を守らない、期限を守らない、謝らない、知的所有権を知らない、、、等々巷で言われて居ますよね。
ただ私の知っている中国人にはそう言う所が薄かったので残念なコトは無かったんですが・・・
随分急いでいたはずなのに程度によりますが指の怪我くらいで?・・・・と言う気がします。
次回、機会があったら、日時の決定後、延期、変更はキャンセルとするコトも伝えなければ…ですね。
先日のTV番組でのアメリカ人の発言その1。中国にマンホールの蓋の作成を依頼。当然、サイズも伝え、図面も渡していた。納品された製品は四角。クレームを出したら「丸いとは言わなかった」・・・・その2。秋口にバレンタイン用の商品を依頼。待てど暮らせど納品が無い。やっと来たのは夏。冬物、売れません~。。。笑い話の様ですが本当のコトだそうです。
約束を重視する日本人からみれば不可解なことです。
延期と言ってきているので、もう少し待ってから某協会に報告しようと考えています。
でも多分もう電話はかかってこないだろうな。
ビジネスならばいざしらず、善意でやっているボランティアだから、声高に抗議などできないし難しいものですね。
>日時の決定後、延期、変更はキャンセルとするコト
確かにここまで話し合うべきだった......
笑い話のような大陸的な中国ビジネス
世界から信用される仕事をするようになるまでは、まだまだ時間がかかりそうですね。
守れない約束はするな!という日本人感覚とはかなり違うものよね。
約束=守れない→うそつき、になる日本では通じないと思うけどね~?
せっかく準備万端整えたのに指先の怪我で来なかった?!
丹精込めた豪華な晩餐のご馳走はどうしました?
私も機会があったら教えてあげようと思いました。
>丹精込めた豪華な晩餐のご馳走
あはっ、そんな豪勢なものは作らなかったけれど、もちろん旦那とやけ食いよ!
ところで昨夜彼女から「5月1日から行ってよいか?」とのメールが届きました。
よほど断ろうかと思いましたが、もう一度だけチャンスをあげることにしました。
これは偶然にも、私が昨日ある人と話をしたのと同じテーマです。
正直に言うと私は中国(の政治を含む社会体制と、それからその国の人たちもどちらかと言えば)好きではありません。
まず彼らの政治については、特に外交手法については日本の政府や外務省にも、是非見習ってほしいと思う点も多く、手法としては評価する部分もとても多いですが、それでも好き嫌いから言えば「嫌い」だし、経済・ビジネスについては「オレは絶対に関わりたくない」と思います。
次に個人レベルについても、主として今回この日記に例示されているような部分をもって、やはり好きではないし「関わりたくない」という気持ちが強いです。
ただ、「嫌い」ということと「間違っている」「悪い」ということとはまったく別で、仮に私がリンゴが大好きでミカンが嫌いだとしても、その好悪の感情は私の自由だとしてもミカンにはまったく罪は無いし、私がミカンを非難することは間違っています。
「ボール遊びをしよう」ということになって、私がボールを拾い上げた瞬間に「ハンド!」と言われる場合があります。
これは、「サッカー」というゲームだったことが理由であり、その審判はまったく正しい。
でも、私はそういうゲームは嫌いなので、「それならやらない。今度野球をやるときは誘ってね」というのも自由だが、彼らのサッカーのルールを「手を使ってもよい」ことに変えることはできないし、してもいけない。
また、彼らを「野球をやろうよ」と説得することは自由だしできるかもしれないけれど、それを強制することはしてはいけないし実現も難しい。
だから私は、別の仲間を集めて野球をするし、そこに彼らが「入れて!」と遊びに来たときには、「いいけど、手を使っちゃダメだよ」と言う。
基本的にはそういうことだと思っています
だから、日本人が強制連行したのでない限り、この国で生活するのであれば「ルールは野球で」と思うし、私がアメリカで生活しているときも同様に「お邪魔してるんだから」と、腹の中で思うことはいろいろあったけれどもルールとしてはそれに従いました。嫌なら帰ってくればよいのですから。
ただ問題は、近年の「国際化社会」というやつで、野球選手とサッカー選手が、仲良く親善試合とか国益を賭けた真剣勝負をしなければならない状況になってきていること。
相撲とプロレスの異種格闘技を成立させる「真ん中へん」の妥協的ルールというのは作りようがないので、それなら「どちらにとっても新しい」アルティメット(UFC)みたいな「なんでもアリ」の総合格闘技で闘うしかないのか、という議論も生まれてくるわけで。
その中で、「でもこれだけはダメね!」という金的、噛みつき、髪の毛を引っ張る、というあたりであるはずの核兵器を、一部の選手がちらつかせるので武力の闘争ひとつをとってもルールが定まらない、そんなところなのでしょうか。
確かに昨今見聞きしている何ひとつをとっても、中国というお国柄は私たちの常識では判断出来ない部分がたくさんあります。
今やめざましい発展をとげている中国に対して、日本のマスコミもまた何かと言うと大声で中国批判を繰り返しています。
上海万博への重箱の隅をほじくるような意地悪な批判などを聞いていると、もうこれは嫉妬からくるいじめのような感じがするのは私だけなのかなあ?
日本が経済大国の道をまっしぐらに進んでいたときも、世界中からエコノミック・アニマルと罵られ嫌われ、国内的には公害垂れ流しという、今では考えられないような許されざる現象がたくさん起きていました。
毒入り餃子事件がありましたが、日本だって毒入りミルク事件がありましたし。
現在の中国は、国家的レベルは違いすぎるとは言っても、あの頃の日本と同じなのではないのかと思うのも私だけなのかなあ?
>仮に私がリンゴが大好きでミカンが嫌いだとしても......私がミカンを非難することは間違っています。
私も全く闘魂さんと同意見で、誰であれ国家やその国民性を否定することなどは出来ません。
ましてや文化も。
世界から、日本人がマグロを食べるのは野蛮だと言われ頭にきたことを、日本人は忘れてはいけないし、同じようなことを他国に言ってはいけないと思います。
彼女が言うに「中国人が使った部屋はとても汚い」
「ゴミ箱にゴミを入れるという事も出来ないようだ」
「お金を払って泊まっているのだからどのように部屋を使っても良いと思っているのだろうか」
お国柄の違いで片付けてしまうにはちょっと・・・と思う部分は確かにあるようです。
平気で約束を破る彼らに信用というものはあるのだろうか、とちょっと思いました。
そこで私も...清潔が快適な暮らしににつながることを教えてあげようと、腰が痛くなるほど頑張って掃除して待っていたのですが(笑)
中国に留学した女性が、好きな男性が出来たけれど、どうしても結婚に踏み切れなかった理由が食事の仕方(食べ方)だと言っていました。
食文化の違いは理解できても、感性が許せなかったと言っていました。
愛は何よりも強い訳ではなさそうです。
以前海外に旅行したときに現地に住む友人から聞かされたのですが
きれいな海岸で魚の餌付けをするのに食パンを持っていって、その袋を放置、残った食パンをその場に捨てる、さらには自分達が物を食べながら観光するのでそのゴミもその場に捨てる・・・
お陰で中国の団体が来ると一瞬にして汚い海岸になる・・・と・・・
そんなイメージが強かったのですが、日本に来てレストランを経営する中国の方と知り合いになってその思いも薄らいできました。
彼は日本に馴染もうと懸命に努力して、とても礼儀正しく、なかなか感じのいい青年です。
一度、アルバイトの女の子がこちらの予約をきちんと入れていなかったことがあり、日頃温厚な彼とは信じられないほど彼女を厳しく叱責し、その日の食事代はとても安くしてもらったことがあります。
そして、彼の妹さんも来日してお店を手伝うようになったのですが、彼女もまた礼儀正しく控えめな方で、とても好感が持てる方です。
以来、十把ひとからげに「中国(人)は・・・」というのは間違いかもしれないと思えるようになりました。
意識の低さというのはnihaoさんが仰るように昔の日本と同じだと思います。
高度成長の頃、世界からマナーの悪さを嘲笑われ、日本人自ら「某団体の職員旅行・・・」なんて、恥ずかしいなどと言っていたことがありましたよね。
長くなりましたけど、確かに国民性の部分は大きいかも知れないと思う気持ちも拭い去れない部分はあります。
反面、そういう人ばかりではないということも知っておかなければいけないと思います。
ただ今回のこと、私ならチャンスはあげないと思います。
入院したのならともかく、指の怪我なんて・・・
それで来られないなんてありえない!
その人に対する、はじめの嫌な感じはその後もずっとつきまとう気がします。